【東大生の頭脳に挑戦】あなたの注意力を試す! 「小学生にもできる」計算問題【学生記者】 2ページ目
5位の人を抜かしたということは、それまであなたは6位だったのですから、現在は5位です。
A2:正解は3
端から0m、5m、10m、15m、20m、25mのところに植えなければならないので、全部で6本必要です!25m÷5で5本と計算しそうになりますが、間隔が指定されているこのような問題では+1本しなければなりません。これは「植木算」といって、小学校の算数で非常によく出てくる問題です。みなさんは覚えてましたか?
A3:正解は1
芥川龍之介『蜘蛛の糸』リスペクト問題でした。実際のお話ではカンダタは天国にたどり着けず、地獄に真っ逆さまに落ちてしまいます。昼夜あわせて、1日で50m分上昇するので、1000÷50で答えは20日……ではありません!
18日目で900m登ったあと、19日目の昼でさらに100m登るので、19日で登りきることができます。
A4:正解は1
水と塩を1:1で混ぜているので、答えは100%! ではありません。数学的に考えると、できるはずの食塩水は40g、そのうち塩が20gなので、濃度は50%になります。しかし、実はこれも不正解! 二重のひっかけ問題でした。引っかかりましたか? 実際には、普通の1気圧において塩は水におよそ25~30%程度しか溶けません! なので溶け残りが発生して、正解は約30%となります。数学だけでなく、化学に関する注意力があるかどうかも試す問題でした。あなたは騙されずに解けましたか?
これらの問題、からくりを知らない人にとっては、かなり難しかったのではないでしょうか?初見で当てられた方は、かなりの算数的センスがありますよ!
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