【赤字覚悟の勝負?】ワークマンが"本気リカバリーウェア"を3,800円で出したワケ→本当に本気だった
こんにちは。年々体の衰えを意識するオジです。最近は疲労回復やボディメンテナンスに興味津々です。そんな思いの人は多く、リカバリーウェア市場は右肩上がりとか。さらに、疲労とは無縁と思われる大学生も半数が興味ありとアンケートで答えるほど。
タイミングよく、ワークマンが25秋冬モデルでリカバリーウェアのラインアップを増やしていたので、内覧会で見てきました。
ワークマンがまたまた本気を出してきた
リカバリーウェアの市場には複数の企業が参入して、さまざまな製品があります。ただ、基本年代が高いのですよね……。例えばパジャマ上下で2万円とか。特殊な素材を使っているので仕方ないとは思うのですが、気軽に買うには勇気が要りますよね。
実際、『学生の窓口』会員向けのアンケートでも大学生たちは「価格」を気にしていました。
しかし、ワークマンのリカバリーウェア「MEDIHEAL(メディヒール)」は違うと、製品開発を担当する半田峻也さんは言います。
「リカバリーウェアと聞いて、『疲労回復するんだ、いいな、買ってみようかな』と手に取ると1万円、2万円を軽々と超える。寝間着にそんなにお金を出せない、と思うでしょう。でも私たちのリカバリーウェアは上下組で3,800円と非常に安価です」
ワークマンと言えば「安さ」の代名詞でもありますが、機能性衣類も? 本当に効果あるの? と思いますよね。でもそこは大丈夫と半田さんは太鼓判を押すのでした。
メディヒールのメカニズム
メディヒール製品のメカニズムについて、半田さんは「血行が良くなる効果があり、その結果血の巡りが非常に速くなり、体内の血液に含まれる疲労物質や乳酸を押し流して浄化してくれる。それで、疲労回復が早くなるという仕組みです」と説明します。
もう少し詳細に調べてみると、ワークマンの製品ページに以下のように記載されていました。
・身体から放出される遠赤外線を、独自の技術で繊維に練り込んだ高純度のセラミックスが輻射
・遠赤外線の血行促進作用により、疲労を回復する環境を整える
※ワークマン公式HP 「メディヒール ルーム長袖シャツ」より抜粋
ちなみに製造するのはファーストメディカルという、医療機器販売事業を手掛ける会社ですね。そして、このメディヒールは一般医療機器として認定。
これは、医薬品医療機器総合機構(PMDA)への製造販売届出が必要となり、「実際に被験者が着用して血流量が増加したという事実を証拠として試験に出さないといけないのです」と言うのです。
なお効果としては、疲労回復に加え、「血行促進」「筋肉のハリ、コリの緩和」「筋肉の疲れを軽減」もあるそうですよ。
元々メディヒールは、ワークマンの昔からのユーザーである「現場作業員」の方に向けた商品でしたが、一般層にも広めていて、この秋冬では前年の10倍の200万着を販売する計画だそう。
しかし10倍というのは、力の入れ方が違いますね。筆者を含めた一般ユーザーには手に取りやすくなるのは嬉しい話ですが!
血流が増加した!
実際にメディヒールによる血流増加のデモを会場で体験できたので、筆者も自ら試しました。指先に測定機器を着け、メディヒール製品と同じ素材の布を腕にかけたところ……
指先の毛細血管を機器で拡大すると、赤は赤血球で、白が白血球。そして血流が流れているのがモニターに映し出されます。すると、布をかけて少しすると、確かに血流の速度が速くなっているのが分かるのでした!
取材日が暑い夏日だったこともあり、元々筆者の血流は早めだったそうですが、例えば冬場だと、毛細血管自体が映らない冷え性の女性の方もいるようです。そんな人もメディヒールの効果で血管が見えるほど改善することもあるとデモ担当の方は説明します。
筆者は末端冷え性で、特に足の冷えがひどい。そこでメディヒールを使うことで改善が期待できそう。着用するだけで改善するなら気軽に試せますね。ありがたやー。
24アイテムが登場
以前から販売しているメディヒール製品ですが、今年はメンズにパイル地の「メディヒール ルームパイルロングパンツ」(1,900円)、「メディヒール ルーム長袖シャツ」(1,900円)などメンズ、ウィメンズで24アイテムと充実したラインナップで展開されます。
製品の効果は同じで、使う側の好みで選んでほしいそうです。例えば冬に静電気が起きすい人はスウェットモデル、地厚なものが好きな人はフリースモデルをという感じみたいです。
学生の方で普段着もカジュアルなスタイルが多いなら、室内着と兼用で使うのもアリでしょうね!
安さの理由
繰り返しますが、上下で3,800円はかなり魅力的。例えばスーツで有名な企業もリカバリーウェアを出していて、こちらは8,000円くらい。リカバリーウェア専門のメーカーだと上下で2万3,000円とかなり値段が変わります。
これについては、半田さんは次のように説明しました。
「一般医療機器として届出する際に必要な効果に対する検証の試験にはめちゃくちゃお金がかかります。その結果、(ビジネス面から)その費用も含めた値段になって一着の値段が高くなるのです。でも、私たちは200万枚作ります。だから、一着あたりの値段を抑えることができるのです」
なお、200万枚という数は「売れ残れば会社の経営が傾くほど非常に危険な量」だとか。それでも「日本の皆様の体調を良くするという観点で決断しました」と意気込みを語るのでした。
リカバリーウェアは高価でハードルが高いと思っていた人にとって、朗報でしょう。疲れを感じやすい人から、冷えに悩む方は一度試してみてはいかがでしょうか。
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調査名:リカバリーウェアに関するアンケート
調査時期: 2025年8月27~9月1日
調査対象: 『学生の窓口』会員の大学生
調査数: 157人
調査方法: インターネットログイン式アンケート
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