目次
冷風機ってどんなもの?
扇風機なら知っているけど、冷風機って知らない…という方は多いかと思います。どんな電化製品で、どのように使えるのかをご説明しましょう。
冷風機とは?
冷風機は別名スポットクーラーと呼ばれており、「持ち運びが可能な冷房エアコン」と置き換えると想像しやすいでしょう。
室内機と室外機がセットになっているようなエアコンで、冷風を出す他に排熱も同時に行います。出てくる熱風を外に出さないとあまり意味がありませんが、冷風機の前方にいる人には冷たい風が吹くため有用と言えます。
ただ近年は「本体が大きく重量がある」「排気をするための場所を取るのが困難」といった理由から業務用以外では使われなくなってきています。
代わって台頭してきたのが「冷風扇」と呼ばれる冷風を出す扇風機で、冷風機という言葉でこちらを指すことも多いです。
冷風扇は水分を含んだフィルターに風を通して熱を奪い、その涼しい風を扇風機に送ります。簡単に言えば、水浸しのフィルターが付いた扇風機なので、エアコンに比べて非常に電気代が安く、手軽に涼をとることができます。
室内機と室外機がセットになっているようなエアコンで、冷風を出す他に排熱も同時に行います。出てくる熱風を外に出さないとあまり意味がありませんが、冷風機の前方にいる人には冷たい風が吹くため有用と言えます。
ただ近年は「本体が大きく重量がある」「排気をするための場所を取るのが困難」といった理由から業務用以外では使われなくなってきています。
代わって台頭してきたのが「冷風扇」と呼ばれる冷風を出す扇風機で、冷風機という言葉でこちらを指すことも多いです。
冷風扇は水分を含んだフィルターに風を通して熱を奪い、その涼しい風を扇風機に送ります。簡単に言えば、水浸しのフィルターが付いた扇風機なので、エアコンに比べて非常に電気代が安く、手軽に涼をとることができます。
冷風機はどんな人に便利?
もちろん24時間エアコンを使えれば一番涼しいのですが、どうしても電気代が気になります。アパート・マンションによってはエアコンが付いていなかったり、かなりの年代物で効率が悪かったりすることも。
そういった際に手軽に使用でき、電気代を抑えられる冷風扇は重宝します。
また、ほとんど電気代がかからない特性を利用し、エアコンと組み合わせるのも非常に有効です。部屋が広かったり2部屋あったりする場合、エアコンの風が届きにくい箇所に置くと、部屋全体をしっかり冷やせます。
そういった際に手軽に使用でき、電気代を抑えられる冷風扇は重宝します。
また、ほとんど電気代がかからない特性を利用し、エアコンと組み合わせるのも非常に有効です。部屋が広かったり2部屋あったりする場合、エアコンの風が届きにくい箇所に置くと、部屋全体をしっかり冷やせます。
冷風機を使うときのコツ
冷風機は使用中に水を蒸発させるので、閉め切った狭い部屋などでは湿度が上がり、蒸し暑くなってしまいます。冷風扇を窓際に置いて換気すると、湿度の上昇を多少抑えられます。
エアコンと組み合わせる際はエアコンを除湿運転にすることにより、冷たい風が出て部屋の湿度も上がらないという理想的な状況を作り出せます。
また、使う水は必ず冷たい水にしてください。水がぬるいと出てくる風もぬるく、ただ湿度が上がるだけの扇風機になってしまいます。氷水を入れたり保冷剤を入れたりするなどの工夫をしましょう。
エアコンと組み合わせる際はエアコンを除湿運転にすることにより、冷たい風が出て部屋の湿度も上がらないという理想的な状況を作り出せます。
また、使う水は必ず冷たい水にしてください。水がぬるいと出てくる風もぬるく、ただ湿度が上がるだけの扇風機になってしまいます。氷水を入れたり保冷剤を入れたりするなどの工夫をしましょう。
冷風機選びで見るべきポイント
あまり見たことのないものを選ぶのは難しいものです。こちらでは実際に選ぶ際に重要なポイントを取り上げます。
大きさで選ぶ
冷風機、冷風扇は様々な大きさがあり、卓上サイズのものから業務用の大きいサイズまで多岐にわたります。
前述のように冷風扇は湿度を上げてしまうため、狭い部屋に大きすぎるものを置くのはおすすめできません。使用時にあっという間に部屋の湿度が上がり、不快指数が高くなってしまいます。
自分の部屋の広さに合わせて適用畳数を確認しましょう。
前述のように冷風扇は湿度を上げてしまうため、狭い部屋に大きすぎるものを置くのはおすすめできません。使用時にあっという間に部屋の湿度が上がり、不快指数が高くなってしまいます。
自分の部屋の広さに合わせて適用畳数を確認しましょう。
出力で選ぶ
冷風扇は水を入れない場合、扇風機としても使えます。その場合、出力が低いものを選んでしまうと風力が物足りず、扇風機としてはどうしても満足できないということになりかねません。
50W以上のものであれば一人暮らしには十分な出力を発揮してくれます。使用電力量を事前に確認するようにしましょう。
50W以上のものであれば一人暮らしには十分な出力を発揮してくれます。使用電力量を事前に確認するようにしましょう。
その他の機能で選ぶ
温風機能が付いていたりリモコン操作が可能だったり細かな風量調節ができたりと、冷風扇には様々な機能があります。
冷風だけを使用するのであればそんなに機能は必要ないように感じますが、温風やリモコンなどが付いているだけでオールシーズン使用できる便利製品に早変わり。
また、細かな風量調節ができると自分に直接当たる風の量を調整できるため、長時間使用をしても体調を崩しにくくなります。細かな機能もしっかりとチェックをしておきましょう。
冷風だけを使用するのであればそんなに機能は必要ないように感じますが、温風やリモコンなどが付いているだけでオールシーズン使用できる便利製品に早変わり。
また、細かな風量調節ができると自分に直接当たる風の量を調整できるため、長時間使用をしても体調を崩しにくくなります。細かな機能もしっかりとチェックをしておきましょう。
一人暮らしならコレ!夏場を快適にするおすすめの冷風機
具体的にどのような商品があるでしょうか。一人暮らしに合ったタイプのものをいくつかご紹介します。
スリーアップ RF-T1905
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スリーアップより、ダブルファンでおしゃれな冷風機です。
温度センサーが付いているため、必要な時に必要なだけ涼風を発生させて部屋を快適にしてくれます。また、サーキュレーターファンを採用していて、部屋の空気の循環にも使用できるのも嬉しいポイント。
真夏の暑い日でも保冷タンクが付属しているため、丸ごと凍らせることにより簡単に涼を取れます。部屋のインテリアにもこだわりたいという方におすすめ。
温度センサーが付いているため、必要な時に必要なだけ涼風を発生させて部屋を快適にしてくれます。また、サーキュレーターファンを採用していて、部屋の空気の循環にも使用できるのも嬉しいポイント。
真夏の暑い日でも保冷タンクが付属しているため、丸ごと凍らせることにより簡単に涼を取れます。部屋のインテリアにもこだわりたいという方におすすめ。
ショップジャパン ここひえ
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手軽に持ち運べる小型サイズの冷風扇です。USB給電に対応しているため、PCに繋いだり屋外でモバイルバッテリーに繋いで使用したりと、使えるシーンが非常に広いのが特徴です。
棚や机の上やキッチンに置いて使用するなど、置く場所・使い道は人それぞれ。ちょっと冷風が欲しい時に最適です。
棚や机の上やキッチンに置いて使用するなど、置く場所・使い道は人それぞれ。ちょっと冷風が欲しい時に最適です。
ヒロコーポレーション HC-138DL
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コスパに優れた冷暖房式の冷風扇です。暖房にもなるため、通年使えるのが大きな魅力。
リモコン付き、オフタイマー使用可、5Lの大容量タンクが付いてお求めやすい価格というのは嬉しいですね。
リモコン付き、オフタイマー使用可、5Lの大容量タンクが付いてお求めやすい価格というのは嬉しいですね。
まとめ
冷風機と冷風扇はご紹介したとおり様々な形状や形式、大きさがあり、扇風機のようにある程度決まった形というのはありません。今回紹介したもの以外にも、部屋のインテリア、自分の使用環境、欲しい機能によって千差万別です。
電気代の節約にもなるので、上手に活用していきたい電化製品です。今回の記事を参考にして、自分の部屋に合ったベストな冷風機、冷風扇を探してみてくださいね。
電気代の節約にもなるので、上手に活用していきたい電化製品です。今回の記事を参考にして、自分の部屋に合ったベストな冷風機、冷風扇を探してみてくださいね。
プロ家電販売員 たろっさ
プロの家電販売員 兼 家電ライター。 札幌市在住。33歳。趣味はゲームと電器屋巡り。 20歳から家電量販店で働き、年間2億円、11年で25億円を売り上げた。 家電でわからないものはない家電スペシャリスト。
https://taromomo.com/