俳優・曽田陵介が“春からの君に伝えたいこと”「新しい環境では自分を客観視することを意識してみて」(サイン入りチェキプレゼント)

編集部:あこ

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人生の先輩である著名人の方々から、春から新生活、新しい学年が始まる大学生のみなさんに、エールを送る「春からの君に伝えたいこと」。

今回は、3月3日公開の映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』に出演した曽田陵介さんが登場。作中で印象的なキャラクターを演じインパクトを残した曽田さんに、新生活を迎える学生に向けてアドバイスをいただきました。

▼板垣李光人さん、もーりーしゅーとさん、莉子さんが登場!
学生の君に伝えたい3つのこと

俳優・曽田陵介が<春からの君に伝えたいこと>

1.字をキレイにかけるようになっておく

――学生のうちにやっておいたほうがいいと思うことはありますか?

字はうまくなっておいたほうがいいかもしれないですね。ふとしたときに字がキレイだったらすごく印象がいいと思うので、やっておけばよかったなと思います。字、大切です。そして文字を書かなくなっちゃうから、スマホばっかりに頼らない。あと挨拶はちゃんとしたほうがいいかもしれないですね。マイナスになることないですし、第一印象は3秒で決まっちゃうので。

2.アニメ『メジャー』を見てほしい

――これから新生活を迎える学生が見て/聞いておいたほうがいいものは?

僕はアニメの『メジャー』をよく見るんですけど、すごくモチベーションが上がるんですよ。吾郎という主人公が小学校のときに右肩を故障して、左でピッチャーをやり続けるんですけど、その苦悩に「俺も頑張ろう」と思えるアニメで、すごく好きですね。

3.自分を客観視してみる

――新生活や新しい環境をスタートする際にやっておいてよかったなと思うことや心構えはありますか?

やっぱり僕らは毎回、新しい現場に行くじゃないですか。なので、役でも自分でも客観視するようにはしていますね。難しいんですけど、一度「これって人からどう見えるんだろう、これを言ったらどうなるんだろう」と自分の外から見てみることは芝居しているときも意識しています。

――それは、いつ頃から始めたのですか?

去年の4月くらいですかね。芝居で悩んだときに、先輩が「客観視してみたらいいんじゃない?」みたいに言ってくださって。客観視が追いつけばいいんですけど、そうじゃなくても「これはこういう動きに見えるんじゃないか」とまず自分で考えることがすごく大切なことなんだろうなと思います。だから芝居だけじゃなくても、わからないことがあるならまず自分で考えてみて、本当にわからなかったらスマホとかで調べるようにする。考えないと覚えないですよね。そして悩んだときは走るのがいいと思います。運動をするとスッキリするので(笑)。

現場では(高橋)恭平ちゃんが話しかけてくれていい雰囲気で撮影できた

――曽田さんが出演された映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』が3月3日から公開されますが、原作・脚本を読んだ印象を教えてください。

いや、もうキュンキュンしましたよね(笑)。まず、片想いごっこという設定が斬新じゃないですか。片想いって恋愛で一番楽しいというか、相手をもっと知りたいみたいな欲が出てくる時期だと思うので、その関係でずっといるのがすごく素敵なことだなと思いましたね。

――今回、曽田さんが演じた山田をきっかけに千輝と真綾の出会いがありますが……。

そうですね、感謝してほしいですよね。きっかけですから、僕は(笑)。

――役柄としてはかなり癖のあるキャラクターでしたよね。

試写を観たときに「これ大丈夫かな」と思って(笑)。本読みで監督が「いいね、期待してるよ」みたいに言ってくださって、それも結構プレッシャーだったんですよ。セリフがないシーンでは「好きにやっていいよ」と言われたので、「好きにやって?え、どういうこと?」と思いながらやったら「やりすぎだよ」とちょっと抑えられたりして(笑)。今回で新しい僕をみなさんに感じていただけたら嬉しいですけど、やりすぎていたら本当にすみませんという感じです(笑)。ただこれまで僕が演じてきた役からはあんまり想像ができないような喋り方や雰囲気なので、役の幅を広げていただいたのは本当にありがたいですし、ちょっとでもそれを感じていただけたらいいなと思います。

――現場の雰囲気はいかがでしたか?

僕が撮影に参加したのが3日間くらいだったので、キャストの方とは仲良くなれないだろうなと思っていたんですけど、(高橋)恭平ちゃんがすごく話しかけてくれて、いい雰囲気で撮影できましたね。役者さんって人見知りの方が多くて仲良くなるのが終盤になることが多いんですけど、恭平ちゃんがいてくれたおかげでやりやすかったし、座長だなぁと思います。でもあとで聞いてみたら「俺も頑張ったんだ」と言っていたので、すごいなぁって。

舞台でできないことができたときにお芝居が好きになれた

――ご覧になって、印象に残っているシーンはありますか?

千輝の「俺で上書きしなよ」みたいなセリフが印象に残っているんですよね。どんどん好きが漏れてくる感じが……よかったですね〜(笑)。「もどかしい!」と思いながら観ていました。真綾とすれ違っちゃうときも感情がこもっていていいですし、ラストシーンの恭平ちゃんがめっちゃいい顔をしていて、ちょっと泣きそうになりました(笑)。

――今回は高校生役でしたが、曽田さんが学生時代に夢中になっていたことはありますか?

僕は12年間くらいサッカー部に入っていて、中1から中3くらいまではスケボーもよくやっていましたね。サッカーは本当にずっとやっているから続けるかみたいな感じでしたけど(笑)、スケボーは友だちに誘われて始めて、黙々とひとりで打ち込めるのがすごく好きでした。

――そう思うと、対照的なスポーツですね。

そうですね。サッカーも好きなんですけど、ひとりでスポーツをしたくて卓球をやっていた時期もあって。失敗したら自分のせいになるじゃないですか。それで頑張ろうと思えるので、すごく楽しかったなぁという思い出があります。今もたまに友だちとフットサルをしますけど、スケボーは怪我が危ないからやめなさいと言われています(笑)。

――これまでを振り返って、仕事への意識が変化したきっかけになったことはありますか?

劇団鹿殺しの丸尾丸一郎さんの舞台に出て、一ヶ月みっちり芝居をしたことですね。それまでもお芝居はちょっとずつやっていたんですけど、好きではなくて。でもその舞台ではできないことが多すぎたから、できたときに達成感があって、できた先にはまだ上があって。そのときは満足できなかったんですけど、そこでお芝居が好きになれたと思いますね。

――できないから諦めるんじゃなくて、もっとやりたいと思ったんですね。

諦めることはなかったですね。表現って自由でどんな選択肢でもあるから、常に「どうやったらいいかな?」という方法を探していました。

世界一幸せと思うのはごはんを食べているとき

――そこから演技はより楽しくなりましたか?

楽しいけど、真剣に向き合っていたらその分反省点も多くなりました。でもファンの方々がSNSとかで「めっちゃよかったよ」と言ってくれたら、すごく報われますね。ただ自分の考えていることが100%みなさんにわかってもらえるわけじゃないから、もっと多くの人にわかっていただけるような表現ができればいいなと思います。

――ファンの方の声もモチベーションになっているんですね。

めっちゃエゴサしますもん。もし悪い役を演じたら役名やドラマ名を入れて検索して、「なんだこいつ」みたいなコメントがあったら「よっしゃー!わかってもらえた」と嬉しくなります(笑)。

――今回の作品はどんな反応が来ますかね?

え〜! ヤバいと思います(笑)。スタッフさんも山田を気に入ってくださっていて、出ているシーンも印象に残ると思うんですけど、その分、ちょっとやりすぎたのかなとも思っています(笑)。

――今作のキャッチフレーズは「これは、世界一幸せな片想い」ですが、曽田さんが世界一幸せ!と思う瞬間は?

ごはんを食べているときです。もうなんでもかんでも食べる。ただ食べすぎたら太っちゃうので、本を読んだりアニメを見たりして、現実逃避をするときも好きですね。携帯を持っていると情報がたくさん入って来て、焦っちゃうじゃないですか。だから一旦置いて、自分のペースを作れるときが幸せかもしれないです。

――最近、印象に残っている作品はありますか?

阿部暁子さんの作品がすごく好きで読んでいるんですけど、「短編旅館」に収録されている「花明かりの宿」は感動しましたね。時間がゆったり過ぎていく中でも人間の情緒が見えて、すごく好きです。

曽田陵介さんから学生のみなさんに手書きのメッセージ!

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PROFILE

曽田陵介

1997年10月24日生まれ。島根県出身。SNSの投稿をきっかけに注目されデビュー。貯金の主な出演作に「村井の恋」(22)、「サワコ〜それは、果てなき復讐」(22)、「覆面D」(22)、「不幸くんはキスするしかない!」(22/主演)などがある。映画出演は『ホリミヤ』(21)『グランギニョール』(22)に続き本作で3作目となる。

映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』3月3日(金)全国ロードショー

人生初の告白に見事に玉砕した高校2年生の失恋女子・真綾(畑芽育)。親友の小原知花(莉子)に慰められるも、落ち込んでいるところを陸上部のエースで学校一のイケメン・千輝くん(高橋恭平)に見られてしまう。モテモテなのに周囲には塩対応な千輝くんが、なぜか真綾に提案したのは、“片想いごっこ”!「好きな人、無理に探すくらいなら、俺に片想いすれば?」。
片想いごっこの条件は、絶対に好きにならないことと、まわりにバレないこと。好きになってはいけない約束なのに、自分だけに優しくて甘すぎる千輝くんに、真綾の気持ちは次第に揺れ動いていく...。そんな中、真綾に密かに想いを寄せるクラスメートの手塚(板垣李光人)に、秘密の関係を知られてしまい...。
千輝、真綾の“片想いごっこ”の行方は――?!

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取材・文/東海林その子
撮影/三橋優美子
ヘア&メイク/いたつ
スタイリング/岡村春輝


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食べることと寝ることが大好き。休みの日は家にこもって、ひたすら映画やドラマを見たり、漫画や雑誌を読むのが幸せ。

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