アート集団「チームラボ」の正体に迫る!! #大学生の社会見学
漫画家のカエルDXが大学生に贈る、社会見学レポート連載です!! 未知の世界に突撃して一緒に"あたらしい働き方"を発見しよう!!
インスタなどで大人気なあのスポット・・・!!
若い子や著名人がインスタに幻想的な風景の中で撮った自撮りをあげてる光景、見たことありませんか?今回はその場所に実際にこの足で行ってきましたよ!!
日常で絶対見れないような景色に脳が喜んでいる!!
メンバーインタビュー
様々な分野のスペシャリストから構成されるアート集団であるチームラボ。今回はその一人である工藤岳さんにお話を伺っています。
工藤岳さん
これまでにお台場のチームラボボーダレスの作品は増え続け、現在その数は60にもなると言う。「デジタルであればジャグリングのように玉(作品)を増やしていくことができ、それがデジタルの強みなのです」とコミュニケーションディレクターの工藤さんが説明してくれた!!
また、ここお台場以外にも日本国内に留まらず、上海など海外にもミュージアムがあると言う。 ちなみに、上海のミュージアムと連動している作品もあり・・・
リアルタイムで形状など連動して変化しながら、巨石は上海の会場へ続きが伸びているそう。
※空間を越えて共有する巨石 / https://borderless.teamlab.art/jp/ew/sharingrock_tokyo/
これこそまさにボーダレスそのもので、お台場のミュージアム内はおろか、海外のミュージアムとの境界( ボーダー)すらもないということを表しているのです。
そしてこれは「世の中には境界がない」と言う意味があり、チームラボのメッセージでもあります。要するにチームラボの考えるボーダレスとは、「森のような生命が共有し合う空間で、言語化できないもの」なのです。
・・・と僕が語ってしまっていますが、これらは全て工藤さんの受け売りです(笑)
息苦しい現代社会を仕切る様々な境界を取っ払い、生き物本来の生き方である自由でボーダレスな生き方を目指したいものですね・・・!!
出口にあるメッセージ。あなたはどう解釈する?
作品ちょこっと紹介
漫画に載せきれなかったお気に入りの写真を一挙紹介!!
こちらは入り口付近の花が狂い咲くエリア。なんと人間がいる箇所にワサワサと花が咲く仕掛けがあり、足元を見ればさっきどこに人がいたかなどがわかるのだ。
このようにこのミュージアムはプロジェクション等のデジタル技術がふんだんに使われており、各作品単体ではなく、全てまとめて制御しているという。故に最初生まれた蝶が館内のあちこちで見られたり、作品ごとに連動があったりするのだ。すごい!!
光がランプを伝っていく空間。 自分は「綺麗だなぁ」みたいな感想しか持てなかったのですが、実際はここにも色々な考えを巡らせて作っているそうで・・・。
数学的な考え、メッセージがあるようです。工藤さんが丁寧に説明してくれて、ようやく「なるほどね」ってなりました。(数学者を唸らせる数式らしい)
最後に紹介するのは、漫画にもちょっと出てきた子供も楽しめるエリア。 ここは空間がひらけており、なんだか楽しい雰囲気に包まれています。 奥には巨大な光の物体が敷き詰められたエリアもあり、幻想的な空間を冒険することもできますよ!!
※重力にあらがう呼応する生命の森/ https://borderless.teamlab.art/jp/ew/weightless/
他にも紹介できていない作品がまだまだあるので是非訪れてみてください!!
最後に
それでは、最後に工藤さんから頂いたメッセージを紹介して締めくくりとしましょう!
「クリエイティブに正解はありません。学校には正解がありますが、社会に出たら正解が無くなります。なので、例え評価されなくても作品を作り続けるしかないのです。」
信念を貫いた結果このような世界で評価される作品たちが生まれたのかと思うと、胸が熱くなりますね!!
またお台場のチームラボボーダレスは、今年8月末をもって閉館し、2023年に都心部に移転を予定しているそう!みんなもその目で確かめてくれ!
■公式ホームページ:チームラボボーダレス
取材/原稿/漫画
カエルDX(@kaeru_dx)
WEB漫画家・カエルDX
自身をカエルのキャラクター「カエルDX」に投影したレポート漫画を描く、秒で何にでもハマってしまうオタクである。LINEスタンプ「カエルDX」とブログ「カエルDXのオタ活日記」もよろしく!