IUが人気?韓国の大学生が「ぜひ見てほしい!」と語るドラマ5選。初恋・受験・家族がテーマ、漫画原作など学生ならではのチョイスは必見。

Kohei(大学生ライター)

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これから海外留学をする方、検討している方、海外の情報を読んでみたい方に向けて、大学生のみなさんが留学先からリアルな情報をお届けする『study abroad report』

今回は韓国の高麗大学に留学し、韓国語を学びながら東アジアの国際政治、特に日韓関係や韓国の外交に関する勉強をしている Koheiさんから情報をレポートしていただきました。本記事ではKoheiさんが現地で生活するなかでお友達に聞いた「おすすめのドラマ5選」をご紹介します。

※2025年1月現在の情報です。

レポートしてくれるのはこの人

Koheiさん

慶應義塾大学在学。日本の大学では法学部で政治学を専攻。東アジアの国際政治、特に日韓関係について勉強しており、現在は韓国語を習得しながら高麗大学に1年間留学し、韓国の外交や東アジアの国際政治に関する勉強をしている。

Instagram:@kohei.0627

みなさんは、韓国ドラマを見たことはありますか?日本でも最近韓ドラが流行っていますが、韓国国内ではどんなドラマが人気なのか、今回は韓国の大学生に聞いた、おすすめのドラマを5作品ご紹介したいと思います。

『나의 아저씨(私のおじさん)』

1作品目は、2018年に放送された 『나의 아저씨(私のおじさん)』です。このドラマのメイン登場人物は無口で孤独な40代の男パク・ドンフン(イ・ソンギュン)と、過酷な環境で心を閉ざして生きる20代の女性イ・ジアン(IU)で、2人が少しずつ心を通わせながらお互いを癒し合っていくドラマです。ドラマといったら何か特別な能力、特徴がある人が活躍するイメージですが、このドラマの登場人物はみんなどこにでもいるような人たちで、そんな人たちのリアルな優しさを見て、人ってこんなふうに支え合っているんだということを教えられ、心が熱くなるそうです。私の友達は、非現実的な出来事ばかりのドラマよりも、日常に近い、共感できるドラマが好きな人にぜひおすすめだと言っていました!

PIXTAより

『폭싹 속았수다(おつかれさま)』

2作品目は、2025年にNetflixで公開された 『폭싹 속았수다(おつかれさま)』です。このドラマは一本目の『나의 아저씨(私のおじさん)』と同じ監督で、主人公も同じくIUということで公開前から話題になり、とても人気なので観たことがある人もいるかもしれません。私の周りの、他の国からの留学生の友達にもこのドラマ良かった!と言っている人が多いです。このドラマは済州島で出会った2人の男女が、1960年代から2020年代の韓国を舞台に人生を送っていくドラマです。1960年代から2020年代の韓国と言ったら軍事政権期や経済成長期など、激動の中にありましたが、社会の動きに左右されながらも、それでも2人が普通の人生を送っていく姿を見て、私の友達は所々私も共感できることがあって引き込まれたと言っていました。

撮影:Koheiさん

『미생(ミセン)』

3作品目は、ウェブ漫画が原作となり、2014年にドラマが放送された『미생(ミセン)』 です。主人公が大手商社企業に入り、さまざまな仕事や人間関係のいざこざを経て、成長していく物語です。この物語も特別な出来事や人物が出てくるわけではなく、社会人の現実そのもので、放送当時は特に会社員の間で大流行したそうです。会社員の多くが「これは自分の物語だ」と共感し人気になったと同時に、職場で腹が立っているのに、わざわざドラマでも同じ思いをしたくないと見るのを敬遠した人もいたほどリアルだったそうです。私の友達は、主人公以外の登場人物にもそれぞれの成長があり、誰1人”モブキャラ”でないのが面白かったと言っていました。また、このドラマは2016年に『HOPE~期待ゼロの新入社員~』というタイトルで日本でリメイク版も放送されたそうです!

『미스터 션샤인(ミスター・サンシャイン)』

4作品目は、『太陽の末裔』や『トッケビ』と同じ監督・脚本家の、2018年に放送された『미스터 션샤인(ミスター・サンシャイン)』という時代劇ロマンスドラマです。1870年代の朝鮮で奴隷として生まれた主人公がアメリカに渡り、約20年ぶりに故郷に帰り、日本による植民地化の噂が流れている中でヒロインと出会い自分自身や故国について考えていくドラマです。朝鮮末期〜日本統治直前の背景、衣装、建物などがとても丁寧に描かれており、画面が綺麗で映画を見ているようだったと当時話題になったそうです。私の友達は、政治学科で勉強する身として、主人公のように「故国と何か」という問いを自分の中で問い直すきっかけになったと話していました。

PIXTAより

『응답하라 1988(応答せよ 1988)』

最後は2015年に放送された、ドラマ、『응답하라 1988(応答せよ 1988)』です。このドラマは、1988年のソウルを舞台に5人の幼馴染とその家族たちの青春の物語です。初恋や受験、親との喧嘩など、当時の青春が詰まったドラマだそうです。私の友達は、当時は今と家の中の様子、街中の様子など違う点も多く、さらに1988年はソウルオリンピックの年で、雰囲気も特別な感じがして観ていてとても楽しかったと言っていました。

撮影:Koheiさん

まとめ

今回は韓国人の大学生に聞いたおすすめのドラマを5本ご紹介しましたが、観たことのあるドラマはありましたか?私は最後の 『응답하라 1988(応答せよ 1988)』が、当時の韓国の学生たちの生活や受験の様子を知りたいなと思い、さっそく観てみようと思いました!みなさんも、気になったドラマがあったらぜひ観てみてください!

語学が苦手でも、日韓関係を前進させるために!高麗大学への留学を決めた想い、大変だと思うところは?
✅韓国留学中の日本人大学生が見た「韓国大学生の意外なあるある」3選

文・写真:Kohei
編集:マイナビ学生の窓口編集部 ろみ

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Kohei(大学生ライター)

Kohei(大学生ライター)

1人で旅行することが好きです。最近は休みの日にソウル外の都市に足を伸ばしました。

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