【ドワンゴの先輩社員】動画生放送サービス開発部:新田晃平さん 2ページ目
▲大学時代、サークル活動でバイオリンに取り組む新田さん
新田さんの「ガクチカ(学生時代一番力を入れたこと)」は?
学生時代は、よく趣味でアプリを作っていました。猫を飼っているので、猫をかわいく撮るためのカメラアプリや、人間の顔を機械学習の技術を使って認識させるアプリなどです。もちろん仕事でアプリ開発を担当するとなるとまた新たな技術もたくさん勉強しなくてはなりませんでしたが、プログラミングの基礎の部分は学生時代に学んでいたので、入社してからの業務内容に直結していますね。
もともとは子どもの頃からゲームで遊ぶのが好きだったので、ゲームを作る側の仕事をやってみたいなと漠然と思っていました。大学の学科選びの際にも、授業や研究でプログラミングができるということで情報工学科を選択しました。やはり情報工学科ということで、周りにも趣味でプログラミングを勉強したり、アプリを作ったりしている人は多かったですね。会社でも周りにいるエンジニアは情報系出身の人が多いですが、なかには前職でプログラミングを学んでいたり、アルバイトでプログラミングをやっていたりと文系出身でも技術を身につけて入社してきて、活躍している人もいますよ。
仕事で役立っている大学時代の経験は?
趣味でやっていたプログラミングの他には、大学院時代に行った共同研究が役に立っているなと感じます。メーカー系の企業の開発部の方と、所属していた研究室がタッグを組んで数カ月に渡って共同で開発作業を行いました。日々取り組んだ業務内容をレポートにまとめていて、それを元に月1くらいのペースで企業の方とミーティングをする機会が設けられていました。
自分で試行錯誤してきれいにレポートをまとめたつもりでも、企業の人に見てもらうと、かなり鋭い指摘があったりするので、最初はたじたじでしたね。そういった指摘を何度も受けているうちに、先回りして考えてまとめる癖がついたことは、今の業務でも活かされています。やはり仕事をしていると、自分が取り組んだ仕事内容を他の人が見てもわかるようにまとめるということが必要になる場面は多いです。
就活前にやっておいたほうがいいことは?
自分の志望業界と、どんなかたちでもいいので繋がりを持っておくといいと思います。アルバイトやボランティア、インターンなどいろいろな形があると思いますが、実際に自分がその環境に入ってみることで、どんな業界なのか、そもそも本当に自分が入りたい業界なのか判断できるようになるので。あとは就活のときに話のネタにしやすいですしね。
まだ志望業界が決まっていないという人は、自分の好きなことから見つけていくのがいいのではないでしょうか。私は昔から好きだったゲームというジャンルから、それを作り出すプログラミングへと自然に興味関心が移っていきました。まずは自分がどんな道に進みたいのか、自分の感情に素直になって見つけることが大事だと思います。
ゲームが好きで、小さい頃から将来なんらかのかたちでゲームに関わる仕事をしたいと漠然と考えていた新田さん。ゲーム業界ではないものの、プログラミングを通して知ったアプリ開発の世界でその好奇心を活かして活躍されています。
入社3年目に入って現在の業務や社内環境にもだいぶなじんできたところで、今後は、大学院時代の研究テーマだった「人工知能」を活かした開発にも挑戦していきたいとのこと。土日も都内で開かれるプログラミングの勉強会に参加するなど、常に積極的に新しい知識を吸収しようとする姿勢も、仕事での活躍に繋がっているのでしょうね。
趣味:ゲーム(LoL、モンスターハンターなど)
特技:楽器(バイオリン、ベース)
就活で受けた企業数:15社
志望していた業界:メーカー、ゲーム等
今の会社の魅力:みんな活き活き仕事をしている、出来る
文:吉田まや(サイドランチ)
写真:金子山
取材協力:株式会社ドワンゴ