「若者世代の可能性はすごく大きい」~ハワイ州観光局が若者会議の学生たちと考えた「責任ある観光」の未来

学生の窓口編集部

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「マラマハワイ〜地球にやさしい旅を〜」をスローガンに掲げ、ハワイの⽂化や⾃然を守り、住⺠の⽣活と旅⾏者の体験をより多様で豊かなものにするレスポンシブル・ツーリズムの実践を⽬指しているハワイ州観光局。

今回「若者会議」で出題したのは、「ニューノーマルな時代の新しい「旅の在り方」として地元の人が大切にしているハワイの自然や文化を訪問者と共に守っていくための啓蒙方法のアイデア」です。選考の全日程を終えた今、今回の大会をどう受け止めているのか、ハワイ州観光局 セールス&マーケティングアシスタントマネージャー 齋藤 まなみさんにお話をうかがいました。

「若者世代の可能性はすごく大きい」と感じる大会だった

今回の「若者会議」では、学生にどのような期待を持ってご参画を決められましたか?

ハワイ州観光局は、旅行経験の少ない若年層に旅することの楽しさや旅行に対する意識を高めるための活動を行なっています。

また日本では、ハワイはビーチや海、ショッピングといったイメージが強いと思いますが、私たちは今「マラマハワイ」をスローガンに、ハワイの自然を守り文化を継承するレスポンシブル・ツーリズムを展開しています。マラマとは、ハワイ語で「思いやりの心」を意味し、ハワイの豊かな自然や特有な文化を守り、住民の生活と旅行者の体験をより多様で豊かなものにすることを目指しています。

学生の皆さんは、これから日本、ハワイ、そして世界の環境を守っていく立場にもなるので、ぜひ今回は新鮮で新しいアイデアをお聞きしたいと思っていました。

実際に学生たちのアイデアを審査した感想を教えてください。

率直に驚いたのは、最終選考まで残られた方全員がハワイに行ったことがない方々ばかりだったことです。「レスポンシブルツーリズム」という、なかなか深く難しいテーマであったと思いますが、ハワイに行ったことがない中で、深くリサーチして、州民や訪問者の立場で物事を考えてアイデアを出してくれたことが嬉しいですね。

審査過程ではさまざまなフィードバックをさせていただきましたが、最終審査のプレゼンではしっかりとそれらを反映し、さらに深堀りしてきたチームも多かったと思います。プレゼンの内容もよく考え込まれていたと感じました。

ハワイを訪れたことがないこと=固定観念がないということ、世界共通の社会課題であるサステナブルを意識していたこと、デジタルプラットフォームを活用した時代にあったアイデアが出てきたことなど、若者世代の今後の可能性の大きさを感じることができました。

大賞は大学2年生!「学生らしい視点で考えられた面白いアイデアだった」

実際に、出てきたアイデアには学生らしい新鮮さがありましたか?

もちろんです。例えば、各観光スポットにQRコードを設置し、それを読み取ると環境保全に関する情報にアクセスできて、アクセス数が伸びればアプリ上で“木”が成長し、木が大きくなれば寄付ができ利用者のモチベーションも上がる、といったアイデアがありました。

こうしたデジタルコンテンツは学生らしい新鮮なアイデアでしたし、他にも、サステナブルなホテルに関するアイデアなど、プロモーションをする立場でしっかり考えてくれたと思います。

大賞を獲ったアイデアはいかがだったでしょう?

大賞を受賞したアイデアは、全国の学生を巻き込んだデザインコンテストでした。シンプルですが一貫性があり、州民にも還元できるシステムになっているなど、施策もしっかりと考えられていたと思います。実現性も高く、率直に我々も一緒にやってみたいなと感じるアイデアでした。

受賞者がチームではなく、ひとりで参加したことも驚きでした。しかも、まだ大学2年生ですよね。ハワイに行ったことがないのに、練り込んだアイデアを出してくれたと思います。広告系の勉強をしているということですが、そういったバックグラウンドも存分に活かしてくれたのだと思います。

▼大賞アイデア:全員学生マラマハワイデザインコンテスト

では逆に、何か改善点が求められる余地はありますか?

「もったいないな」と思ったのは、プレゼン資料には入っていなかったことが多かったことです。質問すれば言葉で答えが返ってくるチームも多かったので、最初から資料に落とし込めていれば、よりよかったと思います。視覚的に引き込むスキルや、データ部分でわかりやすく見せる工夫は、もっと改善できる点だと思います。

あとはパッションです!(笑)もっと楽しそうに話すだけでも引き込まれる部分はあるので、アイデアを明るく伝えるだけでも、聞き手の受け取り方は違ってくると思います。

アイデアは恥ずかしがらず、誰かに提案し続ける姿勢が大切

今後の「若者会議」のようなアイデアコンテストや、それに参加する学生に期待されることはどういった点でしょうか?

コロナ禍で大きな打撃を受けていますが、観光業、そしてデスティネーションマーケティングに興味関心を持っていただけたらと思います。

今回は緊張しているチームもありましたが、どのチームからもバイタリティを感じましたし、高いコミュニケーションスキルもありました。若者らしい視点でアイデアを出していただきましたが、ぜひ実際にハワイにも来て現地で体験いただけると嬉しいです。実体験をプレゼンに落とし込んでいくのは大事なことですから、今回で終わりにせず、継続していただければと思います。

今回参加した学生さんや、今後ご参加される学生さん激励の言葉をお願いいたします。

意見やアイデアを自分の中に留めず、企画して提案し続ける姿勢がどこにいても大切だと思います。皆さん、とても新鮮なアイデアをお持ちなので、「こんなアイデアを出したら恥ずかしいな」「こんなの簡単すぎるんだろうな」などという余計な概念は持ち込まずに、積極的にこのようなイベントにも挑戦し続けてほしいですね。

最後に、ハワイ州観光局から学生に伝えたいメッセージはありますか?

ハワイには「ポノ・トラベラー」という素敵な言葉があります。「善良」「道徳的な正しさ」「幸福」「道義をわきまえた」という意味の言葉なのですが、ハワイだけでなく、これからは世界中を旅する皆さんに、訪問先の自然、人々の暮らしや文化について思いやる心を持っていただき、ポノ・トラベラーとして旅行を楽しんでいただきたいと願っています。

■ハワイ州観光局からのお知らせ
ハワイ州観光局公式ラーニングサイト「アロハプログラム」では、「ハワイを知る、学ぶ、繋ぐ」をコンセプトに、ハワイの文化、歴史、自然などを楽しく学べるプログラムをご用意しています。学んだハワイの知識力を試せる「ハワイスペシャリスト検定」も初級~上級までありますので、ぜひ挑戦してみてくださいね!
https://www.aloha-program.com

(マイナビ学生の窓口 若者会議運営事務局)

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