中二病? 才能の目覚め? 学生時代「ポエム」を綴った経験「心が張り裂けそうで」「失恋で」 2ページ目
■自分を救うポエム
・あまり覚えていないが、切ない気持ちを夜中にポエム化していたと思う(女性/27歳/団体・公益法人・官公庁)
・学校でつらいことがあったときに、ノートに書いていた(女性/20歳未満/医療・福祉)
・書くことで楽になるから(女性/29歳/情報・IT)
・不登校で沈みがちだったとき、誰にも気持ちを伝えることができなかったので、日記帳に自分の気持ちを詩にして書いていた(女性/32歳/その他)
・弾けそうになった自分の心を何かにしなければ張り裂けそうで、とにかく心にある言葉をいっぱい書いていた(女性/32歳/運輸・倉庫)
学生時代、悲しいことやつらいことがあっても、親や友だちにも言えない……。そんなときにポエムを綴ることで、自分の気持ちが整理され、気持ちが楽になることもあるようですね。
■自己啓発ポエム
・悲しいときに詩を書いて超えた(女性/45歳/印刷・紙パルプ)
・学生時代の文集の課題で書いたことがある。たしか、将来の自分に向けてのポエムだったような気がする(女性/24歳/食品・飲料)
・中二病ど真ん中の、思い出すのも恥ずかしいポエム。なんかそういうのに憧れている時期があった(女性/27歳/金融・証券)
未来の自分に向けてノートに書くことでビジョンが明確化され、自分のすべきことがわかるってことありますよね。ただ、今になってそのノートを見返すのは少し勇気がいりそう。
いかがでしたか? 今だから言えるポエマーたちの本音。思春期は特に感傷に浸りやすいので、つらいことや切ないことを紙に書くことで、自分の気持ちを落ち着かせていたのですね。でも書いている内に自己陶酔してしまうこともあるようです。つらいことや切ないこと、いろいろなことがあった「あの頃」があってこその「今」ですよね。あなたはポエムを綴ったことがありますか?
文 吉住一茂
調査期間:2015年6月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象件数:社会人371件(ウェブログイン式)