先輩しか勝たん!学窓ラボ先輩インタビュー|國學院大学4年/ゆうたくん編
大学生約300人が活躍中、マイナビの学生の窓口「学窓ラボ」で活躍するゆうたくん4年生。ヒントは先輩の経験談にある!ぜひ参考にしてくださいね。
目次
1. 大学生活|大学生は良くも悪くも自由度が高い。行動次第で学びは拡張できる
2. 就活|自問自答しながら選び、行動したことが就活に活きた
3. 学窓ラボ|価値観をはみ出した偶然の出会いに価値がある
大学生は良くも悪くも自由度が高い。行動次第で学びは拡張できる
――大学ではどんなことを学んでいますか?
大学では経営と感情経済、まちづくりについて学んできました。
――大学で注力していることは何ですか?
4年間で3つ頑張ってきたことがあって、1つ目は教授の助手のように授業の司会進行やファシリテーションをする「FA」という授業アドバイザーの活動です。2つ目は学生委員会でオープンキャンパスや授業体験を学生たちだけで設計して高校生に発信したこと。3つ目はゼミです。ゼミでは行動経済学みたいなものを学んでいて、多世代がつながるまちづくりを研究しています。
FAはコロナ禍で何か活動したいと思ってやり始めました。コロナはやっぱりターニングポイントだったと思います。
――大学以外で活動していることがあれば教えてください(アルバイト、サークルなど)
今は主に地域活動に注力しています。世代を超えて活躍できるような場所、家でも学校でもない場所を作ることにチャレンジをしています。その中でも古民家の運営や若者の居場所づくりをしています。
あとコロナ禍の2021年6月に映像制作会社を起業して、動画やプロモーションビデオの制作をしました。学窓ラボも含めていろいろ経験できるコミュニティに参加しました。
――入学前と入学後でギャップを感じたことはありますか?
大学に入る前は大学生って遊びつつも忙しいと思っていました。入学してみると良くも悪くも自由度が高かったです。悪い意味で言うと大学生みんなが目標を高くもって活動しているわけじゃなかったのは結構ギャップを感じました。反対に先生に提案や質問をしたりいろいろな活動に参加することができるので、行動次第で学びの拡張ができるのは大学生の良いところ。
自問自答しながら選び、行動したことが就活に活きた

――大学生活の悩みはありましたか?
学費を奨学金とアルバイトで稼いだお金とで自分で払っているので、1年生のときにこのまま遊んでいるだけじゃもったいない気がしたんですよね。それで1年の夏から長期インターンを始めました。いろいろと活動をしてきましたが、3年の後半から4年の春にかけて自分が本当にやりたいことは何だろう?と悩んでしまって..。いろいろ考えた結果、自分の存在意義は地域活動だと思うようになり、4年生の6月から活動を始めました。
何をすればいいかわからないという悩みをよく聞きますが、僕自身はわからなければやってみればいい、やっていく中で見つけていけばいいと思い行動しています。
――休日はどんなことをして過ごしていますか?
学びの延長でもあるんですけど自分の地域を歩いています。 フラッとおばあちゃんに会いに行ったり地域でやっているイベントに参加したり。自分で街を歩くといろいろな課題を持って帰ってくるので、抽象的な課題の理論を大学で学んで現場で試す、という行き来をしています。
――就職活動に不安はありましたか?
漠然とした何かよくわからない不安がありましたね。就活は3年生の冬に終わったんですけど行動することで薄れました。
――就職や就活を意識して行動したことを教えてください。
自分自身が本当にそれをやりたいのかという気持ちを大事にして行動したことは、すごく就活に活きました。とりあえずやってみながらも、なんでこれをやってるんだろう?と自問自答しながら行動すると就活で自分の考えを実体験とともに説明できるのですごく強いと思います。
僕の場合は苦手だった早起きを克服するために始めたパン屋のバイトもそうです。朝にパンをこねる仕事で、アルバイトを始めてしばらくしたらバイトが無い日でも朝早く起きることができるようになりました。
――大学卒業後はどんな活躍がしたいですか?
鳥の目虫の目で活躍したいです。今も地元地域にたくさん出て現場レベルで虫の目のように活動しているのでその視点を大切にしていきたいです。また春からの就職先では公共的な視点で広い考え方を求められるので、自分で現場を見ながら未来に関わっていくつもりです。
人間像で言うと多世代をごちゃまぜにできる人間ですかね。偏見を持たず分類分断をせずいろいろなものを受け入れて、それぞれの人が居場所を見つけられるサポートができる人間になりたいです。
「学窓ラボ」価値観をはみ出した偶然の出会いに価値がある

――「学窓ラボ」に参加した動機を教えてください。
ちょうど学校外のコミュニティや活動できる場所を探していた1年生の5月に参加しました。インターンだと1年生が珍しかったりするし、社会とつながって活動するのはハードルがちょっと高く感じるけど、学窓ラボはハードルが低いものもあったので参加しやすかったです。だんだんと参加するうちに、やってみたいことが増えたり新しいご縁があったので本当に参加してよかったなと思います。
――印象に残っている「学窓ラボ」での活動は何ですか?またその活動を挙げた理由を教えてください。
絞るのが難しいけど、アナ雪2映画公開時の監督インタビュー、アドビさんのイベント登壇など全部記憶に残っていますね。
僕は大学生活では出会えない違う世界の人と話ができることに新しい刺激を感じていました。今は最適化された情報にしか触れられないから、制作ディレクターの方や違う視点をもった大学生など自分の価値観をはみ出した偶然の出会いにこそ価値があると思います。
――「学窓ラボ」を友人や後輩に勧めたいですか?
もう勧めました(笑)
世界観や視野が広がるところと、なかなか学校だけじゃできない体験ができるところ、学校外でつながりができるのですごくいい場所だなと思って勧めました。
――「学窓ラボ」」はどんな人におすすめですか?
新しいものに興味がある子はもちろん、大学生活があまり充実していないと感じている子もぜひやってみてほしいです。
自分は1年生で始めたインターンが合わなくてすぐ辞めた経験があって。チャレンジのハードルが読み切れていなかったんですね。学窓ラボにはハードルが低いものから高いものまであるので、まずやってみるという意味ですごく入りやすいんじゃないかなと思います。最初は座談会がオススメです。
――就活において「学窓ラボ」が役立った事があれば教えてください。
自分の活動がメディア(マイナビ学生の窓口)で記録に残るのはすごく強いです。めちゃめちゃ活用させていただきました(笑)。サークルや学校の活動は言葉で説明することはできますが記録に残りづらいんです。 自分の活動記録としてブログを書いていて、そこでもURLを記載しています。
――新1年生にメッセージをお願いします!
「よくわからない偶然を大切にしよう」「学びを拡張しよう」ということを強く伝えたいです。
自分が選ぶ情報はあまり広がりません。偶然出逢った人からのつながりや、たまたましたことが後々で活きる、そういう偶然性が広がりをつくります。偶然性だけだと優柔不断な人間になってしまうので、取捨選択する自分の行動に理由を持つことが大事。そして大学での学びを活用、拡張することを考えて試してみる。この2つを大事にすると奇跡のような毎日になって面白いと思います。