2018年10月30日 更新

初一人暮らしでのインテリア選び。上手なコーディネートの基本を解説

サイズや色、素材感など、いろいろな要素が絡み合うお部屋のコーディネート。まずはインテリアの基本を知り、快適に過ごせて、見た目も整うように上手にアレンジしましょう。一人暮らしを始めると、部屋中のものをすべて自分の好みで選べるので、どんな部屋にしようかワクワクしますね。けれど、気に入ったものを次々買っていくと、部屋の統一感がなくなってごちゃごちゃとした部屋になってしまうことがあります。自分が気に入ったアイテムに囲まれて、家族や友達が来た時にもセンスいいねを褒められる。そんなお部屋を作りませんか。

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使いやすさも見た目もどっちも大事。動線と視線を考えよう。

まずは部屋の採寸をしよう

家具などのインテリアを選ぶ際、最初にして欲しいことは採寸。部屋の長辺と短辺はもちろん、押入れやクローゼットの内寸(幅、長さ、奥行)や柱などのでっぱりがあるスペースなどをすべて採寸しておきます。

動線を意識して、使いやすい部屋にしよう

そして次に、生活に必要な家具をリストアップしましょう。白い紙に簡単な間取り図を書いて、どこに何を置くか考えてみてください。

コツは部屋内で何かするときの、動く道筋(動線)を意識することです。食器類がキッチンから離れたところにあると、何かとりに行くたびに大きく動かねばならず大変です。なるべくシンプルで短い移動距離で済むようにレイアウトしてみましょう。
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視線を意識して、スッキリした部屋にしよう

大きな家具を選ぶときは、必ず部屋の置き場所のサイズに合わせて選ぶことが大切です。広い家具売り場で見たときにはそんなに大きく感じなかった家具も、1Rや1Kなどの決して広くはない一人暮らしの部屋に入れると、思った以上に存在感があり、ときに圧迫感を与えることも。

特に背の高い家具は、圧迫感を与えやすいのでよく考えて選びましょう。また、並べて置く家具の高さや奥行を揃えると部屋がすっきり見えます。

窓やコンセント位置も忘れずに確認しよう

窓の位置やコンセントのある位置も大事。窓の近くは太陽の光と自然の風を感じられる心地よい場所です。この場所をどう使うかで、生活が変わってくるでしょう。
また、コンセントから離れている場所に家電製品の置くと延長コードが必要になります。コード類が目立つと部屋がゴチャゴチャ見えるのはもちろん、掃除もしにくくなります。

このような要素を踏まえながら、レイアウトを考えてください。部屋の間取りに合わせて家具配置のシミュレーションができるアプリもたくさん出ているので、そういったものを利用してもいいでしょう。
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インテリアに統一感を持たせる色のコーディネート術

色ごとの作用を理解しよう

部屋のイメージは、色で変わります。色の種類は大きく4つ。青系の寒色、赤系の暖色、紫や緑など寒色と暖色の間にある中性色、白や黒などの無彩色です。
暖色系の色は気持ちを明るくさせる心理作用があります。寒色系はリラックス効果があり、集中力を高めてくれるでしょう。

インテリアを構成する色の中でカーテンやラグ、ベットカバーなどの面積の大きなものは、部屋のイメージに大きな影響を与えるもの。部屋のイメージをどうしたいか考えて選びましょう。

色のバランスは70:25:5がおすすめ

色の合わせ方は、壁や床の色を基本(ベースカラー)として、アソートカラー(配合色)やアクセントカラー(強調色)を決めていきます。

アソートカラーやアクセントカラーは同系色(色相)で統一すると、部屋がスッキリとしたイメージになるはずです。ベースカラー・アソートカラー・アクセントカラーの割合は、70%・25%・5%程度がもっともバランスがいいとされています。
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明度や彩度を統一するのもひとつの手

また、Instagramなどで写真加工している人なら、明度や彩度といったトーンを意識したことがあるでしょう。トーンを統一すれば、スッキリと違和感なくまとめることができますよ。
例えばクリーム色のカーテンに淡い桜色の椅子など、同じペールトーンでコーディネートすれば女の子らしい部屋になりますね。

〇〇風はこう作る。おしゃれ部屋のポイント

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アジアン風や北欧風、和風など部屋を簡単に〇〇風にするにはどうすればいいのでしょうか。テーマ別に考えていきます。

女子に人気の北欧風の部屋を作るには

北欧風の部屋づくりは、壁や天井のホワイトをベースに温もり感のある木製の家具を配置し、明るく楽しくなるようなカラーや北欧柄のファブリック(布製品)を合わせるのがポイント。冬が長く厳しい気候で暮らす北欧の人々は、部屋で過ごす時間をとても大切にしています。

照明器具や小物も手作り感のある北欧風にこだわればなお素敵です。

リラックス度満点!アジアン風の部屋を作るには

間接照明やインセンスの香り、男子の部屋にも多いアジアン風の部屋は落ち着ける空間のイメージがあります。バンブー(竹)、ラタン(籐)など自然素材で色はダークブラウンを選び、インドネシアやバリなどの布を飾るとアジア風になるでしょう。

アジアンリゾートをイメージするのであれば、南国風の葉の大きな観葉植物(モンステラ、オーガスタ、ヤシ 等)がよく似合います。

ほっこり落ち着ける和風の部屋を作るには

和室といえば畳。ワンルームの賃貸マンションはフローリングのことが多いですが、半畳くらいのサイズの置き畳を必要な数だけ置けば一気に和風に早変わり。座布団などの小物を置けば完璧です。

フローリングのままでも、ちゃぶ台や昭和レトロな家具を置けば、和モダンな部屋になりますよ。

まとめ

インテリアを考えるのは、一人暮らしの一番の醍醐味といっていいでしょう。同じ間取りの部屋でも、インテリアを変えるだけでまるで違う部屋のようになります。

スタートと同時にすべての家具がなくても大丈夫。生活していく中で何が必要か、どこに置くかを考えながら家具を選べば、きっと納得のいくインテリアになるはずです。
監修:可原ゆう子
インテリアコーディネーターとして住宅素材やメンテナンス、掃除等に幅広い知見を持つほか、建築会社での勤務経験から不動産界隈について熟知。また、自身も“引越し魔”で、過去に10回以上の引越しを経験している。現在は知見を活かしたフリーライターとして活動中。インテリアコーディネーター資格、福祉住環境コーディネーター資格を保有。

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