【三菱商事の先輩社員】AI/IoT推進会議事務局:遠藤翼さん 2ページ目

編集部:はまみ

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学生時代編好きなこと・興味があることに取り組めば、自分を知ることができる

遠藤さんのガクチカ(学生時代一番力を入れていた活動)は?

▲学生時代の遠藤さん

今振り返ってみると、あまりこれに「一番」力を入れたと言えるものはないんです。サークル活動やアルバイト、バックパックを背負って世界中を旅行するなど、とにかくその時に好きなことや関心のあることを片っ端からやっていったという感じですね。たくさんのことに取り組むうちに、自分は何をしている時が楽しいのか、何にやりがいを感じるのかがはっきりとわかるようになりました。

例えば当時、インドネシアに長期滞在していたことがあったのですが、三菱商事に入ってからインドネシアで仕事をすることになったときに、その経験で文化的背景を知っていたことがアドバンテージになりました。アップルの共同設立者、スティーブ・ジョブズが「点と点をつなげる(と線になる)」と言っていましたが、こういうことなのかと納得がいきました。無計画でも目の前のことに精一杯取り組んでおいてよかったと、今になって感じています。

仕事で役立っている大学時代の経験は?

株式投資の経験は今に生きています。指数や為替の動きのメカニズム、企業の財務指標を見ていくうちに、産業や業界の課題などが分かるようになっていきました。今でも産業や企業を分析する際にとても役に立っています。

大学のゼミでは、発表の機会があるときには必ず手を挙げるようにしていました。これは、書く・話す・身振り手振りなどさまざまな伝達方法を駆使して、相手に最も伝わりやすい手段を選ぶことを感覚的に身につける訓練になりました。社会人になり、いろいろな場面でコミュニケーションする上での基礎になっています。

また、新聞や書籍はよく読んでいました。ただ読むだけでなく、気になった記事や内容を自分なりに要約したり感想を書いたりしていたんです。結果的に情報を取捨選択し、構造化する力が養われ、メールや資料などの作成に役立っています。視座を高く持つ、視野を広げる、知識や経験にレバレッジをかけるという意味で、読書は大事だと改めて思いますね。

就活前にやっておいたほうがいいことは?

とにかく何でもいいので「一生懸命やる」ということに尽きるのではないでしょうか。失敗を恐れたり、限界を決めたりせずに思いきってやってみると、意外に「やれるな」、「できるな」と思えることは多いですよ。なにかに夢中になって行動してみることで、やりがいを感じること・ものが見えてくるし、「こういう人になりたい」と思える人に出会って、自分の将来のイメージが具体的になっていくと思います。頭で考えすぎて、やらずに後悔するより、どんどんトライしてみてほしいですね。

今まさに脚光を浴びる「AI」や「IoT」の分野で真摯に仕事に取り組んでいる遠藤さん。「AI」や「IoT」の技術を使って、商社ならではの新しい事業や仕組みが生み出されていくであろう今後が楽しみですね。

DATA
趣味:デザイン
特技:整理整頓
就活で受けた企業数:2社
就活で志望していた業界:特になし
現在の会社の魅力:多様な産業の未来や基盤を作る仕事に携わることができるところ/会社も社員も常に正々堂々としているところ

文:イマーゴ
写真:中邨誠
取材協力:三菱商事株式会社

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