イラン・テヘランでペルシア語を学んでいるAyanoさんのリアルな留学ライフをレポート!~基本情報編~ マイナビ学生の窓口『study abroad report』

編集部:ろみ

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これから海外留学をする方、検討している方に向けて留学先のリアルな情報をお届けする『study abroad report』

今回はイラン・テヘランへ留学中の大学生Ayanoさんから情報をレポートしていただきました。本記事ではAyanoさんの留学に関する基本情報をお届け。どんな風に留学先を決めたのか?実際の生活スタイルは?などなど、留学前に知っておくとタメになるリアルな内容となっています。

レポートしてくれるのはこの人

Ayanoさん

大学で専攻しているペルシア語を学ぶため、イランの「テヘラン大学附属デホダー語学学校」へ留学中(東京外国語大学に在学中)。 国際関係も学んでおりイラン国内ではどのように国際関係について教育され、どのように考えられているのか興味があり留学を決意したそう。
Instagram:@iran_s23

留学先を知ったきっかけ、留学を決めたタイミング

ーいつ、どうやって留学先を選んだの?

留学先を知ったのは、ペルシア語を学んでいた大学の先輩の存在がきっかけです。私の大学でペルシア語を専攻する先輩のほとんどが、留学をするならテヘランにあるこの語学学校に通っていたため、たくさん話を聞きました。また私が留学する直前にも同学科の先輩が留学していたこともあり、何かあった際に頼れる人がいるのは心強いと思い留学先を決めました。 留学を決めたタイミングは、大学2年生の秋です。私は大学2年生の夏にイスファハーンというイランの別の都市に短期留学をしたのですが、その際「また来たい」と思ったのと同時に、英語圏への留学は今じゃなくてもできると思いイランへの留学を決意しました。

留学先での生活について

1日の過ごし方~授業がある日編~

1日の過ごし方~授業がない日編~

滞在先の生活環境

ー住環境について詳しく教えてください。

・洗濯機あり(毎回120円程度お金がかかるので、私は手洗いをしています)
・浴槽はなく、シャワーのみ

ー持って行って役立ったものは何ですか?

渡航直後は生活が整うまで大変なため、1ヶ月分くらいのシャンプーや洗顔などは持って行くことをお勧めします。

ー大学までの移動はどんな手段を使っていますか?

イランでは「Snapp!(エスナップ)」というタクシーアプリがあり、基本はタクシー移動です。(タクシーと言っても学校までは100円程度でとても安いです。 他には地下鉄やバスもあります。

ーネット環境を整えるためにどんなツールを使ったり対策をしていますか?

イランではVPNがないと何も使えないため必ず使っています。寮のWi-FiはInstagramやLINEを見ることができないため、全てモバイル通信で利用しています。

ー生活で困ったことはどんなことですか?

初日はシャワーの出し方がわからずお湯を浴びるのに苦労をしました…。また、コンロを使った後、ガス漏れに気づかず危ないところでした。他にも先にも述べた通信問題は困る点です…。

ー生活で困ったとき相談する場所・人はいる?(どんな人に相談している?)

同じ寮の日本人や知り合いのイラン人に相談しています。

留学をして自分自身が一番変わったところ

ー留学をして一番変わったところや、成長したと思うことは何ですか?

・考え方:
“イランは怖い国”、“なんとなく近寄りがたい”、“自分は絶対に行かないだろう”という第一印象で避けていましたが、実際に来てみると人々は普通に生活しているし、遺跡や素晴らしいモスクがたくさんあり、イランという国に対する考え方が大きく変わりました。

・見た目:
常にへジャーブ(頭に被るスカーフ)を着用し、夏でも長袖・長ズボンというイラン様式の格好になりました。

滞在先で気を付けた方が良いこと

ー留学先で自分の身を守るために気を付けていることはありますか?

特に女性は、年齢を聞かれるのはもちろんのこと結婚の有無を聞かれることが多いです。私自身そのような質問を受けた際、最初は“結婚していない”と答えていましたが、すぐに連絡先を聞かれ毎日のようにメッセージや電話がかかってくることが多かったです…。トラブルを避けるために、連絡先は本当に仲良くしたい人だけに渡すこと(しかしイラン人の推しが強いため自分の意志を強く示すことが必要)、最初から結婚していると言うのが無難かと思います。

また日本人はお金を持っていると思われ、ぼったくりに合うことがあります。実際、日本人であることがわかった途端に、タクシーでオンライン決済をしているのに現金も追加で要求されたり、「いくら持ってきたの?」、「日本からどのくらいお金を送ってもらっているの?」、「携帯の機種は?」などと聞かれたことがあります。なので、そう言ったことを聞かれた際「私は学生で苦労してここにきているからお金はない」とはっきり伝えるようにしています。親切に助けてもらえるような場面でもお金を要求されたりすることがあるので、相場はよく調べておくことをお勧めします。

これから留学をする学生のみなさんに伝えたいこと

留学を決意することは本当に難しいことです。しかし、“やらないで後悔するよりやって後悔するべき”だと私は思います。時間・体力・度胸、諸々の条件が揃っている学生の今だからできることがあると思うので、ぜひあなたにしかできない留学にチャレンジしてみてくださいね!

文・写真:Ayano
編集:マイナビ学生の窓口編集部 ろみ

編集部:ろみ

編集部:ろみ

学生時代はスペイン語専攻。南米アルゼンチンに留学していたラテン系関西人。好きなものは海外の音楽・映像鑑賞とお酒です。ママになり、最近は子供が寝た後に海外ドラマや韓流ドラマを見るのが息抜きです。素敵な言葉や音楽、映像などのコンテンツは、自分自身を助け、励まし、成長させてくれるものだと思います。読者のみなさんに素敵なコンテンツに出会える機会をたくさんお届けしたいという想いで仕事をしています。

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