英語の勉強が長く続けられるコツ7選 初心者の方必見!
英語を勉強したいという気持ちはあっても何から始めればいいのかわからない、そんな学生の声を聞くことは少なくありません。グローバル社会といわれ、今では日本国内でもたくさんの外国人に出会います。大学でも英語教育に力を入れているところが多くなり、今は留学も決してめずらしいことではありません。外国人留学生が日本の企業に就職することも多くなり、同僚が外国人ということも普通のことです。そんな中で、「英語はもっと必要になってくるだろうから、学生時代から身に着けておきたい」と考える人もいるでしょう。では、どうやって英語の勉強は始めたらいいのでしょうか。今回は英語の勉強の始め方について紹介します。
コツを知って英語の勉強を長く、楽しく続けよう!
英語の勉強が長く続けられるコツ1:英語は長い目で日々コツコツと習慣化
実は語学の上達は、長期に渡って日々コツコツと学ぶことが一番の秘訣です。そもそも、語学は実際に使われている言葉なので、常に生き物のように変化するものなんですね。日本語を例に見てもわかるように、常に新語や流行語が生まれ、それに伴いなくなっていく言葉もあります。
また、もとの意味が変わってくる言葉もあれば、まったく変化しない言葉もあります。そういった性質から、ほかの学問とは少し違っていて、学び終わることのないものでもあるのです。そのため、語学を学ぶのは根気が必要になってきます。
昨今はグローバル社会と言われていますが、日本で英語が必要な場面はまだまだ少ないのが現状です。絶対に英語が必要という環境がなければ、モチベーションを保つのは一苦労でしょう。また、語学は使わなければすぐに廃れるというやっかいな性質も持ち合わせているので、バイリンガルの子どもでもその能力を維持するために毎年海外に出かけたり、そのための勉強を続けたりしているものなのです。ですから英語学習は、何度かくじけても「またやり直せる」というくらいの気楽な気持ちで、長い目で日々コツコツと習慣化することを目標に進めていきましょう。
英語の勉強が長く続けられるコツ2:目的を明確にさせよう~学問として? ツールとして?
英語の勉強法と一言で言っても、なりたい姿というものは人それぞれ。例えば、英語の文献をたくさん読むことが多いので、もっと素早く読めるようになればいいと思う人は読むための英語を極める必要があります。また、外国人とたくさんコミュニケーションがとりたいと思っている人には英会話が必要になります。
語学は4技能といって、「話す」「書く」「聞く」「読む」と、4つの能力を同時にレベルアップしていくことが上達の早道といわれています。しかしそれでも、最終目的は何なのかということははっきりさせておいたほうがいいでしょう。ゴールや目的、目標がしっかり決まっておけば、英語学習を始めたのに続かないという事態も避けやすいです。つまり目標の見える化は、とても大事なことなんですね。
そこで、どんな目的で英語を勉強するのかちゃんと決めてからスタートしましょう。それによって勉強方法も教材も変わってきます。
英語の勉強が長く続けられるコツ3:今の英語力を確認しよう~自分のレベルにあった教材を
英語学習を始めるに際して、何よりも大事なのは今の自分のレベルを知ること。というのも、やみくもに英語学習を初めてもレベルアップにはつながらないからです。大学生レベルの英語能力があるのに中学生レベルの英語を勉強するのは、簡単で楽しいかもしれませんがレベルアップは望めません。また、反対にまったくわからない単語がゴロゴロと入っている上級用の英語教材やまったく聞き取れないリスニング教材も、モチベーションが低下してしまいます。英会話スクールなどがレベル別に生徒を分けるのもそういう理由もあるのです。
理想は今の自分より少し上のレベル。自分の今のレベルを知るには、ネット上にたくさんのレベル確認サイトがあるので、そちらを利用してもいいでしょう。また、TOEICなどのテストでチェックしてみるのも1つの方法です。
そのほかにも、大学には英語の多読教材を置いている図書館が増えてきています。そのような教材にはすべてレベルが表示されているので、自分の大学にそのような教材があるようなら、数冊手に取って実際に使ってみて確認するのもいいでしょう。おおよそですが、どんなものでも7〜8割ぐらいわかるというのが、ちょうどいいレベルだと思います。