「フラグが立つ」の「フラグ」とは? 意味や使い方を解説
「フラグが立つ」「〇〇フラグ」という言い回し、TwitterなどのSNSで見かけたことはありませんか。そもそも「フラグ」とは英語で「Flag=旗」という意味。ですが近年Twitterなどでやりとりされる「フラグ」は、実はプログラミング用語からきています。今回はこの「フラグ」の意味と使い方について、例文を用いて徹底解説。さらにメールで使われるフラグ機能についてもお伝えします。
SNSやYouTubeなどで「フラグが立つ」「○○フラグ」という言い回しを見かけたことはありませんか?
そもそも「フラグ」とは英語で「Flag=旗」という意味。これがプログラミング用語としても使われるようになり、近年はSNSなどでもよく見かけるようになっています。
今回はこの「フラグ」の意味と使い方について、例文を用いて徹底解説。さらにメールで使われるフラグ機能についてもお伝えします。
「フラグが立つ」の「フラグ」の意味は?
SNSなどで使われる「フラグ」の意味について、結論から言うと「伏線」「前触れ」などに言い換えることができます。
つまり「フラグが立つ」とは、「伏線ができた」「○○の前触れだ」「見込みが立った」といった意味になります。
例)推しのLINEスタンプ発売のフラグ立った!
「フラグ」は元々プログラミング用語
フラグのそもそもの意味は冒頭でお伝えしたように「旗」ですが、最近の言い回しの元はプログラミング用語の「フラグを立てる」からきています。
プログラム開発でのフラグは、簡単に言えば「ある特定の条件をクリアしたか、していないか」を判断するために使う変数を指します。条件をクリアしたら「フラグを立てる」ことになります。まさに旗のようなイメージですね。
例えばRPGや恋愛ゲームなどでは、プレイヤーの操作によって特定の条件が成立した場合にのみフラグを立てます。するとストーリーが分岐して、新たな展開が進行していくのです。
例)RPGで新しい街に入りたい。
(条件=周辺に話しかける)
→そこにいる人たちに手あたり次第話しかける。
(条件クリア=フラグを立てる)
→街に入ることができた!
(次の展開に進める)
SNSにおける「フラグ」の意味
上のようなプログラミング用語から派生して、SNSや日常会話においてもフラグという言葉が使われるようになりました。
SNSや実生活では主に「伏線」「前触れ」「見込み」といった意味で使われます。そのほか「兆し」「予兆」「暗示」「示唆」などに言い換えることもできるでしょう。
・フラグが立つ→前触れや伏線があらわれた、見込みが立った
・○○フラグ→○○になる可能性大、○○の兆しがある
代表的なものはドラマでの「死亡フラグ」「生存フラグ」、ゲームでの「勝ちフラグ」「負けフラグ」、実生活での「恋愛フラグ」「残業フラグ」など。さらにアイデア次第でさまざまな派生語が生まれています。
「フラグ」の使い方は? 例文を紹介!

実際の使い方を見てみないとイメージしづらい面がありますので、例文で詳しく見ていきましょう。
フラグが立つ
B男「えー! もしかして恋愛フラグ立った⁉」
印象の良いLINEが送られてきたことに対し、「恋愛が始まる兆しなのでは?」という意味で「恋愛フラグ立った⁉」と表現しています。
仕事で「今日も残業の見込みが出てきたね」という意味。このように、「フラグ」はネガティブな意味合いで使われることも多いです。
死亡フラグ
映画での「結婚しよう」というセリフを聞くと、その後に悲劇が起こって命を落とすことになるかも……とハラハラしてしまう方はいるかもしれません。それを「死亡フラグ」と表現しています。
負けフラグ
※負けフラグは「明らかに負けそう」というよりも、「『勝ちに行く!』と勢いづいている時に限って、結局は負けるんだよね……」といった負けの前触れでよく使われます。
(なんか負けフラグ立ちそうで怖いわ……)
調子が良すぎるのは、逆にその後に撃沈する予兆のように感じられる、という意味です。
映画やドラマでよく見る勢いづいた様子は、実は負けフラグ(=負ける前兆)だったりするものです。
こちらはゲームやスポーツでの一幕。経験上、先攻だと負ける見込みが高いから譲る、と伝えています。
フラグ回収
※フラグ回収とは、フラグを立てた通りに物事が進展したことを意味します。
「実際に見込み通りになったね(死んでしまった)」という意味ですね。
自分だけは大丈夫と慢心して安全運転を怠っていたら、予想通り事故が起きたという例です。
このように、「フラグ回収」には「やっぱりそうなったか」というニュアンスがあります。さまざまな「フラグ」の表現の中でも使われることの多い表現です。
フラグを折る
※フラグを折るとは、いったん立ったフラグを打ち消すこと、避けようとする行動を指します。
恋愛の予兆のようなやり取りがあったのにも関わらず、いつも裏腹な態度でダメにしてしまう(進展を打ち消してしまう)、という意味です。
周囲からしてみれば「負けフラグ」が立っている状況を打破して結果を出してみせるといった意味の例文です。
メールにおける「フラグ」機能とは

ここまでお伝えしてきたフラグとはまた別物として、メールソフト(メーラー)やメールアプリにも「フラグ」という機能があります。使い方としては、重要なメールに目印として「フラグ(旗のマーク)」をつけます。
フラグをつけることによって、後で見返すのを忘れないようにしたり、誤って消さないようにしたりといった目的があります。メーラーによってはフラグの代わりに「スター(星のマーク)」などもありますよ。
X(旧Twitter)のフラグ表示機能について
X(旧Twitter)では2021年頃から、人々の誤解を招きやすい投稿に対して警告の意味で「フラグ」を表示させる機能が設けられていました。
これは「フラグ」や「ラベル」などと呼ばれ、それを見たユーザーの注意を喚起するのが当初の目的でしたが、現在はこのフラグ表示機能は無くなっているようです。
これとは別に、2025年8月現在に確認できる機能としては、旗のマークがついた「ポストを報告」という機能があります。この機能では、「ヘイト」や「暴力的な発言」などあった場合に、ポストをXの運営に報告できるようになっています。
まとめ
今回は「フラグが立つ」のフラグのそもそもの意味から、日常生活での使い方までを解説してきました。改めて「フラグが立つ」の意味についてまとめます。
・伏線ができた
・○○の前触れだ
・見込みが立った
・条件がそろった
最後に例文を一つ。
「今日の試合、絶対に勝てる!」(こう言う時に限って負ける、負けフラグ)
→見事に惨敗してしまった(フラグ回収)
→「フラグ回収お疲れさま」などと言われる
ただし、この言い回しはあくまでも若者の間だけでやりとりされるものです。ビジネスシーンや異なる年代とのコミュニケーションでは、使用を避けた方が無難。あくまでも友達同士でのやりとりにとどめておくと良いでしょう。



























