オンラインで学習できる! アメリカの授業制度「ハイブリッドクラス」とは?【学生記者】
こんにちは。アメリカの大学に通っている彩華です。今回は私が冬学期に履修した授業の1つである、ハイブリッドクラス ( Hybrid Course ) について簡単に紹介します!
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■ハイブリッドクラスとは⁈
Seattle Central Collegeでは、大半のクラスで1時間以上の授業を月曜日から金曜日まで毎日行っています。一方ハイブリッドクラスでは、大学に行ってクラスで受ける授業は週に1回から3回で、授業のない日は自宅でオンラインでの学習というかたちになります。私が以前受講していたSociologyという教科のハイブリッドクラスは、毎週水曜日の午後6時から8時半までの2時間半で、毎日提出しなければいけない課題は特になく、隔週でReaction Paper の提出、毎週末の小テストがありました 。
Reaction Paper というのは、教授から出された記事や動画などの課題について、それらの要約と各自の意見などを書いてまとめるものです。私が受講していたSociologyのクラスでは、世界の貧困について扱った1時間半ほどの動画についてまとめるReaction Paperが1番大変でした。
■ハイブリッドクラスのメリットとは?
1番大きなハイブリッドクラスのメリットは、毎日大学に行かなくても授業の単位がもらえることです。これは、大学に通いながら外で働いている学生、小さな子供がいるために毎日大学に通うことが困難である学生に、特に当てはまります。アメリカの大学には、他の大学を卒業して就職した後、学びたいことが見つかって入学してくる生徒や、子供が大きくなって手がかからなくなった段階で、働くために学ばなければいけないことがあって1クウォーターだけ入学してくるという生徒が度々見られます。そのような生徒には、ハイブリッドクラスは学業と私生活を両立させる大きな手助けとなっています。