大学生に聞いてみた!憲法記念日の認知度調査(後編):憲法は“自分ごと”になっている? |Z世代のホンネ
学生の窓口では、大学生を対象に「5月3日(憲法記念日)」に関するアンケートを実施しました。 後編では、憲法が自分の生活にどれくらい関係すると感じているか、憲法について主体的に考えたり調べたりした経験があるか、そして「憲法」という言葉から思い浮かべるイメージについて、前編で見えてきた“名称や意味のあいまいさ”が、意識や距離感にどう表れているのかに注目していきます。
Q.日本国憲法は、自分の生活にどれくらい関係があると思いますか?
生活との関係については、「多少は関係があると思う」(約40%)が最も多く、「とても関係があると思う」(約32%)と合わせると、関係があると考える人は7割超に達しました。一方で、「あまり関係があるとは思わない」(約13%)や「正直、考えたことがなかった」(約15%)も、合わせて約3割を占めており、憲法を“自分ごと”として実感しにくい人も一定数いることが分かります。表現の自由、プライバシー、教育、労働など、身近なテーマと結びつけて考える機会があれば、より理解が深まっていきそうです。
Q. 憲法について、自分から考えたり調べたりしたことはありますか?
「授業で習ったときだけ考えた」が約58%で過半数を占め、「授業以外でも考えたことがある」は2割程度でした。また「名前は知っているが、考えたことはない」(約9%)と「ほとんど意識したことがない」(約12%)を合計すると約21%となり、約5人に1人は“名称止まり”または“ほぼ無関心”の状態だと言えます。憲法は生活に関わる制度ではあるものの、主体的に調べるきっかけが授業に偏っていることが、前編で見えた知識の定着不足ともつながっている可能性があります。
Q.「憲法」と聞いて、最も近いイメージはどれですか?
最も多かったのは「社会全体のルールの“土台”のような存在」(約46%)で、憲法を“枠組み”として捉える理解がある程度共有されていることが分かりました。次いで「自分の権利や自由を守るためのもの」(約28%)が続き、権利保障としてのイメージも強めです。
一方、「ニュースや政治の話題で出てくるもの」(約12%)、「学校の授業やテストで習う勉強の内容」(約7%)、「正直、はっきりとしたイメージはない」(約5%)も見られ、“生活を支えるルール”という理解と、“政治・勉強としての遠さ”が同時に存在している様子もうかがえます。なお「難しくて、自分にはあまり関係がないもの」(約2%)が少数だった点は、極端に距離を感じている人ばかりではないことを示しています。
まとめ
後編では、憲法が生活に「関係がある」と考える学生が7割を超え、憲法を社会の土台や権利保障として捉えるイメージも一定程度共有されていることが確認できました。一方で、憲法について自分から考えたり調べたりするきっかけは「授業で習ったとき」に偏っており、授業外での主体的な学習経験は2割程度にとどまっています。前編で見えた“知識のあいまいさ”を埋めていくには、ニュースの見方や身近な権利・ルールの具体例と結びつけて、日常の中で憲法を考える接点を増やすことが大切になりそうです。
アンケート概要
調査時期: 2026年4月22日~4月30日
調査対象: 学生の窓口会員
有効回答数: 202人
調査方法: インターネットログイン式アンケート
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