中島颯太「考えすぎずにちょっとずつ前に進んでいくことで、新しい楽しいことが見つけられる」#春からの君に伝えたいこと

人生の先輩である著名人の方々から、春から新生活、新しい学年が始まる大学生のみなさんに、エールを送る「春からの君に伝えたいこと」。
今回は、3月7日より公開中の映画『顔だけじゃ好きになりません』に出演したFANTASTICS中島颯太さんが登場。新生活を迎える学生たちの背中を押す、温かなアドバイスをくれました。
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学生の君に伝えたい3つのこと
俳優・中島颯太が<学生の君に伝えたい3つのこと>

1.興味があることは全部やってみたほうがいい
――学生のうちにやっておいたほうがいいと思うことはありますか?
興味があることは全部挑戦してみたほうがいいかなと思います。僕は昔からギターやピアノが好きで、ギターは中学2年生くらいのときに始めたいなと思って、いろんな人に「ギター、余ってない?」と言っていたんです(笑)。そしたらお父さんの友だちにギターを何十本も持っている方がいて、一本いただいて始めることができたんです。音楽が仕事になった今、そのとき始めていてよかったなと思うので、少しでも興味があったら迷うんじゃなくて一回挑戦してみる。そのときはハマらなくても何年かあとにまたやりたくなることがあるかもしれないし、一度やったことがあるほうが上達も早いと思います。
2.「アプデライフ」を聞いて前向きに進んでほしい
――これから新生活を迎える学生におすすめのFANTACTICSの楽曲は?
「アプデライフ」という曲は「好きなものは好きでいていい」と言ってくれる、自分のことをすごく肯定してくれる曲なんです。聞くと明るくなれるイメージがあるので、「アプデライフ」を聞いて前向きに進んでほしいなと思います。
3.考えすぎずにちょっとずつ前に進んでいくことで、新しい楽しいことが見つけられる
――新生活、新しい環境でスタートする際にやっておいてよかったなと思うことや心構えはありますか?
考えすぎないこと。考えすぎずにちょっとずつ前に進んでいくことで、新しい楽しいことが見つけられるのかなと思うんです。新しいことを始めた一発目からうまくいくことなんてほとんどないので、「やっぱり自分はできない人なんだ」と思わず、誰だってできなくて当たり前で次はできればいいと考えながら、新生活を楽しんでほしいなと思います。
的を得たツッコミをするところはちょっと似ている

――3月7日から中島さんの出演映画『顔だけじゃ好きになりません』が公開されます。出演が決まったときのことは覚えていますか?
ずっとお芝居を本格的に続けていきたいと思っていたのと、昔から妹の影響で少女漫画もキュンキュンも好きだったので(笑)、お話をいただいときはすごく嬉しかったです。原作を読んだときは土井垣凌くんに沼ったので、その役を演じることができるのも楽しみでしたね。
――中島さんは土井垣くんのどこに沼ったのでしょうか。
普段は顔を隠しているけど、出したらカッコいいというギャップはうらやましいですし、周りをしっかり見ている優しさもあるところです。(久間田琳加さん演じる)才南ちゃんとの恋愛にはうまく踏み出せないところとか、好きになってしまう要素を全部持っているなと思います(笑)。原作では土井垣ファンの方も多いので、丁寧に演じたいなと思いました。
――ご自身と土井垣くんが似ていると思うポイントはありますか?
的を得たツッコミをするところはちょっと似ているのかなと思います。僕はめっちゃツッコミをして関西臭が強くなっちゃうんですけど(笑)、土井垣が周りを見ながらツッコんだり、うまく回るようにフォローを入れたりしているところを見ると理想的だなと思いました。
――演じる上で意識したことはありますか?
映画をまだ観ていない方からすると、土井垣くんのビジュアルからすごく独特な、ミステリアスで暗い人なのかなと思うかもしれないんですけど、明るくて前向きだし、周りをよく見ていて頼りがいもあるんです。前髪で目が見えなくて口だけでの演技になるので、ただ暗いだけのキャラにならないように声のトーンをちょっと上げてみることは意識しました。監督にもアドバイスをいただきながら土井垣を作っていけたんじゃないかなと思います。
――土井垣くんと才南ちゃんの関係性はどうご覧になっていましたか?
僕からしたら、才南ちゃんに対してもっと自分の想いを出していってもいいんじゃないかと思いました。才南ちゃんは(宮世琉弥さん演じる)宇郷奏人しか見てなくて、だからこそあのいい関係性になっているんだろうなと思うと、崩したくはないけど崩してほしいみたいな、いろんな感情が出るのかなと思います。
――中島さんから見ると、ちょっともどかしい部分もあるというか。
2人の関係性はめっちゃ好きではありますけど、もどかしさはありますね。恋愛に発展する王道の動きではないけれど、この2人の仲がいいと宇郷奏人側ももどかしさを感じますし、そこがこの作品の面白さでもあると思います。
「こんなにポジティブな人がいたら自分も頑張れる」と思ってもらいたい
――世代の近いキャストのみなさんと共演はいかがでしたか?
ずっと青春みたいな感じでした。みんなでツッコミとボケをできたので、その雰囲気が作品にも出ているんじゃないかなと思います。琉弥はもともと知り合いだったというのもあって最初から僕にボケてきて、それにツッコんでいたらりんちゃん(久間田さん)がハマってくれて、ツッコんでほしいがためにボケてきて。そこからどっちがいいボケを言えたかみたいな勝負をし始めて(笑)、そのあたりからみんなでワイワイできるようになりましたね。
――ツッコむのも忙しそうですね(笑)。
忙しかったですね(笑)。2人ともクオリティの高いボケだったんですけど、りんちゃんの謎の角度から飛んでくるボケが僕的にツボで、毎度ちょっと悔しい気持ちもありました(笑)。
――才南は好きなものは好きとまっすぐに言葉にしていましたが、中島さんは普段からファンの方の好きという気持ちを受け取る機会が多いと思います。いつもどんな思いで受け止めているのでしょうか。
自分は「こんなにポジティブな人がいたら自分も頑張れる」と思ってもらいたくてこういう活動をしているので、好きと言ってもらえるならそのままとことん輝き続けたいですし、みんなが「好き」を堂々と言えるくらいのパワーになれたらいいなと思っていますね。
――今まで「ここが好き」と言われて驚いたことはありますか?
自分的にはそんなに注目して見ていなかったんですけど、最近「口が好き」「口が特徴的」と言われますね。僕がいつもツッコんじゃうんで、ファンの方からのボケだと思うんですけど、「口だけ好きです」というコメントもありました(笑)。
趣味が多いことがエネルギーだと思う
――才南にとっての“整った顔を見ること”のように、中島さんにとってのエネルギー源は?
趣味が人との繋がりにもなるし、人と繋がっていくとまた新たな趣味が見つかるので、趣味が多いことがエネルギーだなと思います。ずっとオタクなのはお笑い芸人さんで、昔から見ているのはジャルジャルさん、最近だと金魚番長さんが好きでハマっています。
――今作はSNSもテーマのひとつですが、SNSをきっかけに仲良くなったり、交流が生まれた方はいますか?
たくさんいますね。特にダンサーの方は多いです。僕はボーカルなんですけど、ダンスを観るのも好きで、実際に会えたときは毎回「昔から観てました」と伝えています。BE:FIRSTのSOTAくんは小学生か中学生のときにYouTubeに上げていた、フェンスの前で踊っていた動画から観ていたんですよ。「この人、ほんと上手いな」と思って再生回数がまだ何千回のときからずっと追っていたら、本当にレベチな人になっちゃって。今は仲よくなってご飯に行くこともあるんですが、その話をしたら「マジで恥ずかしいんで言わないでください」と言われます(笑)。
――最後に、作品を楽しみにしている読者に向けてメッセージをお願いします!
恋愛とかキュンキュンする部分もそうですし、SNSをテーマにしているので、みなさんもすごく気持ちが入りやすいリアリティのある作品になっています。そしてヒロイン・才南の好きなものを好きと言えるパワーというものをこの作品を通してすごく前向きにもらえるんじゃないかなと感じたので、これから新生活が始まるタイミングですし、この作品を観てキュンキュンしながらも前向きに頑張ってほしいなと思います。
中島颯太さんから学生のみなさんに手書きのメッセージ!
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PROFILE

中島颯太
1999年8月18日生まれ、大阪府出身。ダンス&ボーカルグループFANTASTICSのボーカル。グループとしては初の単独アリーナツアーを今年7月に完走。俳優としても活動しており、主な出演作にドラマ「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」(東海テレビ)、映画『逃走中 THE MOVIE:TOKYO MISSION』などがある。
映画『顔だけじゃ好きになりません』3月7日(金)全国ロードショー
整った顔をこよなく愛するオタク女子・才南(久間田琳加)の推しは、学校一顔が良い青髪男子・奏人先輩(宮世琉弥)。
ついに校内で推しとの遭遇を果たすが、授業をサボりすぎて退学寸前の先輩から思わぬ依頼が……!
学校公式アカのフォロワー10万人達成を条件に、先輩の退学が撤回されると知り、 自分が“中の人”だとバレないよう、この極秘ミッションに挑む才南だったが……。
先輩から、ハグやキス未遂……予想外の行動が⁉⁉
さらに、顔だけじゃない“こじらせかわいい”先輩の素顔を知り、想いを募らせていく。 そんな中、クラスメイトの土井垣(中島颯太)が、ふたりの関係に気づいてしまい……⁉
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取材・文/東海林その子
撮影/三橋優美子