大学生用語まとめ20選! 現役大学生がよく言う用語・略語は?
学生生活から離れるとわからなくなるものといえば、若い世代同士がよく使う「若者言葉」ですよね。街中でふと若者の会話を聞いたり、テレビで流行語を耳にしたりするたび、「いったいどういう意味なの?」「私も歳を取ったな…」と遠い目をしてしまう人も多いのではないでしょうか。また、同じ大学生でもあまりそういった情報に触れない人なら、会話にこれらの用語が出てきて戸惑うことがあるかもしれません。
「若者言葉がわからなくても生活に支障はないけど、言葉の意味は気になってしまう……」今回はそんな方のために、現役大学生が「友達との会話やSNSでよく使う用語」「大学生活で必ず使う、大学生活特有の用語」について聞いてみました。
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■大学生が友達との会話やSNSへの投稿などでよく利用する用語10選
1位 それな 376名(37.4%)
2位 ワンチャン 298名 29.6%
3位 ガチ勢(がちぜい) 242名 24.1%
4位 ぼっち 212名 21.1%
5位 りょ 209名 20.8%
6位 詰んだ 188名 18.7%
7位 じわる 175名 17.4%
8位 あーね 166名 16.5%
9位 ゆーて 161名 16.0%
10位 萎える、がんなえ 147名 14.6%
第1位にランクインしたのは、「それな」でした。一般的な言葉に訳すと、「そうだね」「わかる」というニュアンスで、「俺は○○だと思うんだよね」「それな!」と使われるケースが多いようです。第2位は若者言葉としてよく知られる「ワンチャン」。可能性は低いがチャンスはある、と伝えたい時に使われます。
第3位は「ガチ勢」。もともとは大学生用語というよりは、ゲームを趣味にしているゲーマーの人たちが使っていた言葉で、主にゲームを本気(ガチ)でやっている人を指して使われていました。ちなみに、ガチ勢の対義語は「エンジョイ勢」で、極めることよりも楽しむことに重点をおいている人たちを指すのだとか。今ではゲーム意外にも幅広い事柄に対して、本気な人を「〇〇ガチ勢」と使っている場合が多いようです。
どちらも言い方によっては相手の気合いやスタンスを茶化すことになるため、使いどころには注意が必要といえそうです。
■「それな」「あーね」など相づちは短いものが人気
ランキング上位に多く入っているのが、簡単に気持ちを伝えられる「相づち」系の言葉です。具体的に挙げると、第1位の「それな」、第5位「りょ(了解)」、第8位「あーね(あーそうだね)」はまさに相づちの言葉。
現役大学生のコメントによると、「それな、あーね、は相槌としてとても便利(男性/20歳/大学3年生)」「『〜よろしくー!』っていわれら『りょ!』ってなるし、すぐ共感すると『それな!』ってなる(女性/18歳/大学1年生)」のだとか。大人からしてみると「なぜわざわざ略すの?」と思いがちですが、「略すほどではないけど、周りもみんな使っているので(男性/20歳/大学3年生)」というコメントにもあるように、仲間のノリにあわせて使っている学生も多いようです。
その他、10位外には「やばみ/つらみ/ねむみ/わかりみ」「こマ?(これマジ?)」など、ネット特有のスラングもランク入りしています。ただ、ネットで使う言葉を現実でも使うと引かれることも多いため、「相手を選んで使う」という意見も見受けられました。
上記を見てわかるように、若者の日常会話でよく使われる用語は比較的移ろいやすいようです。では、学生生活の中で使われるワードにも大きな変化があるのでしょうか?
「新入生が知っておくべきだと思う、大学生活でよく利用する大学ならではの用語」についてもアンケートを実施してみました。