大学のレジュメをきれいにまとめて保管するファイル術とPDF化に便利な無料アプリ
大学の講義で配られる大量のレジュメ、指定の教科書よりもプリントを使った講義の方が多い先生もいて、管理が大変ですよね。
次から次へと配布される新しいプリントの整理・保管に悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
今回は、大学で配布される大量のレジュメをきれいにわかりやすくまとめる方法とPDF化するために便利なアプリを紹介します。
大学のレジュメ保管はファイルを使った整理術を駆使しよう
大学のレジュメは講義があるごとに増えてしまうもの。「一度取ったらもう関連講義もない」という講義のレジュメなら失くしても未練はありませんが、専攻科目や関連講義のレジュメは必要なときにいつでも見れるようにしておきたいですよね。
そんなときは、市販のファイルを使ってレジュメを整理しましょう。
書類の整理というとクリアファイルを思い浮かべるかもしれませんが、クリアファイル以外にも使える整理用品があるんですよ。
クリアファイル:その日の講義分を持ち歩くときに便利
クリアファイルは、持ち運びが簡単にできてとても便利なアイテムです。
シールやインデックスを使って自分で教科やジャンルに分けてしまっておくと綺麗に収納できます。
ただし、プリントを入れられる枚数が限られるので、レジュメが多い講義には不向き。「レジュメが少ない講義にだけ使う」「その日に配られたレジュメを保管するだけに使い、整理は家で行う」といった使い方が良さそうです。
ファイルケース:講義別に作ってロッカー保存すると失くさない
パチンと閉まるロックやジッパーがついているファイルケースは、クリアファイルよりもレジュメが入る量が多く、ロッカーに立てて保存できるので便利です。紙製のものだと持ち運びには適していないので、PP製のものがオススメです。
ファイルケースの背の部分に講義名を書き、講義別のファイルケースを作っておけば、講義のたびにそれを持っていけばいいだけで済みますよ。
前期・後期の節目にファイルケースを持ち帰り、「取っておいた方がいいもの」「よくわからないのでひとまず取っておくもの」「不要なもの」でわければごちゃごちゃしません。
インデックス付きファイルケース:取手付きは持ち運びに便利
ファイルケースの中には、内側にインデックスが付いており、外側に持ち運びに便利な取っ手が付いているモノがあります。
上で紹介したファイルケースよりも厚めになりますが、1つのファイルケースに複数の講義分のレジュメが入りますよ。
曜日別インデックス付きファイルケースを用意しておけば、朝忙しいときにそれだけ持って講義に出かけられます。
クリアブック:講義が終わりこれ以上レジュメが増えない科目に
1ページに1枚レジュメを保存できるクリアブックは、持ち運びにとても便利で、ファイリングしてあるプリントが見やすいです。
1ページに1枚という風に入れておけばプリントを取り出さずに見ることもできるのが魅力です。しかし、1冊のページ数が30ページ程度と少なく、プリントの順番を変更したいときに手間がかかります。
どちらかというと講義が全て終わってからのレジュメ整理に適しています。
二つ穴ファイル:家でじっくり整理・収納したい人に
二つ穴ファイルは、多くの書類を整理できます。紙タイプのものだとPPタイプよりも安く手に入り、背の部分に講義名を各場合もシールを使う必要がありません。
ただし、ファイリングの際に穴を開ける必要があるため、講義室で整理する場合は穴あけパンチか穴あけシールを持っていく必要があります。
レジュメを頻繁に使う講義の場合、古いレジュメの穴がガバガバになりファイルから抜け落ちてしまうこともあり、現時点で受けている講義の持ち運びには不適です。
ファイルボックス:前期・後期別にファイルケースごと整理できる
ファイルボックスは、ファイルケースや二つ穴ファイルをそのまま保存できる箱型の保存容器です。
見た目に美しく整理できるので、前期・後期の講義が終わってからのレジュメ整理に活躍します。ロッカーに入れておくとスペースが節約できますよ。
大学のレジュメをPDF化して保存・持ち運びたい人におすすめの方法・アプリ
レジュメを紙で保存するよりは、PDF化してクラウドで保存し、スマホやタブレット、パソコンで見たいという人もいますよね。
レジュメをPDF化したい人におすすめの方法とアプリを紹介します。
スキャナーで保存:家庭用プリンターに機能がある場合が
スキャナーのスキャン機能を使ってPDF化するのが便利です。
自宅にプリンターがある場合は、プリンターにスキャン機能が付いているか確認しましょう。コンビニのコピー機や大学のコピー機でスキャンすることもできますが、お金がかかってしまいます。自宅にあるものでスキャンできるならそれに越したことはありません。
コピー機でスキャンする:必要度が高いものをスキャン
コピー機でスキャンし、PDF化することもできます。
大学やコンビニのものを使うのが一般的ですが、スキャンにも料金がかかるので使える金額を考え、「重要なもの」「使用頻度が高いもの」をスキャンしておくといいでしょう。
Nアッププリントでプリントの枚数を減らすことも可能
スキャンではないのですが、Nアップと呼ばれるコピー方法があり、その方法を利用すれば複数のプリントを縮小して1枚のプリントにまとめることができます。
プリントの枚数を減らす事ができるのでプリントも綺麗にまとまります。Nアップが出来るプリンターとできないプリンターがあるので注意しましょう。
検索可能なPDFにするならOCR処理をすべき
作成したPDFをOCR処理すると、電子書籍のようにPDF化したレジュメ内の単語や文章を検索できます。
スキャン機能にOCR処理が付いているものもありますが、ない場合は有料ソフトのAdobe「Acrobat DC」を使ってOCR処理するといいでしょう。
Adobe「Acrobat DC」の料金や使い方は、公式サイトで見ることができます。
公式サイト:Adobe Acrobat DC
Adobe Scan:無料で使えるOCR付きのスキャンアプリ
Adobe Scanは、OCR処理付きのスキャンアプリです。スマホのカメラでレジュメを撮影するだけでレジュメをPDF化してくれます。
iOS、Android両方で使用可能で、料金は無料。撮影したレジュメが傾いていても文章を自動で認識し、トリミングしてくれるので、撮影に時間もかかりません。
App Store:Adobe Scan: OCR 付 スキャナーアプリ
Google Play:Adobe Scan: OCR 付 スキャナーアプリ
Microsoft Office Lens|PDF Scan:Word編集も可能なスキャンアプリ
Microsoft Office Lens|PDF Scanは、Microsoftが提供するスキャンアプリです。
細かい文字は近づかないと読み込んでくれないのですが、PDF書類だけでなくWord編集可能な書類にもできるのが魅力です。
また、手書きの文字を変換したり、画像から表を起こしてくれるので講義ノートの整理にも一役買ってくれます。
App Store:Microsoft Office Lens|PDF Scan
Google Play:Microsoft Office Lens|PDF Scan
単位を取り終わった大学の講義のレジュメはどうする?
単位を取り終わった講義のレジュメを捨てるか保存しておくか、保存するとしていつまで保存するか、悩みますよね。
できるだけ保存しておくに越したことはありませんが、スペース的な問題もあります。大学のレジュメを捨てる判断はこれを基準にしておくと失敗が少ないですよ。
大学のレジュメを捨てる判断はこうすると失敗が少ない
大学のレジュメを捨てる判断は、
- ・ 自分の専攻科目か
- ・ 関連講義を受ける予定はあるか
- ・ 先輩方は保存しているか
の3つを軸に判断すると失敗が少ないです。
普段は使わないようなものでも、後で調べたいことが出来た時のことを考えるとプリントは中々処分できませんが、あまりにも関係ないものは捨ててしまっても問題ないでしょう。
先輩方が「取っておいた方がいいよ」というものは、取っておいた方がいいですよ。
大学のレジュメ保管はファイルやアプリでPDF化が便利
あればきっと役立つとは思うものの、全てを取っておくと場所を取って仕方がないのが大学のレジュメ。
ファイリングやPDF化を駆使してきちんとプリントをまとめておけば、使う時にも探しやすいです。自分にあったアイテムを見つけて日頃からプリントをまとめておく習慣をつけておきましょう。
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