【LINEの先輩社員】LINE Ad Business センター AD事業室 Display AD 事業企画チーム:加藤 喜大さん 2ページ目
加藤さんの「ガクチカ(学生時代一番力を入れたこと)」は?
▲学生時代の加藤さん
学業ですね。僕の大学の建築学部は課題がとても多い学部でした。さらに数カ月に一度の設計課題は求められるレベルも非常に高かったため、常に納期を意識しながら、どういうスパンでやっていくべきかを考えていて、いつも気持ちが落ち着かない状態でした(笑)。期日が近くなると、文化祭時期のようにみんなが学内に泊まり込みで作業をしているような環境で、課題提出当日の朝に印刷所へデータを持っていき、印刷を待つ間にプレゼンの準備を進めたりと、とてもハードな日々を送っていました。
仕事で役立っている大学時代の経験は?
大学時代の学業での取り組みは、社会人としての基礎に直結しています。入社後にすぐ大きな案件に立ち向かえたのも、社会人としての基礎体力を学生時代に養えたからだと思っています。建築という正解がないものに向き合っていたので、自分で考えて形にしていく力が養われました。また課題提出に必須のソフト、IllustratorやPhotoshopの扱い方については一切授業がなく、自分たち学生同士で教えあっていたので、必要なものは自分で学ぶということは当たり前の感覚になっていましたね。
学生時代にハードワークを経験したので、社会人の今は定時もあり、給与ももらえて、評価も得られるので、ありがたいなと思っています(笑)。
就活前にやっておいたほうがいいことは?
他者からの見え方や、自分自身の振る舞い方を知ることは、面接だけでなく就職活動全般で必要なことだと思っています。そのため僕は面接官がランダムに質問をしてくれるサイトを利用して疑似面接を行い、その様子を録画して何度もチェックを繰り返していました。上手く話せたと思っても、語尾がわかりづらかったり、手振りがよくなかったりと改善すべき箇所はたくさんありました。これもユーザビリティの1つで、ぜひ面接官の目線になって面接対策にチャレンジしてみてほしいです!
どんな難しい内容も噛み砕いて話してくれる加藤さん。最後の就活前のおすすめの取り組みを聞き、こういった就職活動時代の努力が現在のコミュニケーションにもつながっているのだとインタビューで感じました。今、新しい部署で大きな勢力として活躍しているその背景にも、自身が大切にしてきたユーザーファーストの感覚や大学時代の経験が活きているようです。
趣味:おいしいものを食べること。コンビニの新商品も好きで、アイスは並んでいる商品のほとんどを食べている
特技:広く浅く経験するタイプなので、さまざまな分野の知識と経験あり
就活で受けた企業数:5~6
社志望していた業界:広告業界、不動産、建築・建設関係
今の会社の魅力:影響範囲やスピード感、裁量などを掛け算したときの大きさは圧倒的だと思います。自社からいろいろな事業が展開されていて日々ニュースがあるので、刺激的です。LINEを基軸にした「LINE株式会社」になってからはまだまだ歴史が浅く、そこから世界にチャレンジできることも楽しいと感じています。
文:竹林佑子(M-3)
写真:宇田川大輔(M-3)
取材協力:LINE株式会社