2020年07月20日 更新

エアコンに代わる冷房って? 冷風扇や扇風機などの代用品をプロが比較解説

今回は、エアコンに代わって涼を取れる家電を、プロ家電販売員の視点でご紹介します。近年、夏の暑さは非常に厳しく、もはや冷房器具は夏の必需品です。暑い日はエアコンを全開にして過ごしたいところですが、電気代が気になったり、冷房の風が元で体調を崩してしまったりすることもあります。なにかエアコンの代わりに涼しくなれるグッズはないかお探しの方は、ぜひ参考にしてください。

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エアコンに代わる家電はある?冷風扇・冷風機・窓用エアコンの機能を比較

今回は部屋を冷やすということに主眼を置いて、冷風扇、冷風機、窓用エアコンの3つに絞って解説していきます。

冷風扇の機能とメリット・デメリット

冷風扇とは水が蒸発する際の気化熱を利用して冷風を出す器具です。扇風機のようなものに水のタンクを取り付け、フィルターを通して風とともに外に放出するのが冷風扇の仕組みです。

【メリット】
機構的には扇風機に水のタンクを取り付けただけなので、価格が手頃で電気代もかかりづらく、手軽に涼を取れるのが大きなメリットです。

【デメリット】
デメリットとしていちいち水を入れておかないといけないのは手間ですし、中の水が冷えていないと冷たい風が出てこないため、保冷剤などを入れないと出る風がぬるくなってしまうという欠点もあります。
また、水を蒸発させながら使用しているため湿度が上がってしまうのもあまり良くありません。換気をしながら使用ができるのであれば構いませんが、使用している間はどんどん湿度が上がっていくため雨の日などに使用すると部屋が蒸し暑くなってしまいます。
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冷風機の機能とメリット・デメリット

冷風機はエアコンとほぼ同じ機構を有しており、入ってきた空気を冷やして放出し、使った空気は熱と共に排出するというものになります。

【メリット】
スポットクーラー、小型クーラーなどとも呼ばれ、気軽に持ち運びができます。しくみはエアコンと同じなので、冷風が出る場所からはカラッとした心地よい風が放出されます。冷風扇に比べて気持ちの良い風が吹くのが特徴です。

【デメリット】
エアコンと同じくコンプレッサーを使用しているため、長時間の使用は電気代が高くなるのが気になるところです。また、排熱、放出するためのダクトを換気できる状況でないと、使用していても室温自体は全く変わりません。使いどころは難しいですが、上手く使用すれば非常に快適に過ごせる可能性が高い器具です。

窓用エアコンの機能とメリット・デメリット

その名の通り、窓に取り付けるエアコンです。

【メリット】
大掛かりな工事を必要としないため、アパートなどでエアコンが欲しい場合でも設置できるのが人気です。出力自体は小さくてもエアコンですから、部屋を冷やす能力という点では非常に頼りになります。

【デメリット】
電気代の心配がある点と付けっぱなしだと防犯上少し心もとない点、一人では設置ができない点などがデメリットになります。

工夫次第でパワーアップ!エアコンの代用品

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他にもまだまだ工夫とアイデア次第で涼を取れるアイテムは存在します。

扇風機+扇風機カバー

扇風機は室内に風を起こし循環させるもの。つまり、室内が高温であれば熱風をかき混ぜるだけというほとんど意味のないものになってしまいます。

しかしながら、扇風機カバーを冷凍庫で冷やしたり氷水を入れたりして使用すれば、手軽に冷風扇と同じ効果が得られます。100円ショップ等にも売っていますので、安価でお手軽に涼しい風を浴びたい場合はおすすめです。

サーキュレーター+凍らせたペットボトル

サーキュレーターは、扇風機に比べて直線的に遠くまで風を通しやすいのが特徴です。
風量も強力なため、サーキュレーターの吹き出し口の前に凍らせたペットボトルやパックに入れた氷水等をぶら下げておけば、こちらも気化熱を利用して冷風を出すことが可能です。

「冷たいものに風を当てる」というテクニックはかなり有効ですので、是非とも一度お試しください。

一人暮らしならコレ!エアコンに代わる冷房のおすすめ

先述の通り、エアコンばかり使ってられない!と言う方に、おすすめの製品を2つご紹介します。冷風機や窓用エアコンも紹介しましたが、節約しつつ一人暮らしで取り入れやすいのはやはり冷風扇です。

スリーアップ RF-T1905


7Lもの大容量タンクを備えたスリーアップの冷風扇です。

ファンが二つ付いているという珍しいタイプで、ファンの力も強いことからサーキュレーターとしての使用にも対応しています。温度を感知して自動で運転をコントロールしてくれる機能も付いており、一度セットをしておけば後はひとりでにやってくれるのも非常に嬉しいところ。

保冷タンクが付属でついてくるので、他に何も用意しなくていいのが大きなメリットです。インテリアとしても悪くないデザインですので、様々な方におすすめできます。

ショップジャパン ここひえ


本体サイズ16.8×17.3×17と非常に小さい卓上用の冷風扇です。
USBから電源を取れるため、パソコンデスクでの作業等にも活用でき、重量1.1kgと軽いため、様々な場所に持ち運んでスポットクーラーとしても使用できます。

モバイルバッテリーにも対応しているため、屋外でも使用可能なのは非常に大きなメリットです。
その他にも防カビ仕様のフィルター、低電気代等、嬉しい機能がしっかりと付いたおすすめの製品です。

まとめ

常時エアコンが使用でき、電気代も気にしないという環境であれば、エアコンは非常に便利です。しかし、少しでも節約したいという方は多いでしょう。そういった方には、今回ご紹介した方法や製品がおすすめです。電気代を抑えながら、快適に夏を乗り切ることが可能になります。少しの手間で電気代を抑える生活をしてみませんか?

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