空港やネットでOK! 海外旅行直前に保険に加入する方法
海外旅行直前に保険に加入する方法について解説します。海外旅行へ行く際に、意外に見落としがちなのが、海外旅行保険への加入です。空港に到着した際に、「保険に加入するのを忘れた……」と気づくこともあるでしょう。そんなときでも安心です。
(監修協力:FP 恩田 雅之)
海外旅行保険の加入は当日でもOK
海外旅行保険への加入は、当日でも可能です。自宅を出てから、航空機に搭乗するまでの間であれば、問題なく加入できます。以下が具体的な加入方法となります。
- ターミナルの出発ロビーにある保険申し込み窓口での手続き
- 出国審査後は、海外保険自動引受機での手続き
- スマートフォンによるネット申し込み
プランなどを比較して選ぶ時間があまりない場合などは、無難に各社が提供するおすすめプランを選んでおきましょう。
当日に加入する際に必要となるもの
海外旅行保険への加入を忘れ、出発当日に手続きを行う場合、どのようなものが必要になるのでしょうか? 結論から言うと、必要なものは特にありません。
強いていえば、保険加入期間によっては、パスポートによる本人確認が必要になりますが、これについても海外旅行に行く際には、必ずパスポートを携帯しているものなので問題はないでしょう。
また、保険料の支払いは現金かクレジットカードのどちらかになります。場所によってはどちらか一方しか使えない場合もあることを頭に入れておきましょう。
当日に加入する際の手続きについて
当日に保険に加入する場合は、窓口か海外保険自動引受機で手続きを行います。
名前、生年月日、性別、電話番号のほか、帰宅日、旅行先、旅行目的などを記入し、契約する保険のタイプを決めます。現金かクレジットカードで保険料を支払い、保険契約証、重要事項説明書、海外旅行の安心ガイドブックなどを受け取り、手続きは完了となります。
羽田空港の国際線では午前5時から、成田空港では午前7時から窓口業務を行っています。手続き自体は5〜10分程度で完了しますが、出発便の多い朝と夕方は混み合うことも多いので注意してください。
スマートフォンで契約をする際は、希望する海外旅行保険のサイトにアクセスします。必要事項を入力して、クレジットカードによる支払いを済ませれば、手続きは完了になります。スマートフォンで契約した場合、保険証券などは発行されない場合もあるので、そうした際には契約内容や契約番号の記載された契約確認書などをきちんと確認するようにしましょう。
空港で海外旅行保険に加入するやり方については、こちらのページを参照してください。
→当日でもOK! 空港で海外旅行保険に加入するやり方
まとめ
海外旅行直前に保険に加入するには、空港での窓口による手続きや自動引受機、ネット申し込みが可能ということが分かりました。これで、直前になっても、慌てず、焦らずに加入ができ、海外旅行を安心して楽しめます。
(学生の窓口編集部)
監修協力:恩田 雅之
1959年、東京生まれ。専修大経営学部卒業後、16年間パソコン業界の営業の職業に携わる。CFP®資格を取得後、札幌にて「オンダFP事務所」を開業。初心者向け資産運用に関するセミナーと投資信託など資産運用を中心としたコラムの執筆やローン関連を中心に記事の監修などを中心に活動中。
http://onda-fp-jimusho.com/