ファンタスティック・ビースト続編の鑑賞前におさらいしたい! ファンタビ前作&ハリー・ポッターのあらすじ
ハリー・ポッターシリーズと同じ「ウィザーディング・ワールド」を舞台とするファンタスティック・ビーストシリーズの最新作が、2018年11月23日に公開されます。そこで今回は、最新作を鑑賞する前のおさらいとして、前作の内容やハリー・ポッターのあらすじなどをまとめてみました。

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ファンタスティック・ビーストとは?
ファンタスティック・ビーストは、ハリー・ポッターから約70年前の世界が舞台の「同じ世界観を共有するスピンオフ作品」です。2013年に製作が発表され、原作者のJ・K・ローリング自身が脚本を担当することでも話題となりました。そして2016年11月に第1作目の『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』が公開されました。
第1作目は、世界各地を旅する魔法使いニュート・スキャマンダーが、アリゾナに向かう途中に立ち寄ったニューヨークで巻き込まれた騒動を描いています。ハリー・ポッターは魔法の国での騒動が中心でしたが、こちらは魔法の存在しない世界が舞台。それだけに、「魔法」という存在がより際立って見える内容となっています。
また、主人公のニュート・スキャマンダーは、『ハリー・ポッター』劇中で使った「幻の動物とその生息地」という教科書の著者であることが明かされたり、ハリー・ポッターに闇の魔法使いとして登場したグリンデルバルド(配役はジョニー・デップ!)が出てくるなど、ハリポタファンがニヤリとする要素が盛り込まれていました。
ハリー・ポッターのあらすじをおさらいしよう
ハリー・ポッターシリーズの映画は、2001年から2011年にかけて全8作(7作目『ハリー・ポッターと死の秘宝』は2部構成)が公開されました。ホグワーツ魔法魔術学校に入学した少年ハリー・ポッターが、たくましく成長していく姿を描いています。
物語の縦糸となるのは、ハリーの両親を殺害した闇の魔法使いヴォルデモートとの因縁です。1作目の『ハリー・ポッターと賢者の石』から、最終作『ハリー・ポッターと死の秘宝』で決着をつけるまでその戦いは続きました。
ファンタスティック・ビーストに登場したグリンデルバルドは『ハリー・ポッターと死の秘宝』にも登場しています。ヴォルデモートに次ぐ強力な闇の魔法使いで、ヴォルデモートに物語の鍵である「ニワトコの杖」の在りかを明かしています。
ハリー・ポッターとファンタビの関連性は?
2年ぶりとなる最新作『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』では、前作の終盤で事件の黒幕として魔法議会に逮捕されたグリンデルバルドが脱獄。それを追うように指示されたニュートの新たな冒険を描いています。
ニュートにグリンデルバルドを追うように指示したのは、ホグワーツ魔法魔術学校の教師であるダンブルドアです。強大な力と危険な思想を持ったグリンデルバルドが野放しになったことに危機感を覚え、その野望を阻止するためにニュートに行方を追わせました。
ダンブルドアは、ハリー・ポッターシリーズではホグワーツ魔法魔術学校の校長でしたが、それから70年前の今作では「変身術」の教授。トレードマークのもっさりとしたひげ(さすがに控えめですが)も健在です。ジュード・ロウが演じていることもあり、ダンディーな男の魅力たっぷりです。
ハリー・ポッターシリーズでは、ダンブルドアとグリンデルバルドは友人関係にあったと語られており、その後たもとを分かっています。二人は別れた後、ニワトコの杖を巡る対決まで顔を合わせなかったとされているので、本作ではどのような展開を見せるのか注目です。
まとめ
ファンタスティック・ビーストはハリー・ポッターシリーズを見ていない人でも十分に楽しめますが、知っていればより楽しめること間違いなし。もし機会があれば、鑑賞前におさらいしておくといいですね。
(中田ボンベ@dcp)