「リポDを差し入れ」「率先して声をかける」見習いたい! 私のまわりの「気配り上手な人」
本当の意味での「気配り」というのは、なかなか難しいものです。よかれと思ってしたことが、相手にとっては余計なお世話だった、なんてパターンは意外と多いですよね。そこで今回は社会人に、周囲にいる「気配り上手な人」について聞いてみました。真の気配りとは、一体どんなものなのでしょうか?
■さりげない声かけ
・「疲れている人や機嫌の悪い人に対して、率先して声をかける人。非常勤の人がイライラした様子でタバコを吸いに行ったときに、フラッと話しかけに行き、笑いながら一緒に戻ってきたことがあった」(男性/28歳/医療・福祉)
・「疲れている人を見かけたら、話かけて元気づけてくれる人。連勤が続いて疲れていたとき、世間話につき合ってくれた。おかげで気が楽になった」(男性/22歳/食品・飲料)
ちょっとした声かけで、救われる瞬間はありますからね。これがさらりとできる人は、本当にスゴイと思います。
■自分で言っちゃう人はダメ
・「決して自分から『~してあげている』という言葉を使わずに、お世話している」(男性/40歳/学校・教育関連)
どれだけ頑張って気配りをしていても、「○○してあげる」の一言で台無しに……。
■ありがたい、仕事仲間の気配り
・「こちらが『しんどい』と思う前に、仕事の手助けを黙ってしてくれる。女性の先輩に多いような気がする。出張から帰って来て山積みの見積もり依頼にうんざり……と思ったら、全部『処理済!』と書いてあった」(男性/36歳/機械・精密機器)
・「さりげなく必要な書類を出す人。自分には関係ないのに把握していて、さっと書類を出したのを見てかっこいいと思った」(女性/22歳/医療・福祉)
こんな仲間が職場にいてくれたら……。仕事に対するモチベーションが上がりそう。
■ちょっとした差し入れがうれしい!
・「いつもお菓子を引き出しに入れていて、残業している人に差し入れしている。残業が続いて嫌になっているとき、リポビタンDの低カロリーのやつ(ここ重要)をそっと置いてくれた。うれしかったなぁ……」(女性/28歳/商社・卸)
疲れたときの栄養ドリンクや甘いものって、本当にありがたいですよね。低カロリーというのも気が利いています。
■相手に合わせた気配り
・「会社の女性社員。訪問してきた人の様子を見て、お茶、アイスコーヒー、ホットコーヒー、どれにするかを考えているらしい」(男性/30歳/学校・教育関連)
・「飲み会で飲みすぎた感じのある人に、お水などをすすめてくれる。普通の人ならお酒のおかわりを聞いてくるが、お茶やジュースを気遣ってくれた」(女性/28歳/ソフトウェア)
しっかり相手の状況を見極められる人は、真の気配り上手といえそうです。