EXILE NAOTOが“学生の君に伝えたい3つのこと”「『自分は何が好きか』学生時代のうちに悩んでおく」

編集部:あこ

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人生の先輩である著名人の方々から、まだまだ自由に使える時間が多い大学生のみなさんに、“学生のうちにやっておいたほうがいい3つのこと”をアドバイスしてもらおうという連載「学生の君に伝えたい3つのこと」。

今回のゲストは、11月5日(金)に公開される映画『ダンシング・マリー』で、やる気がなく、どこか心ここに在らずといった様子で日常をただボンヤリと過ごしている主人公の市役所職員・藤本研二役を演じているEXILE NAOTOさんです。

今年で活動20周年を迎えたEXILEや、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEのパフォーマーとして活躍するだけでなく、俳優やアパレルブランドのクリエイティブ・ディレクターを務めるなど、常に幅広い活動を続けているNAOTOさん。そんな彼は大学生にいったいどんなアドバイスをしてくれるのでしょうか?

EXILE NAOTOが<学生の君に伝えたい3つのこと>

1.海外旅行にたくさん行く

ーーNAOTOさんが、学生のうちにやっておいたほうがいいと思うコトはなんですか?

やっぱり、海外旅行にはたくさん行った方がいいんじゃないかなと思います。

ーー今はまだちょっと難しいかもしれないですけど、もう少ししたらまた行けるようになりそうですよね。

そうですね。それに、社会人になって会社勤めを始めちゃったら、海外旅行に行きたくても、休みなんて取れて1週間ぐらいじゃないですか。1カ月や2カ月海外に行くなんて、本当に学生時代にしかできないんじゃないかと思うので、長期の旅行はした方がいいんじゃないかな。

2.映画『四月物語』、『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』を見てほしい

ーーでは次に、学生のうちに見てほしいと思うモノを教えてください。

岩井俊二監督の『四月物語』(1998)ですね。大学に進学するために上京して、ひとり暮らしを始める女の子を松たか子さんが演じられている作品です。僕、大学には行ってないんですけど、『四月物語』を観て「大学っていいな」と思って。だからあの作品を大学生が見るとモチベーションが上がるんじゃないかな(笑)。もちろん、現役の大学生であるみんなのほうが大学のことは知ってると思うんですけど、観ることで大学に通っていることをより楽しいと感じられるような気がします。

あと、『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』(1997)もオススメです。シンプルにマジでいい映画だと思います。天才的な頭脳を持っているのに、幼い頃に負ったトラウマから逃れられない青年・ウィル(マット・デイモン)と、最愛の妻に先立たれて心に深い傷を負った心理学者・ショーン(ロビン・ウィリアムズ)との心の交流を描いた作品なんですけど、その中でロビン・ウィリアムスが、“学べることの喜び”や、“学びとは何か”について話すシーンがあって、それがすごく刺さるんです。この作品も大学が舞台になっていて、すごく素敵な映画なので、ぜひ見てください。

3.「自分は何が好きか」悩んでおく

ーー自身の経験を振り返って「やっておいてよかったな」と思うコトはありますか?

なんだろう……(と少し考えて)、でもダンスですかね、やっぱり。ダンスがなければここまで来れなかったので。“ダンス”っていう言い方だと誰にもあてはまることじゃないんですけど、やっぱり学生時代って「将来、自分はどうなっていくんだろう」という不安があったり、「自分は何が好きなのか」ということも、なんとなく漠然としていて気づけなかったりするじゃないですか。僕自身、そういうことがすごく多かったんです。

でも、「ダンス好きだな」って思った瞬間、今までやったことがないぐらいダンスを練習するようになって。悩んで悩んで、悩み抜いた先に正解が見つかることもあると思うので、学生時代に「自分は何が好きなんだろう?」ということを悩んでおいてよかったな、と思いました。

「とにかく全力でやりたい」という気持ちが強かった

ーー今作が長編映画単独初主演だそうですが、最初に今作の主演のお話を聞かれたときはどう感じましたか?

もともと映画が好きだったんですけど、昔はもちろん、ただ好きなだけだったんです。でも、EXILEとして活動し始めたとき、役者に挑戦できる機会があって。映画って自分の中で特別なものだし、いつかはチャレンジしたいと思って、さらにそれが主演だったら自分にとっては本当に最高だと思ってたんですけど、その上監督がSABUさんで。昔からSABU監督の作品を好きで観ていたので、映画の主演が決まって、しかもそれがSABU監督作品というのは、自分にとっては本当に特別なことでしたね。

ーーそれだけ映画が好きだと、プレッシャーもあったのでは?

そうですね。「せっかくチャンスをいただいたんだから、とにかく全力でやりたい!」という気持ちが強ければ強いほど、やっぱり同じだけプレッシャーもありましたし、「自分にできるだろうか?」という不安もありました。

ーーNAOTOさんが演じられた市役所職員の藤本研二という人物は、今まで本気で何かをしたことがないという人物ですが、常にいろんな活動で忙しくされているNAOTOさんにとっては、理解しづらいキャラクターだったのでは?

いろいろやってるからそういうふうに思われがちなんですけど、「面倒だな」とか思うこと、めっちゃありますよ(笑)。

ーーそうなんですか? 常にやる気に満ちている方というイメージがあったんですが……。

全然。そんなにできた人間じゃないです(笑)。「うわ〜、今日めんどくせえな」って思うこともありますし、それによって続かなかったことなんて、むしろ続いてきたことより無数にあるかもしれないくらい。

ーーじゃあ、今でも続いていることはよっぽど好きなことなんですね。

そうですね。ひとりの人が人生賭けて続けられることってたぶん限られてると思います。

ーーということは、ついラクな方向にいきがちな藤本の気持ちはわからないでもない?

メチャクチャわかります。なので、藤本はもともと自分の中にあるそういった気持ちをもっと大きくするというか、広げるようなイメージで役を作っていきました。

演出面は監督に委ねながら自分の思う藤本像を広げていった

ーー“市役所職員役”を演じる上で、役作りなどはされましたか?

実際に市役所に行って、どんな雰囲気なのか見に行ったりはしました。人間観察ってほどじゃないですけど、もともと自然と人を見ている方だと思うので、市役所の方の空気感なんかは役作りにすごく参考にさせてもらいました。

ーー実際撮影に入ってみて、SABU監督からはどんな演出があったんですか?

初めてSABU監督と本読みさせてもらったときに、藤本はわりと熱がなかったり、現代っ子というか、現実の世界に熱中できなかったりして物事が続かないとか、現実の世界からちょっと逃避しているところがある、みたいなことを聞いて、自分なりにいろいろと膨らませてからクランクインを迎えたんです。

で、クランクインして2〜3日経って、初めて藤本が話すシーンがあったんですけど、そのシーンが終わったあと、監督から「自分が思ってたとおりの藤本像とバッチリなので、そのまんまいってください」って言われたんです。それですごく勇気が出たというか、監督にそう言ってもらえてよかったなと思って。もちろんそのあと「ここの解釈はもうちょっとこうだから、こんなふうにしてほしい」みたいな演出はあったんですけど、そこはもう完全に監督に委ねながら、自分の思う藤本像を広げていったという感じでした。

ーー霊が見える女子高生・雪子役の山田愛奈さんとのシーンが多かったと思いますが、山田さんと共演されてみていかがでしたか?

山田さんはこの役にピッタリすぎて……。なにかこう神秘的なオーラを発してるんですよね、ただ立っているだけでも。話すと普通なんですけど。雪子にはちょっと不思議な能力があって、底が見えない女子高生みたいな役ですけど、彼女のその神秘的なイメージと役柄のイメージがピッタリ合っていて、黙っていてもすごく不思議な魅力のある人だな、と思いました。

ーー伝説のヤクザ幽霊・アニキ役の石橋凌さんと共演された感想をお聞かせください。

石橋さんは本当に「スターだなぁ……!」と感じる方でした。カメラが回っていても回ってなくても“アニキ”というか。撮影現場はめちゃくちゃ寒かったんですけど、アニキはずっと1枚羽織っているだけ(の衣装)で、なのに一言も「寒い」と言わないし、寒そうな仕草すらしないで、本当にアニキのようにどっしりしていて。で、カメラが回ったらもう最高のアクションをされて……。演じているときの存在感だけじゃなくて、演じていないときの現場での存在感も大きかったですね。

ーーアニキは体中包丁で刺されているという、ものすごいルックスの幽霊ですけど……(笑)。

すごいですよね(笑)。「こんな登場人物、かつて映画界にいました?」っていうぐらいパンチが効いてると思います(笑)。

ーー石橋さんとは、撮影の合間に何かお話しされたんですか?

石橋さんは、役柄的に僕とあんまり話さない方がいいと思われてたらしくて。だからあまり会話することはなかったんですけど、すごく印象的だったことがあって。石橋さんから、「それまでは(NAOTOの)目を見ないで演じるけど、このセリフだけは伝えたいことだから、そこで初めて目を見る」って言われたんです。そこがどのシーンなのかは、みなさんにもぜひ映画を観て感じてほしいんですけど、そういうご自分の芝居の意図はちゃんと伝えてくださったことがすごく印象深かったですね。

映画祭に行ったときなんかは一緒に食事もさせてもらったんですけど、英語も堪能だし、スペインでの舞台挨拶のときはスペイン語でジョークを言ってお客さんを笑わせたり……、本当に“スターたる振る舞い”とはこのことか、という感じでしたね。

ーー個人的には、藤本と雪子とアニキが3人で手をつないで並んで歩くシーンがかわいくてすごく好きなんですけど……。

「どんな3人なの!?」って話ですよね(笑)。

ーー藤本は雪子と手をつながないと霊が見えないし、そのときは世界がモノクロに見えて、手を放すと霊は見えなくなって、同時に世界もカラーに戻るというのは、観ている側にわかりやすいだけでなく、映像的にもとても美しいと感じました。

僕も初めて監督からその演出を聞いたときは「すごくシンプルだけど見たことないし、すごくいいな」って思いました。実際に映像を観たときは、「こんなにも映えるんだ!」というか、(藤本に霊が見える/見えないの)切り替わりのシーンがこんなにも表現できるなんて!と思いましたし、しかもちょっと時代が変わったようにも見えるんですよね。

SABU監督が世界中で愛されているということを実感した

ーー実際、現代に生きる藤本と、過去に生きていた幽霊たちとでは、それぞれの生きている時代も違いますもんね。モノクロだと、シーンによっては時代劇を観ているような気にもなりました。ちなみに、NAOTOさんが本作で特に好きなシーンはどこですか?

僕は出てないんですけど、ジョニーとマリーの恋の始まりの回想シーンは好きですね。すごく短いんですけど、なんかギュッと詰まってて。SABU監督の映画でああいうシーンってちょっと珍しいんじゃないかとも思うし。SABU監督って、すごくバイオレンスだったり、美しいといってもこれまでは違う美しさだったけど、あのシーンは本当に純愛の美しさというか。そんなシーンが本作の中にポンとあると、すごくきれいなものに感じました。

ーー本作の撮影は3年半ほど前に行われて、公開までにかなり間があく形になってしまいましたけど、その間はどんな気持ちで公開を待たれていたんですか?

コロナ禍ということもあって、公開が延期になったことは結構もどかしかったんですけど、せめてもの救いは、その間に海外の映画祭に出品することができたことですね。僕らというよりは作品ががんばってくれて、世界中を回ってじっくりみなさんに観ていただけて、各国の映画祭でいくつか賞をいただいたりもしたので、この期間は決して無駄じゃなかったと思ってます。

ーー海外での映画祭に参加されたときの印象深いできごとはありますか?

監督はこれまでに何度も映画祭に行かれてるから、監督からは「すごく面白いよ」って聞いてたんですけど、実際行ってみたら本当にめちゃくちゃ面白かったんですよ。なぜかと言うと、映画祭では僕らも海外のお客さんと一緒に席に座って映画を観るから、お客さんのリアクションを肌で感じられるんです。映画祭に来る人たちだからなのか、リアクションも結構デカいというか、笑うときもドカーンと笑うんですよね。しかも、「ここで笑うんだ!?」みたいなところで笑ってたりして。

観終わったあとのティーチイン(映画関係者と観客が質疑応答する)でも、みんな映画に対する熱がすごくて。「本当に映画を愛している人たちが集まってるんだなぁ」とか、「SABU監督は世界中で愛されているんだなぁ」ということを実感した時間でした。

PROFILE

EXILE NAOTO

EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEのパフォーマー。ファッションブランド「STUDIO SEVEN」のクリエイティブ・ディレクター。主な出演作に『サクラサク』(14)、『マンゴーと赤い車椅子』(15)、『HiGH&LOW THE MOVIE 2』、『HiGH&LOW THE MOVIE 2』(17)、『フード・ラック!食運』(主演/20)などがある。毎週木曜放送「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」にレギュラー出演中。

映画『DANCING MARY ダンシング・マリー』
11月5日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開

解体予定のダンスホールに棲みついたダンサー・マリー(坂東希)の霊から恋人のジョニー(吉村界人)を探してほしいと頼まれた、しがない市役所職員の研二(EXILE NAOTO)と霊能力を持つ女子高生・雪子(山田愛奈)が二人の恋を成就させるため、時空を超えて奮闘するヒューマン・コメディ。

映画『DANCING MARY ダンシング・マリー』

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取材・文/落合由希
撮影/島田香
編集/学生の窓口編集部

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食べることと寝ることが大好き。休みの日は家にこもって、ひたすら映画やドラマを見たり、漫画や雑誌を読むのが幸せ。

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