ブラジルのおすすめ観光地20選! 本場のサッカーにサンバなどの魅力をお届け! 4ページ目
サンパウロのサンベント駅から市場へ向かう坂の両脇には、個性的な土産物屋が立ち並び、変わったもの好きな友達にぴったりなグッズが見つかるかもしれません。
大きなドームの中に商店街がそのまま入っている市場。肉や野菜、チーズなどさまざまなものが売られています。見たことのないフルーツや野菜などもありますが、試食をさせてくれるので安心して購入することができます。
ここに来たらぜひ食べてもらいたいのが、2階の食堂エリアにあるモルタデーダのサンドイッチです。ちょっと濃い目の味付けのハムが何層にも重なったサンドイッチはかなりのボリューミーです。肉とトマトとオニオンが挟まったサンドイッチも大人気で、市場が休みの時でも食堂は開いています。
ブラジルのおすすめ観光地11.サンパウロ美術館
南半球屈指の西洋美術コレクションを有すると言われているのが、このサンパウロ美術館。ゴッホ、モネ、ルノワール、ピカソなど、著名な画家たちの作品を鑑賞することができるため、奇跡の美術館の異名を持つのも納得できます。
美術館の1階は、屋外の広場となっていて、休日にはその広場でアンティークマーケットが開催されることでも有名です。本格的なアイテムも多く出品されるので、芸術に興味のある人にはおすすめですよ。
月曜日は閉館となるので要注意。火曜日は無料開放デーとなっており、学生や子ども連れが増え、普段より賑やかな雰囲気に出会えます。メトロの「Torianon MASP」駅から徒歩3分位、パウリスタ大通りに面したところに建っているので、アクセスも心配ないでしょう。
ブラジルのおすすめ観光地12.でいご
サンパウロで日本料理が食べたくなったときには、地下鉄のリベルダージ駅から徒歩で行ける、グロリア通りにある沖縄料理「でいご」をおすすめします。定番の沖縄そばやゴーヤチャンプルはもちろんですが、天ぷらや炒飯、新鮮な材料を使ったお寿司や刺身がおいしく、いつも日本人や日系人で賑わっています。
量が多いので知られているブラジル料理、「でいご」も例外ではなく、沖縄そばなどは2人でシェアできるよう、1人分を頼んでも2人分に小さな器に分けてくれる心配りがうれしいお店です。夜はすぐに満席になってしまうので、19時頃には店内に入るか予約をしたほうが安心です。
ブラジルのおすすめ観光地13.バットマン横丁
ヴィラ・マダレーナ地区にある学生街には、おしゃれなカフェやレストランが集まっている小さな区画があります。USP(サンパウロで一番レベルが高いと言われている大学)のキャンパス近く、狭い路地の壁一面に落書きだらけの場所があり、バットマン横丁と呼ばれています。
1980年代からこの落書きは始まり、落書きの多くは美術系大学の学生が描いていたらしく、今では路地全体が鮮やかなグラフィックに彩られ、アートの世界が広がっています。若者の街と言われるだけあり、週末やサッカーの試合などのイベントがあるときは、観光客や地元の若者達で賑わっているようです。日本のような学生街とは違うので、時間帯や訪れる人数は注意が必要です。
ブラジルのおすすめ観光地14.Fogo de chao
シュラスコ(ブラジル風BBQ)が食べたくなったときには、サンパウロのモルンビ近くにある地元の人が一押しするFogo de chaoがおすすめ! 豪快に肉の塊をとって食べるシュラスコは、ブラジルならではの楽しみ方。いつ来てもおいしい肉が食べられると評判です。スモークサーモンやイタリアンサラミなど30種類以上の食材が用意されたサラダバーがあるのもうれしいですね。
お肉と同じくらい人気なのが店内で働くガウーショ。ガウーショとはブラジル南部の男性のことを言い、彼らはお客に対しとても細やかな対応をし、「次はこのお肉はどうですか?」「なにかリクエストはないですか?」とサービスが精神旺盛。彼らの言葉に乗せられて、ついつい食べ過ぎてしまうとか……陽気なお兄さんには気をつけましょうね。
ブラジルのおすすめ観光地15.アドヴォ・リスボア市場
マナウス港に隣接した市営市場「アドヴォ・リスボア市場」は、アマゾン流域で捕れた古代魚や巨大漁など、日本では食卓に並べられることがないであろう魚が売られています。
市場の食堂街には、パクやマパラという名前の焼き魚が並んでいるお店があります。日本では馴染みのない魚で衛生的に完璧とは言えないお店もあるので、勇気のある人はぜひ挑戦してみてください。パクのフライやヨロのグリルが人気のようです。
市場は1882年に建てられたブラジルでも歴史的価値のある建物と言われており、美しいステンドグラスで飾られた2階建ての建物は、2015年に全面手直しをされたこともあり、早朝は仲買人とお客さんでとても賑やかです。
ブラジルのおすすめ観光地16.アマゾナス劇場
マナウス市内中心部にあるピンクの建物は、19世紀末にヨーロッパからの移民によって建てられたオペラハウスで、館内では、30分から1時間ごとにガイドツアー(英語とポルトガル語)があり、無料のコンサートも頻繁に開催されております。日程が合えば、無料で豪華な劇場のバルコニー席に座ってオーケストラの演奏を楽しむことができるかもしれません。開演日程等は、劇場1階ロビーにある予定表を参考に。また、鑑賞には予約が必要ですので気をつけましょう。
館内にはオリジナルギフトショップもあるので、お土産屋さんが少ないマナウスでは、貴重なお土産スポットです。
ブラジルのおすすめ観光地17.サン・フランシスコ教会
サンパウロから空路で約2時間半、リオデジャネイロからは約2時間のサルバドールのペロウニーニョにある教会です。
外観からは想像できない教会内は、ブラジル国内で最も豪華な内装と言われおり、正面には金の彫刻、内装にも多くの金箔が使われ黄金の教会と呼ばれています。ギャップ好きにはたまらないかもしれません。教会内は、撮影禁止のところもあるので注意が必要です。
中庭を囲むようにある回廊には37点のポルトガルタイル画が並び、聖サン・フランシスコの生涯や社会風刺などが、字が読めない人にも理解できるようにつくられているので、ポルトガル語がわからない人でも楽しめるのではないでしょうか。美術系に興味のある人には特におすすめです。
ブラジルのおすすめ観光地18.メルカド・モデーロ
サルバドール土産を探すならメルカド・モデーロがおすすめです。旧市街の上町と下町を結ぶエレベーター、ラセルダの真下にある黄色い建物。奴隷の取引市場であった歴史をもつメルカド・モデーロ。現在はさまざまな楽器や民族衣装などが売られ、お土産探しにはベストスポットといえます。
同じ商品が違う価格で売られていることも多いので、お財布を取り出す前に他のお店も覗いてみることをお忘れなく! 女性におすすめなのはカッピン・ドウラード(黄金の葦)でできたアクセサリー。天然の葦で作られていて、びっくりするのはその軽さ。ピアスなどが特に人気のようです。1階のステージでは、カポエイラが披露されているので興味のある人はぜひ!
ブラジルのおすすめ観光地19.パンプーリャ
ブラジル南東部にある都市、ベロオリゾンテにあるパンプーリャは近代建築群が有名。人工湖周辺に形成された建築群の中には、曲線が美しいサンフランシスコ・デ・アシス教会などもあり人気のスポットとなっています。
教会の見どころの1つにカシンド・ポルチーナのフレスコ画とモザイク画があり、教会の外壁は聖フランシスコの生涯が青と白のモザイク画で美しく描かれています。
大きな湖の周りを囲むように整備された遊歩道の真ん中の公園には、カピバラが放し飼いにされている穴場スポット。のんびりくつろぐカピバラたちに癒やされるのもいいですね。
ブラジルのおすすめ観光地20.レンソイス マラニャンセス国立公園
「世界で最も美しい砂漠」として、日本でも紹介されるようになったレンソイス。どこまでも続く白砂漠に点在するエメラルドグリーンのラグーンは、あまりの広さと美しさのため写真におさめることが難しいと言われるほど。基本的にサンダルなどで入り込むことは禁止されているので、車から降りた後は裸足での散策になります。雨季には泳ぐこともでき楽しさもアップしますが、日射病予防対策(帽子、飲み物)、日焼け止めは必須アイテムです!
ブラジルのおすすめ観光地をご紹介しましたが、いかがでしたか? 起点となるサンルイスまで(バス等を利用)や、砂漠のあるバヘリーニャスからの移動(4WDを利用)はかなりハードな移動になるので、ブラジル旅行をする時は余裕をもったプランを立てましょう。ブラジルを初めて訪れる人には、日本からのツアーがおすすめです。
執筆者:つかさあおい(ナレッジ・リンクス)
学生の頃から趣味だった旅行は、いつしか仕事になりツアーコンダクター歴は15年。日本国内(47都道府県制覇)と海外(12カ国40都市)を旅するように。現在は旅行ライターとしてまだまだ日本人が知らない現地ネタを情報発信中。ディープでおもしろい国内旅行、その土地ならではの海外の歩き方をご紹介します。