《「はい」の理由》

・夏祭りなど夏のイベントに浴衣を着て行ってみたい（23歳／大学4年生）
・今まで着たことがないし、好きな人と花火大会で着たい（20歳／大学3年生）
・日本人だから着物ぐらい自分で着られるようになりたい（22歳／大学3年生）

「彼女とデート」のテッパン理由に加え、未だ持っていないけれど着てみたい人の中には「日本人だから」と、和を楽しみたい理由が挙がっています。とりわけ最近は、海外からの観光客も多く、浴衣を含め和装を着ていると話しかけられたり写真を求められたり、「日本人」であることを感じる機会もあるのではないでしょうか。

《「いいえ」の理由》

・大きな祭りでもないと着る機会がないのに、保管するのは面倒（22歳／大学2年生）
・暑くて蒸れそうだし動きにくそうだから（20歳／大学2年生）
・手入れが面倒そうだから（24歳／大学院生）

「暑そう」「めんどくさそう」「着方がわからない」と、着たことがないものの、先入観からマイナスの理由が目立ちました。女性の浴衣に比べると、おはしょりを決める必要もなく、「羽織って結ぶ」だけで着られるメンズ浴衣は、実はビックリするほど簡単だと言います。その上、涼しいと感じられる浴衣は、一度着てその魅力に気づいたらはまってしまうかもしれませんね。

最近は浴衣をたしなむ人の増加に伴い、メンズ浴衣も比較的お手頃な価格でフルセット揃えることができます。1万円もあれば、帯から下駄まで揃えられるので、食わず嫌いだった男性も、試しに挑戦してみては？

文　長谷川鴨子

マイナビ学生の窓口調べ　
調査日時：2017年8月
調査人数：男子大学生171人