「ウスターソース」「コーンフレーク」まるで奇跡! 失敗や偶然から生まれた発明品7選
世紀の発明や大ヒット商品の中には、「失敗や偶然がきっかけで生まれた」というものも少なくありません。例えば多くの人の命を救うことになった世界初の抗生物質「ペニシリン」。これも培養器をカビだらけにしてしまったことがきっかけで発見されました。今回は、こうした「失敗や偶然から生み出された発明・商品」を紹介します。
●「ウスターソース」
今では食卓に欠かせない調味料の一つになったウスターソース。19世紀のイギリスで、塩蔵の野菜を長期間放置してしまい、あるときそれに気づいて開封したところ、ソースができていた……というのが誕生のきっかけでした。
●「柿の種」
お酒のおつまみとしてだけでなく、お菓子としても優秀な柿の種。大正時代に小判形の金型をうっかりふんづけてしまい、いびつにゆがんでしまいました。ところがその金型であられを作ったところ、柿の種のような形になり、評判になったのだとか。
●「コーンフレーク」
海外では朝食の定番メニューの一つのコーンフレークは、パンを作るための小麦をうっかり屋外に放置してしまったことで生まれたものです。放置して乾燥し過ぎた小麦粉の生地を捨てることができず、ローラーで引き伸ばしたところ、コーンフレークができあがったのだそうです。
●「シャンパン」
シャンパンが誕生し、流行し始めたのは17世紀。当時はワインに気泡が入ることが嫌がられており、フランスのドン・ピエール・ペリニヨンという修道士も気泡が入らないワイン造りをしていました。ところが、反対に泡立つワインが完成。これが貴族の間で面白いと評判になり流行したのです。