【東京にある「おでんの名店」5選】この季節に食べたい! 東京の「おでん」の名店 #あつまれ!_おどおど学生。
寒くなって「おでん」がおいしい季節になりました。大学生読者の皆さんもコンビニでおでんを買うことがあるでしょう。でも、できれば一度はおでん屋さんに足を運んでみてください。今回はぜひ訪ねてみてほしいおでんの名店を5選してご紹介します。
昭和初期、明治創業の「東京のおでん」の味を受け継ぐ老舗も
●『新橋 お多幸』
なんと1932年(昭和7年)創業の東京を代表する超老舗のおでん屋さんです。『新橋 お多幸』はまた純関東風という筋金入りの東京のおでんで、だしと濃い口しょうゆを用いた素晴らしい甘辛のつゆ(黒色)が特徴です。大根、たまご、ちくわぶなど代表的な具材の他、ぎんなん、さといもなど季節の旬のものが供されることもあり、こちらも絶品。締めには茶飯の上に半熟卵を2つに割った「半熟めし」を味わいましょう。1日20食限定です!
住所:〒105-0004 東京都港区新橋3-7-9 カワベビルB1
営業時間:月~土曜 16:00~22:00
定休日:日曜・祝日
電話番号:03-3503-6076
⇒参照:『新橋 お多幸』公式サイト
https://www.shinbashi-otakou.com/
●『恵さき』
神楽坂といえば、大人がしっぽり飲む雰囲気の街。『恵さき』は路地にある神楽坂にふさわしいたたずまいの割烹料理屋さんです。炭火焼、刺身とどれを食べても酒が進む――なのですが、お勧めしたいのは銅鍋で煮られ、香気あるだしの匂いが漂うおでんです。本鰹節、そうだ鰹節、さば節、昆布を合わせた上品なだし。これに薄口しょうゆを加えたつゆは透き通った見事な出来ばえ。繊細で深い味わいのおでんは必食の価値あり!です。
住所:〒162-0825 東京都新宿区神楽坂3-6 佐藤ビル1F
営業時間:17:00~21:00
定休日:月曜、日曜
電話番号:03-5228-2971
⇒参照:『恵さき』公式サイト
https://ge3d500.gorp.jp/
●『多古久(たこきゅう)』
1904年(明治37年)創業のおでん屋さんです。『多古久』も超老舗で多くのファンに愛されてきたお店。多古久と店名が大書された銅鍋におでんタネが入っており、湯気をたて煮込まれています。お店のレトロな雰囲気、歴史を感じさせる風格も同店の魅力のひとつです。さすが東京(江戸)のおでん屋さんで「ネギ間」があります。濃い口しょうゆを用いているのでつゆは黒色。つゆの染みた具はどれも滋味深く、東京のおでんを堪能できます。
住所:〒110-0005 東京都台東区上野2-11-8 長谷川ビル1F
営業時間:18:00~23:00
定休日:月曜・火曜
電話番号:03-3831-5088
⇒参照:『多古久』公式Instagram
https://www.instagram.com/ueno_takokyu/?utm_medium=copy_link
●『こなから 本店』
風情ある古民家のたたずまいで、ひょうたんがトレードマークのおでん屋さんです。ちなみにおでん鍋も特製のひょうたん型。赤い「おでん」という提灯がいい味で、外観からすでに「只者ではあるまい」という雰囲気を感じさせます。その「感じ」は大当たりで、関西風のおいしいおでんがいただけます。定番のタネの他、独自の工夫を凝らしたレンコン餅、カキといった変わりダネにも出会うことができます(季節限定あり)。手づくりのはんぺん、椎茸しんじょうなども見逃せません。創意工夫が美味に昇華された名店です。
住所:〒113-0034 東京都文京区湯島1-9-6
営業時間:18:00~22:30
定休日:不定休
電話番号:03-3816-0997
●『尾張屋』
1927年(昭和2年)創業で、こちらも超老舗のおでん屋さん。『尾張屋』にも多くのファンがいて、おいしいおでんを求めて集います。濃い口しょうゆの東京のおでんですから、つゆは黒っぽく濃いめ。これが煮込まれてタネに染み、絶品の味わいとなります。タネは約30種とのことですが、お勧めは自家製「ロールキャベツ」に「袋(白滝入り)」「ちくわぶ」(関東のおでんはコレがないと!)など。もちろん何を食べてもおいしいですよ!
住所:〒101-0044 東京都千代田区鍛冶町1-6-4
営業時間:月~金曜 11:30~13:00/16:30~21:30
定休日:土曜、日曜、祝日
電話番号:03-3251-4320
⇒参照:『尾張屋』公式Facebook
https://www.facebook.com/people/%E7%A5%9E%E7%94%B0%E3%81%8A%E3%81%A7%E3%82%93%E5%B0%BE%E5%BC%B5%E5%AE%B6/100057105653821/
解決!! 東京の「おでんの名店」おどおど
上記のとおり、東京には100年以上の歴史を持つおでん屋さんもあります。大学生読者の皆さんだからこそ、老舗のお店に足を運んでいただきたいところです。この味が伝統を受け継いできたのだ、と知っていただきたいからです。とはいえ、東京にはおでん屋さんが他にもたくさんあります。その店ごとに工夫を凝らした味がありますので、いろいろ食べ歩くのもお勧めです。
文:高橋モータース@dcp
編集:学生の窓口編集部