物件探しのコツとは? 引越し初心者は必見のポイントを解説!
「こんなところに住みたい」「こんな部屋にあこがれている」そんな理想がありながらも、金額面などで条件が合わず、なかなか物件が見つけられない。そんな方も意外と多いかもしれません。そこで今回は、そんな物件探しのコツについて、幾度もの引っ越しを行ってきた経験からご紹介します。物件の良し悪しを見極める視点なども合わせてお伝えしていきますので、ぜひ物件探しに役立ててください。
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■物件探しのコツを知る前に……まず、どんな探し方があるの?
まずは物件を探すための方法について、いくつかご紹介していきましょう。
<住みたいエリアの不動産会社を活用する>
もっともオーソドックスな物件の探し方です。地域に根差した不動産の専門家に案内してもらえるので希望する物件を見つけやすい方法。不動産会社のカウンターでスタッフに希望する予算や間取り、住みたいエリアなどを伝えると、条件に合った部屋を紹介してくれます。リストアップした物件を一気に案内してくれるので、じっくり見て吟味できるでしょう。
案内後に物件の資料を受け取り、気になった部屋はチェックしておくようにしましょう。敷金や礼金、手数料、家賃、管理費など、すべての費用をトータルで確認。わからないことがあれば担当者に質問してください。特に質問しておくべき内容として、前の住人の退去理由、空室だった期間、前の住人からトラブルの報告などの有無が挙げられます。
<自分の足で住みたい街を歩いて探す>
住みたい街へ赴き、自分の足で歩いて物件を探すという方法もあります。物件に空きがある場合、「空き室あり」の貼り紙や管理会社の連絡先などが表示されているはず。お気に入りの物件が見つかったら、直接電話で問い合わせてください。周辺の家賃相場などをあらかじめ調べておくと、管理会社との契約交渉に便利です。
管理会社に連絡したら実際に物件の中を見せてもらい、契約条件など詳しい説明を受けます。過去に隣人等とのトラブルがなかったか、また事故物件ではないかなどを確認するようにしてください。
<インターネットで探す>
今やインターネットで全国の物件が探せる時代。遠方の物件をインターネットだけで調べて、契約まで完了させるというケースが増えています。ただしインターネットで契約する場合は、実際に現場で確認することができません。そのため、いくつか注意すべき点を頭に入れておきましょう。
まず鉄筋コンクリート造なのか鉄骨造なのか、物件の構造をチェックしてください。鉄骨の場合、隣室などの騒音が気になる場合があります。また、インターネットのマップサービスを活用すれば、物件周囲の街並みがわかります。そうした情報から立地条件を確認し、生活をイメージしてみましょう。尚、契約の際には必ず担当者と電話で話し、物件に問題がないことを確認してください。
これから住もうとする場所が近くなのか遠くなのか。また、物件を探すのにどれだけ時間を費やせるかといった状況によって、適する物件探しの方法は異なります。納得のいく物件を見つけられるよう、場合によっては複数の方法を組み合わせて探してみるのもいいかもしれません。