『繰り返す私の「夏のある日」』夏のある日、川を眺めていた。川の近くのちょっとした階段に腰掛けて......|エッセイ企画「#Z世代の目線から」

編集部:ベッシー

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夏のある日、川を眺めていた。川の近くのちょっとした階段に腰掛けて、話をしながら。それも、3年間片想いしている彼と。

私が彼と出会ったのは、残念ながら漫画やドラマでよく見る運命的な出会いではない。ごく普通に彼は私のクラスメイトで、私の友達だった。

一緒に遊ぶ機会が多く、なんとなく共に過ごす時間が長くなり、2人で遊ぶ仲にまでなったのだ。一緒にいると楽しいという気持ちが、いつしかずっと一緒にいたいという気持ちに変わっていったのだ。
そして出会って3年目。ついに今日という日に、自分の今の気持ちを告白しようと思い、遊びに誘ったのだ。隣にいる彼と話す時間は本当に楽しくて、彼との近さにドキドキした。そしてそれは突然訪れた。彼と話しているとなんと目の前から大きな大きな蜂が私めがけて飛んできたではないか。私は怖くなってつい大声を出した。その時だった。
私は恐怖のあまり、知らない間に彼の腕に抱きついていたのだ。彼とこんなスキンシップをとったことがない私は激しく動揺し、必死に弁解した。そんな私を見て彼は急に犬を飼いたいと言った。話を逸らしたのは、彼なりの優しさだったのだろう。彼と過ごした中で1番ドキドキした瞬間だった。しかし、動揺する私をも包み込んでしまう彼の優しさを前にして、もし告白して気まずい関係になってしまったらどうしようという気持ちが大きくなった。

夏のある日、私はこの想いを胸に秘めたまま彼とまた川を眺めにやってくるのだろう。


著者:芦屋瑞樹 さん
学校・学年:慶應義塾大学 1年
著者コメント:友達関係が長いからこそ、好きな人に想いを伝えられない私のもどかしい想いを同年代のみんなに共感してもらいたくて応募しました。好きな人が見つけてくれたら、、なんて少し期待もしているのかもしれません。

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編集部:ベッシー

編集部:ベッシー

昔ながらの大学生活でイメージされるような大学生活を謳歌し、就職活動はちゃんとやらず、社会人のスタートではつまづき、いろんな会社を転職しながらキャリアビルド。学生や若い人のチャレンジを応援したい、頑張れる場を提供したいという想いを持って編集部で活動中。伝えたいメッセージは「自分で考え、自分で動き、人にはどんどん頼りましょう」

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