【サントリーの先輩社員】サントリースピリッツ商品開発研究部:黒田新悟さん 2ページ目
▲学生時代の黒田さん
黒田さんのガクチカ(学生時代一番力を入れていた活動)は?
「サークル活動」です。バスケットのサークルだったのですが、総勢100人を超えるような大きなサークルで、キャプテンも務めました。キャプテンとして100人以上いるサークルのメンバーをまとめないといけませんし、活動の方向性も決めないといけないのですが、楽しみながら取り組めました。もちろんバスケットも真剣にやっていましたけど、それ以上にいろいろな人間と交流を深めることができたのがよかったと思います。
仕事で役立っている大学生時代の経験は?
サークルにはバスケを真剣に取り組みたい人、たまにバスケがしたいだけの人、サークルで遊びがしたい人など、いろんな考えの人がいました。キャプテンとして、そうした異なる考え方を理解した上で、どういうふうにサークルの運営を進めていけばいいのかを考えることができたのはとてもいい経験でした。今の仕事ではサークル活動以上にいろんな考えの人がいて、さらに年齢や職種も異なりますから、自分の考えを主張するだけでなく、相手の考えを聞きまとめることが必要です。そのバランス感覚が培われたという意味では、サークルの経験が生きていると思います。
就活前にやっておいたほうがいいことは?
どんなことでもいいので、何かに思いっきり取り組んでほしいです。それも何年もかけて。ただ、勉強は社会人になっても意外とする時間があるので、できれば勉強以外がいいですね。大学時代に何かを頑張ることで「個性」も出ますし、妥協せずにちゃんとやりきることは、就活だけでなく社会人になってからも役立つと思います。
大学院時代の「目に見える何かをつくりたい」という夢を実現し、多くの人が喜ぶ味をつくり出している黒田さん。「味」という明確な答えのないものを商品化するという難しい仕事ですが、実際に商品となったときの喜びは格別とのこと。それが大きなモチベーションにもなっているようです。もちろんそこには、大学時代のサークルで得た「自分の意見を主張しつつ、相手の意見を聞ききまとめる力」が生きていると言えますね。
趣味:バスケ、スポーツ観戦
特技:時差ボケ耐性
就活で受けた企業数:ES提出が10社前後
就活で志望していた業界:酒類食品業界
現在の会社の魅力:自由闊達に新価値創造できる
文:中田ボンベ@dcp
写真:ブリッジ
取材協力:サントリーホールディングス株式会社