目標を達成したい気持ちを川柳に!|川柳コンテスト優秀賞受賞すももさん インタビュー
これは、9月に実施した#Z世代の目線からで優秀作品賞を受賞した、すももさんの一句です。 目標をホワイトボードに書く回数は多いけど、消す機会が中々ない場合が多いと気づき、そんな状況を描いた川柳です。
今回は、その川柳を作っていただいた明治大学附属中野八王子高等学校 2年 作者のすももさんへ受賞者インタビューを実施!
どのような目標があるのか、この川柳にまつわるエピソードなども聞いていきましょう。
→川柳コンテスト9月の「目標」総評結果はこちら
インタビュー
――今回のコンテスト優秀賞おめでとうございます!連絡をもらった時はどんな感想でしたか?
ありがとうございます!川柳とか応募することはたまにあったんですけど、他の応募や募集で全く受賞したことがなかったので、びっくりしました。
――今回のKW「目標」に対する句はどのように思いついたのでしょうか?
私はかなり負けず嫌いなので、目標を紙に書いて壁に貼って、達成したら外すみたいなことを普段やっています。
勉強机にもA4くらいのホワイトボードを置いてて、そこに忘れないように大事なことや目標、行きたいところ、食べたいものとかを書いて、達成したら消すようにしているのですが、消すよりも書く回数が多いので、すごい増えてるなと。それをパッと思いついたので応募しました。
――今ってそのホワイトボードのどのくらいを目標で埋め尽くされているんですか?
さっき何個か消したんですけど、今は14個あります。歯医者の予約とか、生物の宿題を終わらせることとか書いてありますね。
また、最近(インタビュー時点)は期末テスト期間で、目標を達成する余裕もなくずっとテスト勉強してきたので、目標がどんどんホワイトボードに溜まっていっちゃいましたね。期末テストが今日で終わったので、やっと何個かの目標を消しました。
――お疲れ様でした!今は高校2年生ですが、高校生活は楽しめていますか?
高校1年の時はオンラインだったんですが、2年生になった今は一回もオンライン授業がなくて、対面で授業を行ったりしてますね。体育祭や文化祭は無事に開催されていて、もちろんマスクとか色々気を付けなきゃいけないことがあるけど、高校生活をあまり制限なく結構楽しめてます。
黙食とか言われるんですけど、みんなは普通にしゃべっちゃてますね(笑)
――楽しそうで何よりです。川柳は他でも応募していると伺いましたが、友達と一緒に作ったりするのでしょうか?
友だちと川柳を作ったことがないですけど、友だちとの会話がギャグみたいなことが多いので、そういうのもあって川柳が思いつきやすいかもしれないですね。普段から面白い言い回しを考えたり、ネットで流行ってる言葉遊びに乗っかってみたり、そういうのが結構あるので、川柳は参加しやすいです。
――受賞したことを友だちや家族に報告しましたか?
報告してなかったです。個人的に応募したという感じの方が強いです。でもやっぱり友だちとのコミュニケーションがこの応募のきっかけっていうか、そういう役に立ったのかなと思います。
――この川柳を考えた時は、すぐ思いついたんでしょうか?
応募概要とかを見た瞬間に思いつくこともたまにあるんですけど、思いつかないことが多いので、いったんサイトから離れてお風呂の中で考えたりしてますね。今回ヒントをくれたホワイトボードもそうなんですけど、周りに結構ヒントがあるはずなので、考える時はそういうのも大事にしてます。
――今回は優秀賞ということで、QuoカードPay1万円分を贈りさせていただいたんですけど、もう何か使いましたか?
まだ使ってないですね。普段からポイントを貯めたりしているのでそれも含めて、いつかもし金欠になった時に使えるようにしてます。
――最後に、高校生のうちに達成したい目標はありますか?
そうですね。今まだ将来の夢っていうのが決まってなくて。高校3年間の間でいろいろな勉強して、興味を持ったりとか、いろんなことを経験して、それでやりたいと思えるような仕事を見つけることが私の目標です。
自分が将来こういう仕事に就きたいと、そういうのを持って行った方が大学で効率の良い勉強ができると思うので、高校のうちに見つけたいです。
2023年は受験生になるので、より一層勉強に力入れたいっていうのがひとつ。あと、前々から勉強を始めようとするものの、やっぱり前日になってやってないことが多すぎて、後悔することが多いです。それで寝る時間も短くなっちゃうので、睡眠時間を確保するっていうのを目標にしたいです。
――今後とも、この企画をより大きく楽しくしていきたいなと思いますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします!今日はお忙しい中ありがとうございました。
終わりに
ホワイトボードに貼ってあるたくさんの目標から思い浮かんだことを川柳にしたすももさん。
皆さんが共感する話も多かったのではないでしょうか?
川柳をはじめ、コンテスト「#Z世代の目線から」は、今の大学生がどんな風に過ごしているか、どんなことを考えているのか、たくさん教えてほしいなと思ってはじめた企画です。
作品としてのクオリティも大事ですが、「今の学生っぽい目の付け所」が評価ポイントになっています。初めての方でも気軽にできるので初心者大歓迎!お友達も誘ってください!
文:はづき(学窓ラボメンバー)
編集:学生の窓口編集部