【テレビ朝日の先輩社員】総合編成局 アナウンス部:弘中綾香さん 2ページ目
弘中さんの「ガクチカ(学生時代一番力を入れたこと)」は
スケジュールは詰まっているほうがいいタイプなので(笑)、フィールドホッケー部のマネージャーと掛け持ちでアルバイトを頑張っていた4年間でした。好奇心が強いこともあり、興味のある仕事は学生時代に挑戦してみたいと思っていたので、アルバイトではアパレル業、ファストフードの販売員や事務職、そしてフラワーブーケづくりなどあらゆる業種にチャレンジしていました。
アパレル業では子ども服の販売をしており、当時小学生のお子さんを持つ同僚から中学受験の相談を受けていました。そして塾でのアルバイト経験があったことやわたし自身も中学受験を乗り越えたことで人生の第一歩を踏み出したと感じていたこともあり、その子の家庭教師を引き受けることに。最初はわかりやすく教えることが難しかったですが、成績がどんどん伸びていくことがわたしにも励みにもなりました。結果、第一志望校へ合格! そのときにすごく感謝していただいて、「自分が教えることによって一人の人生を動かしたんだな」と思いました。そして、その気づきは就職活動の軸となっていきました。教育では1対1でものごとを伝えますが、マスメディアでも1対数千人規模で発信ができます。どちらもアプローチ方法は違えども、誰かの心や人生に影響を与えることに変わりなく、わたしはそういった"心や人生を動かせる仕事"をしていきたいと思うようになりました。
仕事で役立っている大学時代の経験は?
家庭教師をしていて小学生にわかりやすく教えようと心がけていたことは、アナウンサーとして相手の立場になって、情報を噛み砕いて自分の言葉で伝えることの訓練になっていました。また授業や部活、アルバイトの多数のスケジュール管理をしていたことは、仕事内容が流動的な今の仕事でとても生かされています。
なにより、フィールドホッケー部でのマネージャー生活が今のわたしのスタンスを築いています。当時は週4日ほどグランドで練習している選手の球拾いやスポーツドリンクの用意などサポートをしていました。正直、派手さはありません(笑)。ただ、このマネージャーという影で支える役割があることで選手の練習が円滑に進み、それによってチームワークよく選手が頑張れればいいなと思いながら、サポートを続けていました。
これは今の仕事でしたら、ミュージックステーションでわたしが目立ってお話しするよりも、タモリさんとゲストの方が気持ちよくお話しされることがいいと思いますし、そのためにわたしは必要な情報を拾ってパスできるように心がけています。また、表に立つアナウンサーとしても、裏で支えてくれているスタッフがいるおかげでこの場に立てていることは忘れてはいけないなと思っています。
就活前にやっておいたほうがいいことは
わたしは、就職活動は"自分から会社を選んでいく"というよりも"必要なところが選んでくれる"という考え方でいましたので、できるだけ視野を広げるようにOB・OG訪問で直接お話を伺うようにしていました。第一志望の業界はありましたが、最初から自分にどんなところに合っているのかを決めつけてはいけないと思っていましたし、視野を広げるためにもメーカーや商社など幅広く20 件ほど伺いました。
もう1つやってよかったことは、自分の0歳から今の年齢までの年表を作ることです。どんな出来事があったか、そのとき感じたこと、得たものの3段階で書いて、自己分析をしていました。書くことで思い出されることも多く、自己PRポイントを可視化できたことがよかったですね。
自分に自信がなくても伝え方次第で相手の受け取り方を変えることはできるので、まずは胸を張って話すことが大事だと思います。そのための準備として、ぜひトライすることをおすすめします!
学生時代もアナウンサーになっても常に自分の立ち位置を考えて、今の自分に必要かつできることに真摯に取り組んできた弘中さん。その積み重なった努力が今の人気と信頼につながっているのだと感じました。"ものづくり"という想いで番組制作に携わる弘中さんだからこそ、これからもわたしたちの心を揺さぶる番組を届けてくれることを期待しています。
趣味:食べ歩き
特技:バイオリン
就活で受けた企業数:15社
志望していた業界:マスコミ・広告
今の会社の魅力:人がいい! 働きやすい!
文:竹林佑子(M-3)
写真:宇田川大輔(M-3)
取材協力:株式会社テレビ朝日