【セコムの先輩社員】セコムショップ セキュリティアドバイザー:内田美紅さん
法政大学理工学部卒業。2016年4月入社。入社後から現在まで、セコムショップにてセキュリティアドバイザーを担当している。
家庭向けの防犯、防災といった「ホームセキュリティ」を展開している『セコム株式会社』。セコムのセキュリティを導入している家や施設には「SECOM」と書かれたシールが貼られていますが、みなさんも目にしたことがあるでしょう。今回は、そのセコムで働く先輩社員・内田美紅さんに、どんな仕事をしているのか、また学生時代の経験について聞いてみました。
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今のお仕事はどんな内容?
私は、現在「セキュリティアドバイザー(以下、アドバイザー)」の仕事をしています。個人宅を中心にホームセキュリティのご提案や防犯診断などのセキュリティアドバイス、そしてサービスを導入していただいたお客さまに対するアフターフォローが主な仕事内容です。また、セコムはセキュリティだけでなく、防災や保険、医療、家事代行などさまざまなサービスを行っているので、お客さまのあらゆる不安やお困りごとに応えられるようなご提案を心掛けています。
お客さまのご自宅へ伺うと、まずは、不安なことやお困りごとなどをお聞きします。その後、家の間取りを拝見し、センサーを設置する窓枠の色をチェックしたり、ご家族のライフスタイルを確認し、使い勝手が悪くならないようなセキュリティプランニングを行っていきます。お客さまとの距離が近い分、「お客さまの生の声」が聞けることや「お客さまの反応」を直に感じられることができ、この仕事の醍醐味を味わっています。最初はお客さまには「セコムさん」と呼ばれることが多いのですが、次第に「内田さん」と名前で呼んでもらえるようになると、お客さまからの信頼を深められているなと実感でき、とてもうれしいです。
もちろんお客さまの要望に何とか応えられるよう苦心することもありますし、時にはお叱りを受けることもあるのですが、セコムの中で一番最初にお礼やお褒めの言葉をいただくことができる仕事です。そこは大きな魅力だと思います。
一番楽しかった&つらかった仕事は?
これまでの仕事の中で法人のお客さまを担当したことがあり、カメラを複数台導入するような大きな規模の仕事を任されたことが、一番印象に残っていますね。長いスパンの仕事でしたが、その間多くの人とやりとりをして調整をしたり、ご家庭向けの営業ではできないような経験をたくさんすることができました。大きなやりがいを感じ、達成感を得られた仕事でした。
一番苦い思い出がある仕事としては、あるご家庭で、窓に貼る防犯フィルムの導入の契約をしたときのことですね。契約後に、そのお家の窓はフィルムが貼れないタイプの窓であることが判明。その後フィルムではなくガラス自体を変更するという対応になったのですが、私の確認不足が原因でお客さまに迷惑をお掛けした大きな失敗でした。
今の会社を選んだ理由は?
会社説明会で「セコムはセキュリティ以外にも医療や保険といったさまざまな事業を行っている」ということを聞いたことが一つのきっかけです。それまで「セコム=警備会社」というイメージだったのですが、それ以外にも取り組んでいることを知って驚きました。そのときに、人事の方が「セキュリティ以外の事業をもっと広め、ALL SECOMで顕在化している課題だけでなく、潜在的な『まだ見ぬ不安』を『安心』に変えていきたい」と話していて、それを聞いたときに「私もそうした企業の新しい取り組みを広める仕事がしたい!」と思うようになりました。
私は理工学部だったので、就活ではIT系の企業への就職を考えていましたが、その説明会から「セコムで人事に携わりたい」と考えるようになり、志望しました。現在はアドバイザーの仕事をしていますが、将来的には入社時に志したように人事の仕事に関わりたいと思っています。