お金の切れ目が縁の切れ目、なんていう言葉がありますが、お金が恋人たちの関係に支障をきたす場合があります。飲み物代の150円を友達から借りた……とかならともかく、大きな金額の借金を恋人が抱えていると発覚した場合、あなたならどうしますか？　恋人に借金が発覚した場合の対応の仕方について聞いてみました。

■励ます
「まだ結婚をしているわけじゃないので、がんばって返すんだよ！　って励ます。金額とか返済期限などを聞いてしまうと、巻き込まれることにもなりそうだから。ただ、話してくれたことで、自分との関係について真剣に考えてくれているのかな、とは思います」（26歳／女性／販売）

借金をしていることについてこだわるのではなく、話してくれたことに感謝する……というのは新鮮な発想かもしれませんね。また深入りしないというのも、ベストな距離感かも？

■金額と理由による
「借金をするにはそれぞれの理由があると思う。その内容によりますかね。遊ぶ金が欲しかったとか、買い物のために……だったらすぐに別れるかも。体の調子が悪くて入院費用が払えなかったとか、親のためなら考える余地はあるかと」（25歳／男性／団体）

確かに、借金＝悪と決めつけてしまうのはよくないかもしれません。カッとせずに、まずはじっくりと話を聞いてみるところから始めてみるのが一番ですね。

■お金の使い方を管理
「付き合っていた彼女が300万の借金を抱えていることをカミングアウトしてきたことがあります。そんなそぶりは全く見せなかったので本当にびっくりしました……。毎月の返済でギリギリの生活をしているはずなのに、倹約している様子が見えない。つまり、今よりももう少し節約をすれば返せる金額も増えるのでは？　ということで、一緒に節約トレーニングをしました。それでも改善されなかったので別れましたが」（24歳／男性／販売）

一緒に節約するためのトレーニングをしてくれるなんて、なんてステキな男性なのでしょうか……！　そこまでしてくれたのに、改善されなかったのは残念です。

■返すまで見届ける
「長く付き合った人なら、全額返済するまで一緒にいる。相手の性格にもよると思いますが、恋人がいるからがんばれる、恋人が励ましてくれるから返済もできる、という場合はあるはず。返済を終えるころにはお金の使い方も変わっているかもしれないし」（26歳／女性）

返済するまで一緒にいるというのは優しさですね！　一緒にがんばることで、恋人も少しは変わってくれるといいのですが……。

借金が発覚したら即別れる！　という人が多いのかと思いきや、実はそうでもないようです。それよりも「ずっと隠されているほうが嫌」（24歳／女性／教育）という意見があるように、嘘や隠し事がNGという意見が多そう。もし、恋人には言っていない借金がある場合は、勇気を出して素直に言ってみるのが信頼関係を築く第一歩になるかもしれませんね。

（ふくだりょうこ＋プレスラボ）