日本最大級のインカレダンスサークル【D-mc】によるダンス公演『DEAR』に潜入!
こんにちは、学窓ラボ学生ライターの、後藤、塚本です。今回、私たちはダンスサークル「D-mc」が毎年12月に行う単独公演に参加させて頂きました!
「D-mc」とは?
D-mcは現在約400人以上で活動している日本最大級のインカレダンスサークル。大学でダンスを始めた方なら一度は聞いたことある名前だと思います。最大のイベントである12月の単独公演は一年間の集大成であり、数百人規模のメンバーが一体となり、ダンス・ストーリー・演出などを全て構築しています。
今回の公演では、感染症対策のため招待者のみの会場公開の形だったのですが、なんと一般の方も1/19~1/25のオンライン配信が楽しめます!この記事では、配信に先立って鑑賞させていただいた私たちなりのリポートをお届けいたします。
▼D-mc 26th presents「Dear」予告動画はこちら
本公演「Dear」は、劇団カンパニュラという劇団の物語を中心に舞台が展開されていきます。映像による演劇で物語が進んでいきながら、登場人物の感情の起伏や状況の変化に合わせたダンスパフォーマンスを披露。映像での演劇とステージでのダンスパフォーマンスが交互に行われ、それぞれが入り混じりながらきれいにリンクしていて、改めてD-mcさんの表現力に圧倒されました。ダンスの技術力の高さはもちろんのこと、ダンス公演の枠を超えたエンターテインメントで、観る前の期待をはるかに上回るものでした。
実際に鑑賞してみて
まず、会場に入った瞬間に驚かされたのは大掛かりなセット!サークルの公演とは思えないプロのような規模のセットで、ステージへの楽しみがより一層高まりました。
座席にはQRコードが貼ってあり、スマートフォンで読み込むと電子版のパンフレットが!私がこれまでに観てきたダンス公演では紙のパンフレットが当たり前だったので、Z世代が作る公演らしい新しさを感じました。(後藤)
会場では公演の開始前からおしゃれな音楽が流れていてワクワクさせられました。
ダンス公演というと「ダンスを知らないと楽しめない?」と思われる方もいるでしょう。しかしD-mcの公演はダンスを知らなくても多様な演出を通して楽しめるエンターテイメントでした。
ストーリーを軸に披露される洗練されたダンスはもちろんのこと、ド派手な演出や照明、映像技術を駆使した演出は感動的でした。
個人的には公演のストーリーが一番印象に残っていて、その結末には思わず涙。オープニングからエンディングまでどこを切り取っても画になる素晴らしい公演でした。(塚本)
特に印象的だったのはオープニングのコレオです。全てのジャンルの力強く華やかなダンスとプロジェクションマッピングが組み合わされたパフォーマンスは、鳥肌が立つくらい感動的なものでした。一瞬で「Dear」の世界観に引き込まれ、D-mcさんが1年間の集大成にかける想いも伝わってきたような気がします。(後藤)
最後に...
D-mcのダンス公演はダンスのみならず、様々な演出で感動させてくれます。気になっていたけど見に行けなかった方、ダンスに興味がある方、何かを見て感動したい方はぜひ、1/19からの配信をぜひご覧ください!
「■D-mc 26th presents 『Dear』
●あらすじ
ある日、主人公〈想真〉のもとに見知らぬ女の子〈ことは〉が現れる。ことはは実は幽霊で、成仏するために自分の脚本を代わりに上演して欲しいと想真に頼む。想真はことはの頼みを断ることができず、渋々受け入れることになる。後に、〈思音〉はある事実を知り、劇団から姿を消してしまう。本番を目前にして看板俳優の思音を欠いた劇団の行方、ことはの正体とは…
※映像の撮影は感染症対策を行った上で実施されました。撮影本番時のみマスクを外しています。
●アーカイブ配信期間:アーカイブ配信期間は終了しました。
写真提供:D-mc
文:学窓ラボ 後藤雪花・塚本日向
編集:マイナビ学生の窓口編集部