突撃取材! 慶應ダンスサークル「Dancing Crew JADE」とは?
学祭などでパフォーマンスを行っている「Dancing Crew JADE」は慶應大生であれば誰しも知っているダンスサークル。友人の話では『JADEにはEXILEメンバーも所属していた』というウワサもあるなど、実力派のサークルだそうです。それはすごいじゃないかと俄然興味が湧いたミーハーな私は、早速JADEの練習場所に突撃!! メンバーに話を聞いて、その実態に迫りました!
●OBにはEXILEメンバーも!! 20年以上の歴史を持つダンスサークル
――今日は突然の訪問にも関わらず、時間を割いていただきありがとうございます。まず、JADEの概要について教えてもらえますか。
「Dancing Crew JADEは、20年以上の歴史を持つダンスサークルです。学外からのお客様もたくさんやってくる三田祭のステージのトリを務めるなど学内外に向け積極的に活動を行っています。毎年『JADEに入るために慶應に入った』という学生もいるなど、認知度も高く、所属部員は120人を数える程に盛況で、放課後や土日などに練習をしています」(環境情報学部・1年女子)
――へえー、120人もいるんですね。みなさん、どんなダンスを踊っているんですか? また、練習場所はどこですか?
「PUNKINGやHOUSEといったジャンルの他に、KRUMP(バトルダンスの一種)というダンスにも取り組んでいます。活動場所は、主に日吉キャンパス食堂棟にある一面分の壁が鏡張りになっている部屋です。イベントの2カ月前ぐらいからは本格的な練習があるので、その時期にはメンバーの誰かしらはいると思いますよ」(理工学部・2年男子)
●年3回のダンスイベントを主催!!
――さきほどの話にあったイベントとは、何ですか?
「例年、6月に川崎のクラブチッタでのイベント、11月に三田祭のステージ、3月にJADE Styleというイベントを行っています。6月と3月は、それぞれ2時間程度の公演で、だいたい16曲ぐらい踊ります。6月のイベントでは、1年生だけで踊る曲もありますし、三田祭でも1年生がメインで踊る時間がたっぷり設けてあります。他のダンスサークルに比べて、1年次から舞台に立つ機会は多いですね」(経済学部・2年男子)
――1年生からステージに立つんですね。やっぱり、高校からの経験者が多いんですか?
「いやいや、そんなことはありません。大学に入ってからダンスを始めた学生の方が多いんです。それでも先輩たちがしっかり指導しますから、たちまち踊れるようになるものですよ。未経験者も大歓迎ですから、臆すことなくどんどんいらしてください」(経済学部・2年男子)
●全員一丸でダンスに真剣に取り組む
――それにしても、あれだけの踊りをマスターするのは並大抵のことじゃないと思うのですが、やはり、体育会系のような雰囲気ですかね?
「たしかにサークルというよりは、部活っぽい雰囲気で、団結力がありますよね。それに油断すると大怪我をしますから、練習は厳しく、体育会系の匂いプンプンですが、遊ぶ時は遊ぶといったメリハリはありますね」(法学部・2年女子)
――他にもダンスサークルがありますが、JADEの特徴は何ですか?
「人数の多いダンスサークルだと、他ジャンルのダンスをしている人とはほとんど顔を合わせないなんて話も聞きますが、JADEに限ってはそんなことはありません」(理工学部・2年女子)
「KRUMPというジャンルの ダンスができるサークルはJADEだけで、日本でもトップクラスの先輩たちがここで腕を磨いてきたっていう伝統もあります。KRUMPを踊りたい、上手くなりたい人はここしかないって感じですね」(総合政策学部・2年男子)
――どうも、今日は突然押しかけたのに、あれこれお話いただきありがとうございました。
いかがでしたか? JADEの雰囲気が少しは伝わったでしょうか。ダンスというとチャラい印象を持たれる方が多いかもしれませんが、JADEのみなさんはダンスに真摯に向き合っている様子で、ダンスにあまり興味のなかった私も、イベントに行ってみようと思うほどでした。私と同じように、JADEが気になった方は、イベントを観に行くのはもちろん、JADEのホームページ(http://keiojade.jimdo.com/)も見てみてください。
(文・経済学部2年宮田・インパクト)