睡眠の質が上がる⁉ 100均で買える快眠アイテムを試してみた #大学生正直レビュー
こんにちは!学窓ラボ、学生ライターの清水碧です。
突然ですが、皆さんは最近よく眠れていますか?
私は、夜中までYouTubeや動画配信サイトを見てしまったり、手足の指先が冷えてしまったりで寝つきが悪いことがしばしば...。
そこで、本記事では、そんな悩みを解決すべく身近な快眠グッズを試してみて、使い心地や効果などを率直にレビューしていきます。
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集めた快眠グッズは、学生の味方である「ダイソー」と「Seria(セリア)」で購入したものです。店舗や地域によりますが、快眠グッズは100円ショップの中ではダイソーに多い印象でした。
早速、私が眠れない原因であると考える「冷え」「環境」「疲れ」。それぞれの原因ごとに商品を分けてレビューをしていきます!
「冷え」が原因で眠れない人におすすめの快眠グッズ
だんだん寒さが厳しくなってくる今の時期。
手足の冷えや体全体の冷えが原因で就寝時にリラックスできず、眠りが浅かったり、寝つきが悪かったりに悩んでいる方も多いはず。そこで、冷え症の方におすすめの体を温める快眠グッズをご紹介します。おすすめ度に加え、ぽかぽか度も5段階で評価してみました。
体の芯から暖める「しょうが湯」(ダイソー)
ぽかぽか度★★★☆☆ おすすめ度★★☆☆☆
国内産の生しょうがを使用したダイソーの「しょうが湯」(7袋入, 110円)。
早速飲んでみることに。作り方は、しょうが湯のもと1袋分に熱湯を注いで、良くかき混ぜるだけなので、簡単に作ることができます。また、最初に1/3の熱湯で溶き、冷水を加えることでアイスでも飲むことができるので、夏にもおすすめです。
袋に入ったしょうが湯のもとは、写真のように少し粒が大きめの粉末でした。
お湯を注いでみるとこんな感じに。
実際に飲んでみると、思っていたより甘い印象を受けました。原材料を見てみると、「砂糖」や「黒砂糖」が入っているのだとか。少しとろみがあるので、のどの調子が悪い時や体調を崩した時にも活躍しそう。
個人的には、もう少し甘さが控えめが好きでした。しかし、砂糖の甘さによって、しょうが特有の辛さが軽減されているので、辛さが原因でしょうがが苦手という方も飲みやすい味だと思います。
飲み進めていくと、だんだん体の心から温まっていく感覚がありました。就寝前に飲むと、体の内側から温めることができると思います。
こたつのようなぽかぽか空間に「湯たんぽ」(ダイソー)
ぽかぽか度★★★★☆ おすすめ度★★★☆☆
続いての冷え対策グッズは、ダイソーの「湯たんぽ」(550円)。昔ながらの湯たんぽで、容量は610mlと大きく、3~4時間ほど温かさが続きます。
使用するときは、直接肌に当てずに、タオルで巻いたり巾着袋に入れたりして使うようにしましょう。別売りでカバーが330円で販売しているので、一緒に購入してみても良いと思います。
使い方は、お湯を沸かして、満杯まで注ぐだけ。就寝時に利用する際は、寝る1時間程前に布団の中に入れておくのがおすすめです。1時間後に布団の中に入ると、干したての布団やこたつのようにぽかぽかの状態になっており、自然とリラックスできました。
湯たんぽを布団に入れたまま寝てしまうと、低温やけどの危険性があるそうなので、就寝の際は布団から取り出して使うようにしましょう。
「疲れ」が原因で眠れない人におすすめの快眠グッズ
しっかりと睡眠時間をとったはずだけれど目覚めが良くないということはありませんか?
続いては、授業やレポート、インターンなどで毎日PCを使う方や、アルバイトで立ち仕事をしている方、部活動やサークル活動で疲れが溜まっている方にチェックしていただきたい、「疲れ」を軽減する快眠グッズです。日々蓄積していく身体の疲れを軽減し、睡眠時間をもっと充実させるためのアイテムをご紹介します。
お風呂で疲労回復「重炭酸入浴剤 SPAFEEL」(ダイソー)
おすすめ度★★★★★
まずは、ダイソーの「重炭酸入浴剤 SPAFEEL」(110円)。
肩こりや腰痛などの疲労回復に加え、上記のジャンルで取り上げた冷え症やしもやけへの効果も期待できるのだそう。それだけでなく、にきびやあせも、しっしんなどの肌荒れ改善や美髪にも効果があるのだとか。
袋の中には、タブレット状の入浴剤が1つ入っていました。早速お風呂に入れて試してみることに。
浴槽に入れると、ブクブクと泡が出てきてゆっくりと溶けていきました。入浴開始から2~3分程で汗をかき始めるくらい、体の内側から温まってくる感覚がありました。また、お湯は少しぬるぬるとした肌触りで、入浴後、ほんの少し肌がいつもよりつるつるしている気がしました。
今回は1回試してみただけであったため、普段湯船に浸かるよりも少し肩こりや足のむくみが取れているのかなと効果をほんのり感じる程度でしたが、何回か試してみる価値がありそうです。
肩や腰に貼って疲れをとる「足裏樹液シート ヨモギ/ゲルマニウム」(ダイソー)
おすすめ度★★☆☆☆
続いては、ダイソーの「足裏樹液シート」(110円)。この商品は、「ヨモギ」、「
ゲルマニウム」、「唐辛子」、「高麗人参」、「樹液力」と種類がたくさんあります。
今回は、中でも「ヨモギ」と「ゲルマニウム」を試してみました。
袋を開けると、写真のように固定テープ2枚と粘着シート2枚が入っています。
写真のように粘着シートをそれぞれ固定テープに貼って、準備完了です。
においをかいでみると、「ヨモギ」の方は、鼻がツンとするような感じがしました。「ゲルマ二ウム」の方は、炭のような独特な香りがします。
足裏シート言う名前ではあるものの、凝っているところであれば貼って問題無いとのことで、足の裏に加えて肩や腰にも貼って試してみました。貼ってから2分ほどたつと、貼った部分がほんのり温かくなる感覚がありました。
朝起きたときに、足の裏に張ったものがべとべとしてしまっていたので、汗をかきやすい方は、肩や腰などの汗をかきにくい体の部分に貼ると良いと思います。
効果としては、肩こりや腰痛の改善を若干感じられた程度でした。人によって疲労のたまり具合は変わってくるので、例えば、一日中歩き疲れた日や、デスクワークが続き肩がかなり凝っているという方にとっては、より効果を実感できるのかもしれません。
「環境」が原因で眠れない人におすすめの快眠グッズ
騒音が気になって眠れない。
朝起きると乾燥してのどに違和感がある。
遅くまでスマホの画面を見ていて寝つきが悪い。
続いては、このような悩みがある方におすすめの快眠グッズをご紹介します。
光を遮断!「ふんわりもっちりアイマスク」(Seria(セリア))
おすすめ度★★★☆☆
続いては、Seria(セリア)の「ふんわりもっちりアイマスク」(110円)です。
ゴムは耳にかけるタイプではなく、写真のように2本で頭の後ろに固定するタイプのものです。
個人的にはゴムの部分が少しきつく、頭や目が締め付けられる感覚がありました。実際に就寝時に使用するまでにゴムの部分を少し伸ばして、調整するのをおすすめします。
実際に着けてみると、商品名にもある通り、生地がもちもちとした肌触りで、表面はつるつるとした触り心地。日の光があたる場所でつけても完全に光が遮断されて真っ暗な状態で眠りにつくことができます。
私自身、普段寝るギリギリのタイミングまでスマホを見続けてしまい、目が疲れたり逆に目が冴えてきたりしてしまうのですが、アイマスクを付けて強制的にスマホが見れない環境を作ることで自然と寝る体制に入り、そのままリラックスして眠ることができました。
おやす耳(Seria(セリア))
おすすめ度★★★★☆
大学生のみなさんの中には昼夜逆転してしまい、周囲が騒がしい朝や昼に眠りにつくという方も少なくないのでは。そんな時におすすめのアイテムがSeria(セリア)の「おやす耳」(110円)。今回試したのは、写真のような少し変わったスパイラルタイプです。
この耳栓の特徴は、耳への差し込み具合で聞こえ方を調整できることです。そのため、自宅ではもちろん、旅行の移動中で乗り換えの駅名は聞き逃せないけれど周りの音を遮断したいときにもおすすめです。また、水に強い素材であるため、入浴時や水泳時にも使用できるのだとか。
実際に付けてみると、耳の形に対応するので、安定感があり耳にフィットしました。個人差はありますが、私の場合は1時間程で耳が痛くなってきたので、休みながら付けると良いと思います。
コンパクトに収納できるケース付きで、どんな場面にも活躍するので、就寝時に周囲の音が気になりやすい方は、耳栓を1つ持っておくと便利かもしれません。
ミニパンダ 加湿ポット(ダイソー)
おすすめ度★★★★☆
ダイソーの「ミニパンダ 加湿ポット」(110円)。
自然に気化するタイプなので、電気や電池は不要で、エコな加湿ポットなのだとか。
箱の中には、台とパンダの形をした本体が入っています。片手に収まるかなりコンパクトなサイズでじゃまにならない上に、かわいい見た目なので、インテリアの1つとして取り入れることができます。
写真のように、後ろから水を入れられるようになっています。
水を入れてすぐ、パンダの本体を触ってみるとじわじわと指が吸い付いていく感覚があり、水をしっかり吸っていることを感じられました。この加湿ポットを寝室に置いて就寝すると、起きたときには、加湿を何もしていない状態と比べると、のどの違和感が改善されているような気がしました。
朝起きたときに本体の中をのぞいてみると、水は半分くらい残っていたので、ゆっくりじんわりと加湿ができるアイテムだと思います。もう少し効果をしっかり感じたいという方には、330円でより大きいサイズも売っているので、合わせてチェックしてみてください。
また、パンダの他にも猫や犬のデザインもあるので、好きな動物を選んだり、いろいろな動物を集めてインテリアを楽しむこともできます。コスパが良く、かわいい動物たちに癒されるので空気が乾燥してくる今の時期におすすめです。
おまけ
安眠マウステープ(ダイソー)
おすすめ度★★★☆☆
最後に、おまけとして「普段口呼吸をしてしまいがちで鼻呼吸にしたい」という悩みや「口を開けて寝てしまうため、朝起きたときにのどに違和感がある」という悩みを抱える人におすすめのアイテムをご紹介します。
ダイソーで購入できる「安眠マウステープ」(110円)です。
テープを口に貼って寝ると、のどの渇きを防ぐことができるというアイテムです。私も普段から口呼吸になってしまっているので、試してみました。
テープを貼って、横になってみると自然と深呼吸をしていて、リラックスできているような気がしました。しかし、少し呼吸がしづらい感覚も…。結局1時間弱で外してしまったのですが、外してからも自然と鼻呼吸を意識できるようになっていたので、寝ている間ずっとつけているのが負担に感じる方は、寝る前に少しだけつけてみるだけでも鼻呼吸の癖がついてくるのではと思います。
最後に...
私は最近、夜は、ベッドの上でスマホの画面を何時間も見ていたり、考え事をして眠れなかったり、朝は、気持ちよく起きることができなかったり、二度寝をしてしまうために遅刻をしてしまうことに悩んでいました。
しかし、今回快眠グッズを試してみて、100円ショップのアイテムだけでもこんなにもたくさんの睡眠を応援してくれる商品があふれていることに気づきました。そんなアイテムのメリットやデメリットを感じ、自分に合うものかどうかを試してみるだけでも、日々の睡眠が少しだけ楽しくなるのではないかと思っています。
この記事が、少しでも私と同じように睡眠について悩んでいる方に届いていたら嬉しく思います。いろいろなアイテムを活用して、睡眠の質を向上させましょう♪
取材・大学生トレンドウォッチャー/清水碧(学窓ラボ)
※ご紹介した商品は取材時に各店で販売されていたものを記者が購入してレビューをしています。商品の販売が終了している可能性がありますが、ご了承ください。
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