いい音の世界へ! 原音忠実がモットー「オーディオテクニカ」のイヤホン&ヘッドホンが高性能でおしゃれ!|マイナビストア“あなたに届くまで”
※マイナビストアは、2019年9月30日をもちまして閉店させていただきました。
“マイナビストアあなたに届くまで”第三弾の今回は、オーディオテクニカさんのワイヤレスイヤホン(ATH-CK200BT)とヘッドホン(ATH-S200BT/ATH-WS660BT)をご紹介。
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日本のオーディオメーカーだからこそできる「原音忠実」を追求した製品作りやこだわりについて、マイナビストア“中の人”としてバイヤーを担当するびやが、商品企画の竹下さんにお話を伺ってきました!
マイナビストア学生の窓口 入学前から卒業後までを応援する「マイナビ学生の窓口」公認ウェブストア。パソコンや文房具などキャンパスライフの必需品から、テーブルやベッドなど一人暮らしをサポートするインテリアまで、約2,000アイテムを取り揃えている。 |
“中の人”びやのプロフィール
マイナビストアのバイヤー。日々、学生がどんな商品を求めているのか、学生にはどんな商品が刺さりそうかを考えている。趣味はサッカー観戦。元カメラマンという異色の経歴の持ち主。 |
トレンドを逃さない! 常に流行を追い続ける商品企画
こんにちは! マイナビストアバイヤーのびやと申します。宜しくお願いします。
こんにちは、オーディオテクニカ コンシューマー企画課ポータブルリスニンググループの竹下です。本日は宜しくお願いします!
ポータブルリスニンググループということですが、竹下さんはどんな業務を担当されているのですか?
弊社では、コンシューマー向け(家庭用)とプロ向け(業務用)で大きく2つの担当に分かれています。その中で私は、コンシューマー向けの音響製品の企画開発に携わっています。
具体的には、市場のリサーチや、国内外の情報や最新のトレンドをキャッチしながら、社内の技術者やデザイナーさんと打ち合わせをして、製品化をしていきます。
学生のみなさんにとっても身近な製品の企画を担当されているんですね。
はい。企画というと、アイディア出しやこういうものがほしいというコンセプト決めだけをするイメージがあるかもしれませんが、私たちの会社では製品が生まれる前から、製品が終わりを迎えるときまでずっと携わることになります。
最初から最後まで製品に愛情を注いで担当できるんですね! 企画から販売に至るまでは、かなり時間をかけるものなのですか?
いえ、コンシューマー向けの特に外で使うようなポータブルタイプは移り変わりが激しく、市場の変化にすぐ対応して商品化する必要があります。
そのため、3年先、5年先の商品などを考えることは少なく、常に1年ほど先の商品について考えていきます。トレンドを追っかけることが大事ですね。
なるほど! では、今はすでに来年のことを考えているのですね。
その通りです。正直、毎年毎年新しいことを考え続けているので、トレンドに追われてないときはないかもしれないですね(笑)。
男女問わず使いやすい! 装着感ばっちりのワイヤレスイヤホン
ではまず、こちらのワイヤレスイヤホン(ATH-CK200BT)からお話を伺いたいのですが、こちらも販売に至るまでは1年ほどでしたか?
そうですね。製作工程の難しさで構想の期間は変わってきますが、この製品については1年弱でできあがりました。
色もたくさんあって、スタイリッシュですが、デザインのこだわりはどこでしょうか?
まず、弊社の製品のデザインは、共通して“意味があるデザイン”にするというルールがあります。それは、音質的な意味なのか、あるいは使いやすい形状という意味なのか、といったことです。
はい。この製品については、男性にも女性にも使ってもらえるような商品というコンセプトがありました。
そのため、例えば通常の大きさのイヤホンだと大きくて耳にうまくはまらないという女性もいると思うのですが、そういう方にも心地よく使っていただけるように「小耳に使える」という“意味のあるデザイン”にしました。
また、女性でも使いやすいという点では、イヤホンの耳に入れる部分のつなぎ目が柔らかくなっているので、装着したときにもその部分の違いを感じていただけます。
たしかに! すごいフィット感があって、ぐっと耳に入っている感じがします!
このモデルは密閉型といって、背面が閉じられた構造で、音漏れしにくくなっています。
ん!? ……しっかり密閉されているので、竹下さんがなんて言ったのかよく聞こえませんでした(笑)。
そうですよね(笑)。5000円くらいのイヤホンと言うとオーディオ市場では安いほうかもしれません。でも、お客さまからしたら5000円を出すというのは、十分「高い買い物」だと思うんです。なので、安っぽく見えない見た目にもこだわりました。
耳にはめる部分に、弊社のロゴがあしらわれたクリアなパーツがあると思うのですが、そこを奥行きのあるデザインに仕上げました。この部分をプラスチック感満載にしてしまうと、値段の割に安っぽく見えてしまうので、気を使った部分ですね。
本当だ! このおかげでチープな感じがしないですね! では、このイヤホンを商品化するにあたって、一番難しかったことは何ですか?
やはり“意味のある形”にするというのが難しいところにつながると思います。“意味のある形”は私たちが守りたい部分ですが、それを実現していくとなると大変なんです。
はい。私たちは「オーディオ」と名のつく会社ですから、ものづくりをする上で「音質」というのは何よりも大切にしているポイントです。特にその根幹にある「原音に忠実」というところは、商品開発をするときの前提として設計を進めていきます。
技術サイドと「こういう音を作っていこう」と話した後に、デザイナーと「かっこいいデザインにしていこう」という話をするのですが、その中で技術者とデザイナーと、それぞれが実現したい形のすり合わせをしていくのがすごく難しかったですね。
音質を優先したい技術者と、見た目を優先したいデザイナーとでは、実現したいイメージが違ってきますもんね。もしかして、デザイナーさんから上がってきたイメージが結局一からやり直しになるなんてことも……?
いや~、本当に一からということもありますね。デザイナーとは始めの段階で、この商品で実現したいことや、どんな生活をしている人をターゲットにしているかなどという部分も入念に話し合うのですが……
最終的に出てきたデザインが「あー違うー!」となってしまうことも(笑)。苦労した分、イメージのすり合わせを繰り返していって、カチッとハマったときには「キター!!!」となりますね(笑)。
一番難しい部分でもありますけど、ハマったときにはうれしいですね。
実は私自身、iPhoneの付属のイヤホンを使っていたところから、初めて自分で買ったのが、オーディオテクニカさんのイヤホンでした!
そうなんですね! びやさんのように、付属品から最初のステップとして、弊社のイヤホンを購入するという人は多いですよ。
特に学生だと、付属品を使っている人も多いと思うんですよね。バイヤーとしては、オーディオテクニカさんの商品のどういう部分を推し出したら、付属品から転換してもらえるのかなぁと思っていまして……。
弊社の商品でいうと、なによりもやっぱり「音質」に自信があります。どんなモデルでも共通して「音質」はこだわり抜いていますから。
もちろん商品によって値段はピンキリですが、その値段の中でできること“以上”のクオリティは常に実現できるように努力をしています。
付属品から2000~3000円ほどグレードアップした商品を使用するだけでも、「いい音」の世界というのに触れてもらえると思います。
そこから先は、またどんどんグレードアップしてもらってもいいですし、そのままの価格帯のものを使ってもらってもいいですし。まずはその「いい音」を一度体験してもらいたいです!
私自身は直接学生と会う機会も多いので、ぜひその部分をおすすめしていきたいと思います!