地元『横須賀』への愛、人との繋がりの大切さを感じられるボランティア中の一枚!|テーマは”勝負服”フォトコンテスト優秀賞受賞`1/4 さんインタビュー

編集部:ベッシー

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こちらは9月に実施した#Z世代の目線から コンテスト「勝負服」のフォト部門で優秀作品賞を受賞した、`1/4さんの作品です。ボランティア団体「よこすか何でもやんべぇ~会」に参加している、おそろいのユニフォームを着た仲間の背中を写した一枚です。人との繋がりへの大切さや地元横須賀への想いが伝わってきますね。

今回はそのフォトを撮っていただいた、作者の`1/4 さん(神奈川県立保健福祉大学 2年)へ受賞者インタビューを実施!
フォトを撮った時のエピソードや人柄、学校生活についても深堀して聞いてきました。

→フォトコンテスト9月の「勝負服」総評結果はこちら

インタビュー

  • 【受賞時の反応、周りの感想について】
    ――
    優秀賞を送らせて頂きましたが、この事はだれか周りの方に話したりされましたか?

本当に気軽な感じで、受からなくちゃと思って応募したわけではないので、メールが送られてきてなんだろうと思って開いたら「えっ!?」みたいな感じで驚きました。写っていたボランティアの仲間や代表の方に「受賞したんだ」みたいな話は結構しましたね。

――ちなみにその中で実際に仲間の方や代表の方に言ってもらった印象的な言葉はありましたか?

印象的な言葉としては、とりあえずボランティア(よこすか何でもやんべぇ~会)の代表の方に送らせて頂いた時に「わあ、すごいじゃん!」という言葉を返して頂いて、「これでボランティアの名前とか色んな人に知ってもらえたらいいね」という話になり、「同級生だけの写真だから大切にしなよ」って言ってもらった事です。

一緒に写っている仲間たちはみんな悪ふざけで「著作権だ~」とか「賞金もらったならちょこっと奢れや」とか、それに「それは少し出すわ」と話してました。応募したおかげ、というか受賞させて頂いたおかげで今までとは違う形でみんなと仲良くなれた気がします。

――写真を撮る時には「応募するよ」と仲間に話していたりしたのですか?

いや、写真が全員後ろ姿でバックプリントを写したかったので。別に顔写ってないから大丈夫かなと思いながらも、たしかに(この写真は)勝負服にぴったりだなと思って応募しました。
(受賞が)まさかだったので、後から写っている人に連絡しました。「ごめん、勝手に応募した」っていうのを送りました。

  • 【コロナ禍の学校生活について】

――作品コメントでも「コロナによって多くのイベントがなくなり日の目を浴びなくなったボランティアのおそろいポロシャツ」とあったように、なかなかそういう機会がなくなった中、久しぶりに集まれたところにもぐっときました。`1/4 さんがコロナ禍に入ったのは高3の時からですか?

そうですね、高3の最初の頃から授業がオンラインになって生活が一気に変わりました。

――高3の時だと、これから受験だとか最後の思い出がなど色々あったと思うのですが⋯⋯

卒業する時とかにも「俺ら1年分楽しんでなくない? 1年間やり直そうよ」みたいな話を友達とたくさんしてました。

――その後にこういうのやりたいねっていう話だったり、実際にやり直した事はありますか? 

そうですね。結果的に高校3年生でやろうとしていた事は出来なかったりだとかが多かったので、卒業してから大学が離れても結構集まる回数は増えましたね。

――人によってはそこで一旦疎遠になる人もいるかなと思うので、離れても繋がっていられそうで、いいですね。

コロナのおかげで、他の学年では経験出来ない新しい繋がり方になったのかなとは思います。

――大学に入学した時は、オンラインがメインだったのかなと思うのですが、入学時はどのような感じでしたか?

そうですね。大学一年生の時は、授業は全部家で、教授も友達も(画面の)向こう側だから本当に壁が何枚もある様な感じでした。画面とはすごい(近い)距離なのに、全然近く感じなかった。(その中で)自分が踏み出せたなっていうのは、6月頃からです。徐々に感染対策をしながらって感じでサークルの活動が復活したので、がむしゃらにとりあえず色んなサークルに参加してました。画面越しじゃなくて、対面でいろんな人と関わりたいと思って。

――そこでようやく大学生らしい感じというか、楽しくなってきたぞという感じですか?

そうですね。オンライン授業も新しい生活ではあったんですけど、新しいキャンパスライフか? って聞かれると微妙な気がしてて、サークルとか人と関わり始めてから「あ~これがたぶん大学生なんだろうな」って思いながら活動してました。

――入ったサークルについて、いくつか教えてください。

一年生の時にがむしゃらに参加していたので、その時は6個くらいです。
体を動かす事が好きなので、とりあえず運動系は全部入ってました。フットサル、野球、テニス、バレーボール、バスケ、バドミントンみたいな感じです。

――たくさんありますね。その中で今も続けているものはありますか?

今はテニスサークルとバレーボールサークルを。幹部と言ってはなんですけど、役割を持ってやらせて頂いてます。他にも時間があれば、バスケにお邪魔したりとかもしてます。とりあえず、人の輪っかというか人と関わる事を大切にしたい感じなので、どのサークルも楽しいです。

  • 【ボランティア活動・横須賀について】

――写真に写っているボランティアはどのような団体ですか?

このボランティア団体は、中学の頃から参加しているんですけど。(受賞作の内の)背中、見えるかわからないんですけど、『よこすか何でもやんべぇ~会』って書いてあるんです。このボランティアの目的としては横須賀の色んなイベントを一緒に盛り上げたり、運営とか手伝って横須賀を盛り上げていこうよっていう団体です。

自分の大学は色んな地方から来る人が多かったので、色んな人とサークルで関わって一緒にボランティアやらない? って声かけてみんなで横須賀を盛り上げる形になってきました。

――今も実家、横須賀で暮らしているのですか?

そうですね。ずっと小学校、中学校、高校、大学と全部横須賀の中なので実家から通ってます。

――受賞作の写真の時はどんなイベントを盛り上げに行ったのですか?

これは他の大学、近くにある歯科大学の文化祭をもっと盛り上げてほしいって頼まれていて依頼がきたので行きました。写真内で着ているポロシャツを着て活動するのが2年ぶりくらいで、全部ごそっと(ポロシャツを)出してきて、みんなでサイズが合うやつを着てました。この時は模擬店のような感じでお手伝いさせて頂き、焼きそばとか色んなものを出していました。

――その団体は年配の方とか、年齢層が広いのですか?

そうですね。代表の方は少し上なんですけど、今主軸としては自分たち大学二年生が動いている感じですね。

――団体にはどのような経緯で参加するようになったのでしょうか?

ボランティア団体の代表が母の知り合いで、母も一員だったので一緒に参加して。この前(受賞作の写真の日)の活動は二年ぶりだったので、なかなかOBOGを集める事も出来ず、どうしよっかとなった時に「大学の友達を呼んでみるよ」って言って、みんなを集めました。

――写真の時以外でも、最近なにか活動されましたか?

最近も徐々に徐々に活動できる様になってきているので、この前は横須賀で大きく開催されたマラソン大会のお手伝いだったり、横須賀中央で地域の子どもたちが自由に遊べる歩行者天国の様なのを作りながら、そこで色んなゲームを開催したりとかしています。

本当に嬉しいのが、自分が中学生の頃一緒に参加していた大学生の方々が、社会人になってもふらっと仕事帰りに来てくれた時なんかは同窓会みたいになることで、「あ~久しぶり!」って色んな会話が(出来るのが)楽しいです。

――そういう場があるのっていいですね。久しぶりだったり、直接声をかけて誘ったり、知り合いが増えていく感じですね。

応募した写真もイベントに参加してくれたのは後輩もいたし、先輩も何人か来てくれていたんですけど。たまたま撮った写真は同じ学年だけで、ちょうどその時に誘った友だちで今見たら同じ学年だけだ、みたいな。なんかちょっとそれも写真として好きで。

――これは同じ学年で撮ろうと意識したわけではなく⋯⋯

あ、これは特になにも意識せずに撮っていたら、あ、これ全員同じ学年だ! って。笑

  • 【写真・カメラについて】

――ちなみに今回の応募作は何で撮りましたか?

この時はイベントで荷物をいっぱい持っていけなかったのでスマートフォンで撮りましたね。 

――パシャッと撮ったんですね。

ちょうど全員で休憩とっていいよって言われたところだったので、ゆったりとみんな休憩してる時になんか揃ってて綺麗だなと思って。悔しいのは自分が写れてない事ですね。

――勝負服というテーマでしたが、応募するにあたってこの写真がパッと浮かんだんですか?

そうですね。やっぱり二年間疎遠になっていたボランティア活動だったので久しぶりに活動出来て嬉しいなって思ってて、この写真が結構自分の中でお気に入りで。Instagramでちょうどこのフォトコンテストを見て、テーマが勝負服って書いてあるのを見て、これ(受賞作の写真)は勝負服だ! と思って応募させていただきました。

――その時の気持ちと写真がテーマにマッチしていて、あ、これ応募しようって感じですかね。

本当にもうテーマを聞いてからよし! 勝負服を撮るぞ! というよりは、自分でタイトル勝負服ってつけるぐらい本当にぴったり合った感じですね。 

やっぱりテーマと作品への想いを綴れるところがあったのはいいなと思いました。

――普段写真を撮るのって、やはりスマートフォンが多いですか? それとも一眼レフカメラなどを使われていますか? 

みんなと写真を撮ったりする時はやぱりスマートフォンが多くて、共有しやすいしって思っているんですけど。大学一年生の時に趣味で買ったミラーレスを一台持ってるんですが、あんまり持ち歩いてないですね。ちょっとまた始めようかなみたいな感じで少しずつ持ち歩いたりしてます。

――カメラを始めようと思った時(大学一年生の頃)、どういう写真を撮りにいきましたか?

キャンプが好きで、家族もだいぶアウトドアなので、ソロキャンプ行って色んな景色撮りたいなだとか。一人で浸れるものを写せたらいいなと思ってました。

自分が20年横須賀にいて、すごいたくさん自然に出会ってきていて。ただ、大学生になっていろんな地方から来た人と話すと、あんまり海のことを知らない人も多くて。そういう人にも良さを伝えられるように、地元の海を写真におさめられたらいいなと思って、色んな海を写真に撮りながら歩いてました。

――カメラで撮った作品はInstagramやブログに載せたりしていますか?

もう自己満足みたいな感じで済んじゃってるんですけど、自分のアカウントでInstagramには少し投稿してたりはしてますね。けど誰かに認めてもらいたいだとか、もっと広げたいとか。そこまで強い想いを持っているかと聞かれると、ただ撮って写真に撮っておけば残せるし、残せればいいかなって想いで撮ってます。

――また応募してもらえたら嬉しいです!今日はお忙しいところありがとうございました。

終わりに

インタビューにご協力いただきありがとうございました!

人との出会いや繋がりを大切にされている想いや、ボランティア団体『よこすか何でもやんべぇ~会』・地元の横須賀への愛に溢れていた`1/4 さん。
ご友人たちの背中からも団体への愛や楽しさが滲んでいて素敵なお写真でした!

限られたコロナ禍でも日々を楽しく過ごすため、がむしゃらに行動出来るのがすごいと感じ、`1/4 さんの他の写真も見たくなりました!

川柳をはじめ、コンテスト「#Z世代の目線から」は、今の大学生がどんな風に過ごしているか、どんなことを考えているのか、たくさん教えてほしいなと思ってはじめた企画です。

作品としてのクオリティも大事ですが、「今の学生っぽい目の付け所」が評価ポイントになっています。初めての方でも気軽にできるので初心者大歓迎!お友達も誘ってみてください!
コンテストの過去作品も記事であるので、是非見てみてください!

編集部:ベッシー

編集部:ベッシー

昔ながらの大学生活でイメージされるような大学生活を謳歌し、就職活動はちゃんとやらず、社会人のスタートではつまづき、いろんな会社を転職しながらキャリアビルド。学生や若い人のチャレンジを応援したい、頑張れる場を提供したいという想いを持って編集部で活動中。伝えたいメッセージは「自分で考え、自分で動き、人にはどんどん頼りましょう」

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