旅に出たくなる! 学生必見、青春ロードムービー

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一般に、旅をすることがそのまま映画の物語となっているような映画のことを「ロードムービー」といいます。ロードムービーの中には、景色が美しく旅情豊かで、旅心を誘われる作品がたくさんあります。
今回は、そんな「思わず旅に出たくなる大学生向けのロードムービー」をご紹介します。

『モーターサイクル・ダイアリーズ』(2004年)

将来の革命家は大学時代に旅をした!

革命家として知られるチェ・ゲバラの『チェ・ゲバラ モーターサイクル南米旅行日記』を基に製作された映画です。アルゼンチン・ブエノスアイレスに住む大学生エルネスト(チェ・ゲバラ)と自らを放浪化学者と呼ぶアルベルトは、1台のバイクに一緒に乗って南米大陸の縦断旅行に出掛けます。その道中で南米のさまざまな問題に出くわすというストーリーです。

日本人がめったに見ることのない南米の自然が本作の大きな魅力です。地平線のかなたまで続く草原の一本道、険しい山岳地帯、切り立った崖の向こうの憂鬱な曇り空など詩情豊かな風景が見る者を圧倒します。見ると「自分もバイクに乗って旅に出たい」と思うこと請け合いです。

『ファンダンゴ』(1985年)

卒業旅行のばか騒ぎ! 楽しいでけど切ないよね


テキサス州・ある大学の卒業生たちが5人連れで最後のばか騒ぎと称し、キャデラックに乗ってメキシコ国境へ向かうというお話です。クルマの故障、ガス欠、途中でスカイダイビングに挑戦など、道中さまざまなことが起こりますが、それらのトラブルを主人公たちと一緒に楽しむ映画です。

大学卒業を機にばかを打ち止めにしてそれぞれが大人になっていくという、どこか切ない情感が作品の底に流れていて、それが本作をいつまでも胸に残るものとしています。「大学の友達と一緒に卒業旅行に出掛けたい」と思わせてくれる作品です。

『リトル・ミス・サンシャイン』(2006年)

旅をすることで分かり合う!

アメリカの田舎に住むフーヴァー一家はちょっと変わった人たちばかり。主婦シェリルの夫リチャードは「負け組になるな」と説いて人生のコーチになるべく無駄な努力をしていますし、兄のフランクは自殺未遂を起こしたゲイ。長男ドウェーンは空軍士官学校に入る夢を果たすまではと「沈黙の誓い」を立てて無言ですし、祖父エドウィンは薬物中毒なのです。

ところがシェリルの娘オリーブが美少女コンテストの本戦に出場することになります。一家は節約のため、本戦の行われるカリフォルニアまでクルマで移動することになる……というストーリーです。
アメリカののんびりとした風景をバックに家族の珍道中が繰り広げられ、それが観客の旅心を誘ってくれます。

『LIFE!』(2013年)

人生に「本当の冒険」がやって来た!

ジェームズ・サーバーの『虹をつかむ男』を原作にした映画です。ウォルターは写真雑誌『LIFE』で写真管理の仕事をしていますが、雑誌は休刊することに。最終号の表紙は有名写真家ショーンの写真を使うように指示されますが、その写真のネガがありません。仕方なくウォルターはショーンを追って世界中を飛び回ることになる……というストーリーです。

もともと空想家でぼんやりしながら冒険を夢見ていたウォルターですが、現実世界でもグリーンランドへ、アフガニスタンへと本当の冒険をすることになります。誰でも空想で冒険をすることはありますが、それが現実になったとき、人はどんな思いを抱くだろう?という映画です。
見終わった後には自分の中に「旅へのモチベーション」が湧き起こっているのを感じるでしょう。

『イントゥ・ザ・ワイルド』(2007年)

荒野で若者は何を見つけたのか?

本作はジョン・クラカワーの『荒野へ』を原作とする映画です。『荒野へ』は、若者が放浪の末に遺体となってアラスカで発見されたという1992年の事件、その顛末(てんまつ)を描いています。本映画では、裕福な家庭で育ったクリスがアラスカに真理を探して旅をし、孤独の中で彼が得たものは何だったのかを伝えようとしています。

厳寒のアラスカ、その茫漠たる荒野の中を一人歩んでいく若者の姿は見る者の心を打ちます。このような過酷な旅は誰もができるわけではありませんが、一人旅に出掛けたいという気持ちをかき立ててくれる作品です。

『奇跡の2000マイル』(2014年)

すご過ぎる自分探しの旅


1977年に4頭のラクダと1匹のイヌを連れ、オーストラリアの砂漠約2,700kmを横断したロビン・デヴィッドソンという女性の実話を映画化した作品です。ロビンは6ドルしかないのにアリススプリングに移住、仕事を探して旅の準備を始めるのです。2年間働いた後、彼女は西の海を目指して出発します。

ロビンの旅は、街で暮らすことに疎外感を感じたことが動機の、いわば「自分探しの旅」ですが、ここまでスケールが大きいとスゴイというしかありませんね。砂漠の美しい光景とその厳しい環境は観客を圧倒せずにはおきません。
見終わったら、ワンコと一緒に旅をしたくなるかもしれませんよ。さすがにラクダは無理ですからね。

『大災難P.T.A.』(1987年)

地獄のような旅でも二人なら楽しい!?

クリスマス休暇でニューヨークからシカゴへ移動するだけなのに、それが艱難辛苦の旅になってしまうというコメディー映画です。ニューヨークでの会議が押しに押し、空港までのタクシーが他人に横取りされるのを皮切りに、飛行機は手違いでエコノミークラス、自分の席だけリクライニングできない、読書灯がついたまま消えない、飛行機は悪天候で違う空港に降りる……など旅の状況は悪化の一途をたどります。

しかも、飛行機で隣の席になったぽっちゃりさんと珍道中を繰り広げることになるのです。地獄の道行きなのですが、あまりに面白く、また最後は涙させるストーリーなので「誰かと旅に出るのもいいよね」と思ってしまう傑作ロードムービーです。


というわけで、思わず旅に出たくなるロードムービーを挙げてみましたが、いかがだったでしょうか。他にも『わたしに会うまでの1600キロ』(2014年)『スタンド・バイ・ミー』(1986年)『ジュリエットからの手紙』(2010年)なども旅心を湧き立たせてくれる映画です。ぜひ学生のうちに旅行に出掛けてみてください!

(柏ケミカル@dcp)

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