「就活のための」大学生活じゃもったいない! アナウンサー・田中みな実さんが思う大学時代の過ごし方
さまざまな職場で働く社会人のみなさんに、お仕事や大学時代について本音でお話しいただく本企画。今回は特別編として、2018年3月30日(土)に開催された「マイナビ presents 第26回 東京ガールズコレクション 2018 SPRING/SUMMER」に出演し、各種テレビ番組でアシスタントMCとして活躍するアナウンサーの田中みな実さんが登場します。現在のお仕事に感じるやりがいや、今の自分につながっていると思う大学時代の経験についてお伺いしました。
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今のお仕事はどんな内容?
メインはバラエティ番組などでのアシスタントMCのお仕事です。でも、時々雑誌の仕事もやらせていただくこともありますし、今は多方面でお仕事の依頼をいただいています。
一番楽しかった&つらかった仕事は?
『サンデー・ジャポン』という番組でよくロケに行かせてもらっていて、それがすごく楽しかったです。特に印象深かったのは、私が番組を卒業してフリーになるタイミングで、シンガポールに西川(史子)先生と杉村太蔵さんと一緒に行かせていただいたとき。卒業旅行みたいな形で番組がロケをセッティングしてくれたんですけど、そこで西川先生の想いを知ることもできましたし、スタッフさんとすごせた最後の時間だったので、そのロケは本当に特別な楽しい時間でした。
反対につらかったのは……仕事じゃないんですが、新人研修が今振り返ると一番苦戦したかもしれません。でも、研修期間ってどんな人にとっても絶対につらいもの。研修で厳しくしてもらわないと現場に出て困るのはその新人自身だから、教えてくれる人は必要以上に厳しくするんですよね。働き始めて10年経ってやっと、「あの頃先輩が厳しく言ってくれたのはありがたいことだったんだな」と気づかされたりします。みなさんも「なんでこんなに言われなきゃいけないんだろう」って思うことがあるかもしれないけど、研修がどれだけつらくてもやめないでほしいと思います。
今の仕事を選んだ理由は?
大学のサークルの先輩にすごく素敵な方がいらっしゃったんです。で、「こんな素敵な方はどんな職業に就くんだろう?」と思っていたら、アナウンサーになられて。その先輩に「みな美ちゃんもアナウンススクール行ってみたら?」って言っていただいたんです。スクールでは発音や発声といった、これまで学んでこなかったことを教えてもらえて、それがすごく新鮮で。腹式呼吸を意識しながら話すことや、「新聞を声に出して読むと、こんなに難しいんだ!」とか、新たな発見がいっぱいありました。スクールで新しいことを学べる喜びを感じたからこそ、もっとアナウンサースキルを身につけようと思えたし、アナウンサー試験を受けるまでモチベーションが続いたのかなと思います。