短歌サークルってどんなことをしているの? 早稲田短歌会の活動を紹介!【学生記者】
こんにちは、早稲田短歌会4年の谷村行海です。
いよいよ入学式のシーズンになり、新入生のみなさんはこれから始まる大学生活に心を躍らせていることと思います。大学生活はさまざまな経験ができる貴重な時期で、サークル活動はそれを充実させてくれる大切な要素の1つです。でも、ただでさえ忙しい4月に数あるサークルの中から自分に合ったものを見つけるのは大変ですよね。そこで、今回は早稲田短歌会の活動を紹介し、事前にどんなサークルかを知ってもらえればと思います。
▼早稲田短歌会さんの書いた記事をもっと読む!
https://gakumado.mynavi.jp/student_reporters/336
▼谷村行海さんの書いた記事をもっと読む!
https://gakumado.mynavi.jp/student_reporters/335
〇早稲田短歌会ってなにをしているの?
早稲田短歌会(通称わせたん)では週に1回18:30頃から歌会という短歌の批評会のようなものを中心に活動をしています。歌会では短歌を1首ずつ持ち込み、良いと思った短歌に票を入れ、票の多い短歌から順に評をしていきます。歌会には短歌を持ち込まず、評だけの参加や見学も可能です。また、歌会のほか、有名な歌人を取り上げ、その歌人に関して勉強会をする場合もあります。
〇会員はどのくらいいるの?
現在の会員数は30名程度で、東京大学や一橋大学、御茶ノ水女子大学や東海大学など、早稲田大学以外の学生も多数在籍しています。また、年に数回、他の大学の短歌会の学生やOBOGが活動に参加することもあります。そのため、他大学の学生でも活動に参加することができます。
〇年会費はあるの?
早稲田短歌会では会員から年会費の徴収は行っていません。ただし、年に1度3月に『早稲田短歌』という機関誌を発行しているため、そこに作品を載せたい場合には一人あたり数千円の印刷費を徴収しています。過去の機関誌については以下のサイトから閲覧することが可能です。
『早稲田短歌』webバージョン
http://wasedatanka.web.fc2.com/wasedatankaweb/index.html
〇合宿はあるの?
毎年春と夏に全国の短歌会との合同合宿を行っていて、早稲田短歌会は毎年夏の合宿幹事を担当しています。合宿では歌会や勉強会のほか、宿泊先の近辺を観光しながら短歌を作る吟行など、毎年さまざまな活動を行っています。合宿で仲良くなった他の短歌会の仲間と一緒に文学フリマに参加するなど、大学などの垣根を越えた交流ができるのも魅力の1つです。
〇短歌初心者なんだけど大丈夫?
毎年4月には新歓勉強会というものを行っており、そこでは短歌史の流れや、短歌の用語などを会員が解説してくれます。そのため、大学から短歌を始めることも十分可能です。過去の会員には大学から短歌を始め、新人賞を受賞された方も存在します。
〇新歓活動はどこでやってるの?
4/1~4/5の期間には早稲田大学本キャンパスに新歓ブースを設置しており、サークルの詳細な情報を聞くことができます。また、4月にはお花見、5月には新歓コンパも行う予定です。詳しい情報は今後早稲田短歌会のHPとTwitterで発信していきます。
早稲田短歌会HP
http://wasetan714.blog7.fc2.com/
早稲田短歌会Twitterアカウント
https://twitter.com/wasetan
短歌と聞くと古臭いイメージを持つ方も多いかもしれません。でも、現代の短歌シーンでは若い人々の活躍が目立っており、短歌は大きな変革を遂げています。ぜひ一度早稲田短歌会に足を運び、短歌の魅力を知ってもらえればと思います。
文・谷村行海