【出版甲子園、こんな本を出してます。】『JK、インドで常識ぶっ壊される』
学生の商業出版を支援している早稲田大学公認インカレサークル 「出版甲子園実行委員会」が、今まで出版甲子園を通じて出版された既刊本を紹介していく本企画。
第3回にあたる本稿では、第16回出版甲子園ファイナリストの熊谷はるかさん著、
『JK、インドで常識ぶっ壊される』をご紹介します!
どんな本?
『JK、インドで常識ぶっ壊される』(略称:インドJK)では、
突如、親の転勤により、インドに行くことになり、華のJKを見知らぬ土地・インドで迎えることになった著者・熊谷さんの心の内からインドでの体験記、日本に帰国するまでが綴られています。
熊谷さんの個性が光る表現
熊谷さんの「たとえ」がどれも個性的で読んでいて飽きません!
自分の考えが甘かったことをタピオカに喩えてたり、
インドの広告のモデルの目力を「「古すぎ~」と揶揄されてしまいそうな」と例えていたり…
ほかにも興味深い表現がたくさんあるので、ぜひみなさんのお気に入りの表現を探してみてください!
本書を読むなかで、そういった楽しみ方も出来ると思いますよ。
覆される先入観
インド人は「頭に布みたいなのをぐるぐるに巻いてて、おでこに赤い点つけてて、数学がめっちゃできて、カレーばっかり食べてるひとたち」と思っていた熊谷さん。
みなさんもそのようなイメージを一度は抱いたことがありませんか?
でも、実際にターバンを巻いている人たちはシーク教の人たちのみ、
インドの全人口のたった2%にも満たないのだとか。
そのような熊谷さんがインドに渡る当初抱いていた先入観がどんどん覆されていきます。
Q.インド人が数学が得意なのは本当?
このように、インドJKではエッセイならではの、ちょっとした日常の疑問にも触れています。
ほかにも、誰もが一度は不思議に思うことのひとつ、
あの神話は本当なのか?
熊谷さんがインドで目撃した光景に答えが示されています。
こちらは実際にインドJKを手に取って、確認してみてください!
知られざるインドのリアル!?
インドJKでは知られざるインドのリアルを知ることも出来ます。
「常識ぶっ壊される」というタイトルが意味するものは何か、読み終えたときにかならず何か理解できるものがあります。
今回ご紹介したのは、「JK、インドで常識ぶっ壊される」でした!
インドに元々興味があった方でもそうでない方でもお楽しみいただけると思います。
みなさんも、熊谷さんの赤裸々で親しみやすい文章の虜になること間違いなしです!
是非一度、お手に取って、読んでみてください!
『JK、インドで常識ぶっ壊される』(河出書房新社)
著者:熊谷はるか
2021年12月24日
定価:1,540円
ISBN-13:978-4309030166
https://www.kawade.co.jp/np/is...
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