ドラマの主人公に医者と警官が多いのはほんと? クールごとで調べてみた。
ドラマの主人公は医者と警官が多いといわれます。この二つの職業にはドラマチックなことが起こりやすいからでしょうか。確かにヒットドラマには、医者、警官絡みのものが多いように思いますよね。今回はこの二つの職業絡みのドラマが本当に多いかを調べてみました。
主人公の職業について、「2014年秋ドラマ」「2015年冬ドラマ」「2015年春ドラマ」「2015年夏ドラマ」の、ここ1年分のドラマを調べてみました(NHKの大河ドラマ、朝の連続テレビ小説、帯ドラマは除いて集計しています)。
調べた結果、ドラマの総本数129本のうち、26本で医者、警官を主人公にしていました。該当するドラマは以下の26本になります。
『64(ロクヨン)』
『DOCTORS3 最強の名医』
『Dr.倫太郎』
『MOZU Season2~幻の翼~』
『Nのために』
『SAKURA~事件を聞く女~』
『ウロボロス ~この愛こそ、正義。』
『ドS刑事』
『ドクターX ~外科医・大門未知子~』
『まっしろ』
『ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~』
『医師たちの恋愛事情』
『科捜研の女』
『京都人情捜査ファイル』
『刑事7人』
『警視庁捜査一課9係』
『警部補・杉山真太郎 吉祥寺署事件ファイル』
『婚活刑事』
『最強のふたり~京都府警 特別捜査班~』
『新・刑事吉永誠一涙の事件簿』
『相棒season13』
『探偵の探偵』
『天使と悪魔─未解決事件匿名交渉課─』
『日曜オリジナルドラマ 連続ドラマW 死の臓器』
『日曜オリジナルドラマ 連続ドラマW 予告犯―THE PAIN―』
『日曜オリジナルドラマ 連続ドラマW「悪貨」』
*……そのドラマに複数の主人公がいる場合そのうち一人でも警官がいる場合には該当するとカウントしました。また、『まっしろ』は看護師さんを主人公とするドラマですが、該当作としてカウントしています。
ですので「20.2%」が医者・警官のドラマでした。各シーズン別に見ると、以下のようになります。
●2014年秋ドラマ……医者・警官が主人公率:24.2%
●2015年冬ドラマ……医者・警官が主人公率:13.9%
●2015年春ドラマ……医者・警官が主人公率:23.1%
●2015年夏ドラマ……医者・警官が主人公率:16.7%
シーズンによって変動はありますが、医者・警官が主人公のドラマは多くても1/4を超えることはないようです。医者・警官のドラマばっかりになっても困りますものね。
(高橋モータース@dcp)