大学に入学したら大人の恋がしたい！ そんな甘い夢を見ていよいよ果たした初デート。浮かれる思いも理解できるところですが、なにごとも始めが肝心。その良し悪しが、その後の2人の行方を大きく左右します。好感触の初デートを成功裡に成し遂げるには、「どこに連れていけば喜んでもらえるのか？」「移動手段はどうする？」「やっぱり最初は映画？ それとも遊園地？」など、作戦を練らなければならない案件は山積み。そこで、商学部2年の山下さん、中村さん、橋本さん、経済学部2年の斎藤さん、法学部3年の竹田さんの5人の慶應ガールに集まっていただき、「慶應女子が喜ぶ初デート」についてうかがいました。

●ショッピングデートは雑貨屋中心に

――初デートだったらどこで何をしたいですか？

山下（以下山）：「最初はショッピングが無難じゃないでしょうか。ただし、洋服はあまりおすすめしません。色やデザインの好みはもちろん、センスや趣味、主張の仕方や意見の聞き方までいろんなことが垣間見えたりして、何だか合わなさそうなんて雰囲気になったら、初デートも台無しですよね。そういったことを考えると、雑貨屋なんていいですよね。場所は可愛い雑貨屋の多い自由が丘がいいかな。日吉からも近いですしね」

中村（以下中）：「わかる。服ってお互いの趣味がわかってからじゃないと意見も出しづらいしつまんないよね。それにレディースオンリーの店だと、試着するとき1人で待たせてしまうのはかわいそうになっちゃいますよね。付き合い深くなってくると別にそういうのも気にならなくなるんだけどね」

斎藤（以下斎）：「場所はどこでもいいからドライブしたい。私が免許を持っていないからかもしれないけど、自分と年齢のさほど変わらない人が車を運転しているっていうのはすごく新鮮だし、かっこよく見える」

竹田（以下竹）：「確かに。いつもバカばっかりやっているような人が、器用に車を運転している姿にときめいて付き合ったことあるわ。全然好みじゃなかったけど」

山：「私は初デートでドライブはいやかな。まだあまり親しくない人と密室で2人きり。間がもたない（笑）」

橋本（以下橋）：「私もいや。最初のデートだったら家が近くの人でも行きは現地集合がいい。電車でも移動時間は、何を話していいのか迷っちゃう。帰りはその日のデートの話とか話題があるからいいけど。ちなみに私は浅草とかベタな観光スポットがいいかなぁ。見所とか大体決まっているから、現地で何をするか迷う必要ないし」

中：「『今度のデートどうする？』って聞いてくれる人がいいよね」

斎：「確かにそれわかる。自分の趣味や興味のあるところに連れて行こうとする独りよがりのデートは最悪だよね」

橋：「まず、私の意見を聞いてくれて、そこで悩んでいたら、『○○とかどう？ それともここは？』なんて、次々に意見を出してくれる人はポイント高い。同じ場所に行くにしても、1回聞いてくれたかどうかで印象が随分違うかな」