目次
防音カーテンの種類
単に防音カーテンといっても機能や効果など細かな違いがあります。まずは防音カーテンの主な種類について紹介しましょう。
ドレープカーテン
ドレープカーテンは厚手の生地で作られているカーテンのことで、防音やUVカットに向いています。
ドレープとは、ドレスなどにも使われる言葉で、布を垂らしたときにできるゆったりとした「ひだ」という意味もあるため、生地が厚手でもひだがないものはドレープカーテンに分類されません。
ドレープとは、ドレスなどにも使われる言葉で、布を垂らしたときにできるゆったりとした「ひだ」という意味もあるため、生地が厚手でもひだがないものはドレープカーテンに分類されません。
シアーカーテン
シアーカーテンは薄地で透明感があり、光が透けるカーテンのことです。レースカーテンやオーガンジーなど薄手のカーテンで、防音カーテンといわれているものは遮音性のある金属素材を編み込んであるものが一般的です。
シアーカーテン自体の防音性や吸音効果は高くありませんが、ドレープカーテンを一緒に使うことで防音効果が高まります。光を取り入れながら、少しでも防音をしたいという場合やドレープカーテンと組み合わせて防音効果を高めたい場合に使用します。
シアーカーテン自体の防音性や吸音効果は高くありませんが、ドレープカーテンを一緒に使うことで防音効果が高まります。光を取り入れながら、少しでも防音をしたいという場合やドレープカーテンと組み合わせて防音効果を高めたい場合に使用します。
シェードカーテン
シェードカーテンは、布生地を上下に上げ下げするタイプのカーテンです。ドレープカーテンやシアーカーテンとは違い、窓の周辺がすっきりとした印象になります。
ただし、窓枠の内側の採寸に合わせて設置すると両サイドに隙間ができるので、その分防音やUV対策に対する効果は落ちてしまいます。これらの効果を高めたい場合は、窓全体を覆える大きさのシェードカーテンを選ぶようにしましょう。
ただし、窓枠の内側の採寸に合わせて設置すると両サイドに隙間ができるので、その分防音やUV対策に対する効果は落ちてしまいます。これらの効果を高めたい場合は、窓全体を覆える大きさのシェードカーテンを選ぶようにしましょう。
防音カーテンを選ぶおすすめのポイント
カーテンの種類がわかったところで、実際に防音カーテンを選ぶ際のポイントを順に説明していきます。
防ぎたい騒音の種類で選ぶ
生活環境によっても、防ぎたい音は様々。
例えば近隣の家のピアノや工事などの周囲の音だけでなく、家の中の音を外に出したくないといった場合も考えられます。外からの音に効果的なのは、「遮音タイプ」といわれています。反射性のある素材を使用しているので、周囲からの音を跳ね返すことで防音します。
家の中の音が漏れるのを防ぐには「吸音タイプ」がおすすめです。こちらは、特殊な織り方の生地を使用したり、複層にすることで素材やが音を吸収し、外への音を軽減させます。
電車や工事の音など低い音は振動とともに伝わるので、防音カーテンで防ぎにくいとされていますが、遠くから聞こえてくる場合は防音カーテンでも対策が可能です。
例えば近隣の家のピアノや工事などの周囲の音だけでなく、家の中の音を外に出したくないといった場合も考えられます。外からの音に効果的なのは、「遮音タイプ」といわれています。反射性のある素材を使用しているので、周囲からの音を跳ね返すことで防音します。
家の中の音が漏れるのを防ぐには「吸音タイプ」がおすすめです。こちらは、特殊な織り方の生地を使用したり、複層にすることで素材やが音を吸収し、外への音を軽減させます。
電車や工事の音など低い音は振動とともに伝わるので、防音カーテンで防ぎにくいとされていますが、遠くから聞こえてくる場合は防音カーテンでも対策が可能です。
カーテンの重量で選ぶ
生地が薄いレースカーテンよりも、ドレープカーテンのように厚いカーテンの方が防音効果が高いといえます。そのため、カーテンの重量で選ぶことも大切です。
同じ面積でより重いカーテンの方が生地密度が高く、防音効果が期待できます。
同じ面積でより重いカーテンの方が生地密度が高く、防音効果が期待できます。
窓の大きさを考慮して選ぶ
小さい窓にドレープカーテンを選ぶと、重たい印象になり見かけが悪くなってしまいます。一方で、防音加工を施したシェードカーテンであれば、小さな窓に設置しても違和感がありませんし、すっきりした印象になります。
コーディネートのバランスを考えるのであれば、小さな窓にはシェードカーテンがおすすめです。
コーディネートのバランスを考えるのであれば、小さな窓にはシェードカーテンがおすすめです。
できるだけ実物を確認する
防音カーテンといっても、デザインも大切ですよね。ネットで購入すると生地が思っていたのと違ったり、デザインが気に入らなかったりするかもしれません。
できる限り実物を確認するようにしましょう。
できる限り実物を確認するようにしましょう。
おすすめの防音カーテン5選
実際に販売されているものの中から、おすすめの防音カーテンを紹介します。窓のサイズや部屋の雰囲気を見ながら参考にしてみてください。
見ためもバッチリ!防音・遮音加工のドレープカーテン「SHIZUKA」
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形状記憶加工がされていて、12種類のカラーから選べるドレープカーテンです。カーテンの遮音率はアラーム音50%、ジェット音80%と驚異の数字です。
水洗いもできて、かつ断熱・遮熱にも優れているカーテンなので、生活音を気にする方におすすめです。
水洗いもできて、かつ断熱・遮熱にも優れているカーテンなので、生活音を気にする方におすすめです。
特殊製法の生地で騒音対策!遮光効果も抜群な「NICETOWNカーテン」
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黒い遮光糸を三重織りにしているため、遮光効果が高く西日もしっかりカットしてくれます。それにもかかわらず光沢感があり、柔らかい肌触りを実現しています。
カーテンの隙間から多少光が漏れますが、気にならない程度でしょう。
カーテンの隙間から多少光が漏れますが、気にならない程度でしょう。
ハニカム構造が可愛い!「ハニカムスクリーン」
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ハニカムスクリーンを側面から見てみると蜂の巣のような空間があり、空気層を作っています。防音加工はされていませんが、この構造によって外部の騒音をやわらげてくれます。
見ためもおしゃれなので、女性の一人暮らしにおすすめです。
見ためもおしゃれなので、女性の一人暮らしにおすすめです。
5重構造の防音カーテン コーズ
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生地表面には吸音層を、裏面には遮音層にアクリルコーティングを施したものを2枚、計5層からなる防音カーテンです。また、窓を広く覆えるワイド仕立てなので、横からの音にも効果的です。
カラーも5色あるので、お部屋のイメージに合わせて選べるのも嬉しいポイントです。
カラーも5色あるので、お部屋のイメージに合わせて選べるのも嬉しいポイントです。
クラシックな印象がある高機能なドレープカーテン「満天カーテン」
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こちらは5層構造のドレープカーテンで、遮光率100%、アクリル樹脂加工で断熱効果も抜群です。さらに防音層も2層設けられていて、機能の高さが目立ちます。
唐草模様が織り込まれたシックな生地は色によってクラシックからラグジュアリーな雰囲気まで対応しているので、部屋の一番大きな窓に取り入れたいカーテンです。
唐草模様が織り込まれたシックな生地は色によってクラシックからラグジュアリーな雰囲気まで対応しているので、部屋の一番大きな窓に取り入れたいカーテンです。
まとめ
一人暮らしだと自分の生活音が外に響いていないか気になりますし、家の周囲で騒音が発生していると気になって眠れない人もいるでしょう。
最近では、遮光や断熱などの機能も搭載している防音カーテンが増えてきているので、ぜひ自分の要望と部屋の雰囲気に合うものを探してみてください。
最近では、遮光や断熱などの機能も搭載している防音カーテンが増えてきているので、ぜひ自分の要望と部屋の雰囲気に合うものを探してみてください。
監修:堀よりこ
Green Interior代表
毎日が忙しい人のためのメール完結するインテリアコーディネートサービス「Roomo」運営/東京都内在住のインテリアコーディネーター。大手ハウスメーカーにてお客様の住空間に関わった後、法人・個人のインテリアコーディネート業をはじめ、コラム執筆など多方面で活動。「私が幸せになれる部屋」をコンセプトに活動中。