2019年09月12日 更新

リビングのインテリアを格上げ! 一人暮らしの大学生にもすぐできるポイントとは?

今回は、リビングのインテリアを手軽に格上げする方法をご紹介します。一人暮らしをスタートさせると、プライベートを充実させたいと考えている方も多いでしょう。そんな時インテリアがおしゃれだと、積極的に友達を呼びたくなりますね。中でもリビングは長い時間を過ごす場所なので、外せないポイントです。

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一人暮らしでリビングはどう使う?

大学生くらいの一人暮らしに多いワンルームや1Kでは、1つの空間にリビングも寝室もあるという状態になります。
カーテンで仕切ったり、ソファなどの家具やパーティションを使って区切ったりして、「リビング的な空間」を演出しましょう。

そもそもリビングとは?

リビングは元々「drawing room」と呼ばれており、家族でくつろいで過ごすスペースのことで、客を通す場所ではありませんでした。
現在の日本では、家族でくつろぐためのスペースを「リビング」もしくは「居間」といいます。家によっては、リビングを食事スペースとしても利用することもあるでしょう。また、専用の客間が無ければ、来客をもてなす場にもなります。

リビングは自分の居心地の良さを大事に

一人暮らしの場合は特に、限られたスペースをいかにくつろげる雰囲気にするか、自分がどのようなくつろぎ方をしたいかを考えて選びましょう。
たとえば、なるべく広々とした感じがいい、ソファがないとくつろげない、映画鑑賞に浸れるようにしたい、といった希望がある場合、事前に方針を決めておくと、何となく選んだ家具のせいで後悔することを避けられます。

賃貸マンションでもできる! おしゃれなリビングインテリアのポイント

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リビングインテリアの基本! 照明にこだわる

雰囲気の良いカフェやレストランに素敵な照明が欠かせないことからも分かるように、照明はリビングの印象をガラっと変えられます。

天井にくっついた形のシーリングライトなら、広く照らしてすっきりした印象になります。吊り下げる形のペンダントライトは部分的に照らすので、ムード演出にぴったり。
クリップライトやスタンドなどの補助照明も使うと、同じ空間でも勉強をする時とくつろぐ時とで違った雰囲気にすることができます。間接照明にすることもでき、おしゃれ感がグッとアップします。

電球の色味も真っ白な昼白色から中間色や電球色までさまざまあります。くつろぎたい時は電球色を選ぶなど、作りたい部屋の雰囲気に合わせて選びましょう。
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節約したい学生も! 壁面の一部や家具をリメイクシートでアレンジ

リメイクシートは、ちょっとリフォーム気分を味わいたい時にうってつけのアイテムです。

嬉しいのは100均で手軽に買えて、バリエーションも豊富なこと。無地、ストライプ、木目調、大理石模様などがあり、家具・壁・床などのイメージチェンジが可能です。
貼って剥がせるので、手軽に試せる上、原状回復もしやすいので助かりますね。インテリアの色味を揃えて統一感を出すのも簡単です。

女子におすすめ! 壁面収納で小物類をおしゃれに陳列

一人暮らしの部屋には、一般的に収納が少なめ。リビングをかわいく演出したくても小物を飾る場所が無いことも。そんなときには、「ディアウォール」や「ラブリコ」といったDIYパーツを使って、壁面にオリジナルの棚を作ってしまいましょう。壁や天井に傷を付けずに、お気に入りの小物を収納することができます。
無印良品の「壁につけられる家具」など、多少跡が残るものの比較的原状回復しやすいものもあります。賃貸住宅の条件なども考えながら利用しましょう。


一人暮らしのリビングを広く見せるコツ

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おしゃれにインテリアを配置するのも大事ですが、広く見える・スッキリとして見えるということも同じくらい部屋づくりで重要です。狭い部屋を少しでも広く見せられるようにポイントを押さえておきましょう。

リビングを広く見せるコツその1:コンパクトな家具を選ぶ

ワンルームや1Kの部屋に大きな家具を置くと、圧迫感を感じてしまうもの。歩く場所も狭くなり、動きにくくなります。空間を広く使うために、コンパクトな家具を選ぶのがオススメです。
ソファベッドや収納付ベッド、ベッドトレイなどの2way家具も上手に利用しましょう。スペースを使い切ってしまうのではなく、余裕を持たせるのが大切です。

ただ自分のこだわりのあるものなら、ひとつくらい大きなものを置いても良いでしょう。部屋の中でそこに視線を集める効果があるので、印象的に見せたいものは大きなもので、それ以外のもののサイズを抑えるというテクニックもあります。

リビングを広く見せるコツその2:背の高い家具を入口、低い家具を置くに配置する

小さめの家具を選ぶようにしたとしても、本棚やチェストなど、ある程度背の高い家具を置く必要がある場合もあるでしょう。そんな時は、背の高い家具を入口付近に置き、低いベッドやTVボードなど背の低い家具を部屋の奥に配置するようにします。
絵画の遠近法と同様の効果が生まれ、部屋に奥行きが感じられるようになります。

リビングを広く見せるコツその3:部屋のカラーは白やベージュなどの明るい色を基調にする

ベッド・カーテン・ソファなどの大きめのインテリアは、白やベージュ、淡い水色・グリーンなど明度が高い色の家具にすることで、広くて落ち着いた雰囲気の部屋に。壁の色に近い色の家具だと、同化するので多少大きくても圧迫感が減ります。

反対にこげ茶色や黒などの濃色は存在感が強いため、部屋が狭く感じられます。大きいインテリアには濃色を避けるのが無難です。
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リビングを広く見せるコツその4:鏡の効果を利用する

室内に全身鏡を置くのも1つの方法です。全身鏡に部屋の中が映ると、部屋の奥行きを実際以上に広く見せることができます。ちょっとした視覚効果ですが、有効に活用してみると良いでしょう。

まとめ

小さめとはいえリビングのインテリアを決めると、自分の城を持ったような感じがしてうれしくなりますね。アルバイトでお金を貯めながら、自分だけのくつろぎ空間を少しずつ作り上げていきましょう。
監修:堀よりこ
Green Interior代表
毎日が忙しい人のためのメール完結するインテリアコーディネートサービス「Roomo」運営/東京都内在住のインテリアコーディネーター。大手ハウスメーカーにてお客様の住空間に関わった後、法人・個人のインテリアコーディネート業をはじめ、コラム執筆など多方面で活動。「私が幸せになれる部屋」をコンセプトに活動中。
※掲載の価格、商品スペック等は掲載時の情報です。

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